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引っ越しの失敗や不安、その原因を聞き、賢い部屋探しを考える、今回の失敗分析インタビューは現在、建設業で働いている女性に話を伺いました。
2010年2月、パート・アルバイトをしていた30代の時に、4回目のお引っ越しで初めての1K(一人暮らし)のお部屋に引っ越した時のお話です。
【今回のポイント】
これまで家族でのお引っ越し経験はあったものの、実家から出て、初めての一人暮らし。
自由な時間を増やそうと思ったものの、掃除、洗濯、食事などすべてを自分でやることに若干の不安があったそうです。
他にも、女性の一人暮らしに大切な治安の確認や集合住宅だけに隣人の騒音問題など・・・。
多くの一人暮らしを始める女性が引っ越し前に不安視するポイントをキチンとなぞってくれており、個人的にいいヒアリングになったと思っています。
1.引っ越しを決めた理由や理想のライフスタイルは何でしたか?
一人暮らしをして、自由な時間を増やしたかったから。
自宅では誰にも気兼ねをせずに、マイペースで生活するのが理想でした。
2.引っ越し前の不安について
2-1.不安はありましたか?
生活のすべてを全部自分一人でやらなければいけないという不安がありました。
2-2.その不安は引っ越しまでに解消しましたか?
分からないことがあると、その都度ネットで調べて解決しました。
3.引っ越し時の失敗について
3-1.失敗や後悔はありましたか?
思った以上に隣人の騒音や声が聞こえて、それが気になりました。
3-2.失敗を防ぐための対策はしましたか?
アパートではなく、壁の厚いマンションに引っ越せば、騒音問題はかなり解決できたと思います。
3-3.今は、その失敗は解消しましたか?
完全には解消できていないので、うるさい時は耳栓をしています。
4.引っ越し後にトラブルなどありましたか?
引っ越し当時は隣人の騒音や声がかなり気になりました。
でも、今は静かすぎる夜など、人が居る気配がある方が安心だと思えるようになってきました。これは郊外あるあるかもしれませんが・・・。
5.引っ越しする人へアドバイスや良かったことを教えて下さい
騒音問題はどこでもあると思うので、もしひどいようなら耳栓対応はおススメです。
治安や防犯対策は後からどうしようもないので、物件探しの時にしっかり確認しておいた方が良いでしょう。
今は自然豊かな場所なので、思った以上に夜は静かなのが良かったです。まるで「シーン」という音が聞こえてきそうでした。
6.引っ越しインタビュー後の考察
木造のアパートだけでなく、コンクリートを使ったマンションですら、騒音問題はみな気にしています。 さらに、騒音問題とセットでよく言われるのが振動問題です。
ただ、面談時も含め、振動についてコメントする人は多くないです。
ほとんどの人が気づいていませんが、振動も長く続くとストレスからイライラしてしまい、体調を崩したり、人間関係が悪化させてしまうケースも過去の相談があります。
振動の発生原因はマンション内で上下階の人が暴れる、子供が走り回るだけではありません。 古いマンションの前面が幹線通りや抜け道になっている場合、トラックなどの大型車が建物の前をよく通ります。その他、地下鉄が通っているマンションも実は揺れます。
そのため、内覧の時に急ぐことなく、現地で少し時間を取って、振動について調べてみて下さい。 お部屋に10~15分いるだけで、なんとなく分かります。 スマートフォンのアプリにも振動を図るものが入っています。それを利用するのも良いと思います。
ともかく、内見はせっかく時間を掛けて行っているので、ただ見て終わりにせず、事前に準備してしっかり調べるようにして下さい。
参考になる内容として、内覧時に使えるチェックリスト5選と、内見時に使えるアプリをこちらにまとめました。
今回の引っ越しを糧に、次回以降の部屋探しは成功して欲しいです。最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
これまでの引っ越しの失敗インタビューを生かし、事件・事故に遭わない部屋探しの手順をまとめました。
特に、引っ越しで後悔しやすい部屋探しの経験が3回以下の方や、転職で東京へ上京等、遠方への引っ越しで急いでいる方向けに1人・2人の成功体験だけでなく、失敗例とこれまでの実務経験から作ったマニュアルになっています。
4,000件の引っ越しデータを分析し、時間やお金をムダにしないため、家から出ずにスマホで地雷部屋を簡単に除去できます。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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