【考察なし】はじめての引っ越しで防犯面を見落として・・・

今回の引っ越しの失敗・不安やその原因を聞き、対策を考える事例分析インタビューは、現在で会社員として働いている女性にお話を伺いました。

2011年3月、学生をしていた20代の時に、はじめての引っ越しで2DK(一人暮らし)のお部屋に引っ越した時のお話です。

1.引っ越しを決めた理由や理想のライフスタイルは何でしたか?

就職をきっかけに、部屋探し及び引っ越しを経験しました。新社会人になると同時に初めての一人暮らしということもあったので、ありきたりですが、半年後には、自分の稼いだお金で購入した家具や小物で部屋をコーディネートして自分のための城を完成させて、さらに、平日は仕事に燃えて、アフター5や休日はその自分のための空間でお茶でも飲みながらゆっくり趣味の読書をする、というような生活が出来れば良いなぁと思っていました。

2.引っ越し前の不安について

2-1.不安はありましたか?

部屋探しを何から始めれば良いのか、どの不動産会社にお願いして部屋探しをすれば良いか、また、引っ越し先のエリアがどういったところなのか、色々なことがわからず不安でした。部屋探し自体が初めてで、また、引っ越し先についてもこれまで住んだことも訪れたこともない場所でした。

2-2.その不安は引っ越しまでに解消しましたか?

まずは、そのエリアの情報についてネットで出来る限り検索しました。幸い、友人も同じエリアでの部屋探しをしていたので、友人から現地の不動産会社を紹介してもらうことが出来ました。さらに、その不動産会社から、そのエリアでのスーパーや病院、交通網等といった生活に必要な情報について得られました。

3.引っ越し時の失敗について

3-1.失敗や後悔はありましたか?

玄関のドアが、小さいガラスがはめこんであるようなデザインのもので見た目はおしゃれだったのですが、部屋にいると電気の明かりがうっすら外に漏れてしまうので、防犯上少し気になりました。また、玄関とベランダが同じ面を向いている部屋の1階に住んでいたのですが、知らない人が訪ねてきた時、たとえ居留守を使ったとしてもベランダから様子を窺われるのではと、そちらも防犯上気になり、失敗したかもと思いました。

3-2.失敗を防ぐための対策はしましたか?

玄関とベランダが同じ面を向いている間取りであれば、階数は2階以上の部屋を選択した方が良かったかな、と思います。1階といっても、階段を2~3段上った、地面から少し上の高さの部屋だったので問題ないと思ったのですが、住んでみたら防犯が気になりました。また、1人暮らしの場合は、玄関ドアの反対側にベランダがあるような間取りの方が安心するような気がします。

3-3.今は、その失敗は解消しましたか?

その部屋からはもう何年も前に引っ越してしまったのですが、当時行っていた解消方法として、基本的なことかもしれませんが、日中でもレースの白いカーテンを閉めておくことは徹底していました。あとは、玄関からリビングまでに廊下があるような間取りだったので、廊下の電気は極力つけないで部屋との境界のドアは閉めておくなどの対策をとっていました。

4.引っ越し後にトラブルなどありましたか?

トラブルというほどではないのですが、引っ越しにより上の階に住む人が別の人に変わった際、歩く音や話し声など、上からの生活音がかなり目立つようになりました。

5.引っ越しする人へアドバイスや良かったことを教えて下さい

引っ越し先の情報についてネットで調べることも大切だと思いますが、もし引っ越し先に知人がいる場合は、その人から色々情報を仕入れるのが一番心強いなと思います。あとは、間取りにもよりますが、女性であれば、やはり2階以上の階数の部屋の方が防犯の面でも気持ちの面でも安心すると思います。徒歩10分圏内に、スーパー、病院、職場、コンビニ、駅など、生活に必要なものが全てあったので、仕事帰りに買い物をして帰ったり、その時の気分でふらっと電車で街中に出かけたり、ということができて非常に生活しやすかったです。

6.引っ越しインタビュー後の考察

あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。

今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。

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相樂 喜一郎

この記事を書いた人

相樂 喜一郎

事例を基にトラブルの少ない取引を目指し、2011年以降130件以上の不動産取引を経験。現在はこれまでの経験を活かし、地域の金融機関と一緒に相続に伴う実家の再生や売却、住み替えに注力。不動産鑑定士補、宅地建物取引士、相続アドバイザー、住宅診断士。 >>その他詳しい実績はこちら

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