次の部屋へ引っ越し時、退去費用でオーナーと揉めに揉めて・・・

「いい部屋を見つけ、選ぶのに何回も引越しをしないといけないの?」

他人の失敗を参考に、部屋探しで時間もお金もムダにせず、今よりしなやかに生きる。

引っ越しの失敗や不安、その原因を聞き、スマートな部屋探しを考える、今回の失敗例分析インタビューは現在、公的機関で働いている女性にお話を伺いました。

2018年03月、パートをしていた40代の時に、6回目の引っ越しで3LDK(家族)のお部屋に引っ越した時のお話です。

【今回のポイント】

引っ越しは何度もしていて慣れているつもりだったけれど・・・、と引っ越し慣れしている彼女ですが、退去時の費用でオーナーとトラブル!

6年以上住んだ部屋の原状回復にオーナーが資金を出し渋りしたことが要因のようです。退去時の費用は直接オーナーと話せなくなった彼女ですが、管理会社も間に入り、管理会社の担当を通して交渉を続けることになります。しかし、担当は知識も乏しく・・・、さて、退去時の費用など、その後どうなったのでしょうか?

1.引っ越しを決めた理由や理想のライフスタイルは何でしたか?

北欧調のインテリアでシンプルな感じにしたくて、引っ越した当時はインテリアを揃えるために頑張りました。

子供がいるので、閑静な住宅地に引っ越し、近くの公園で子供を遊ばせてゆったり有意義に過ごせたらなと考えてました。

2.引っ越し前の不安について

2-1.不安はありましたか?

引っ越しは学生の頃から何度もしているので、引っ越しのノウハウは身につけていたつもりでしたが、今回した引っ越しは6年以上住んでいたのにオーナーが原状回復に対する資金を出し渋り、間に入っていただいてた管理会社との交渉が長引きました。

また、管理会社も火災保険の返戻について無知だったのもビックリし、呆れました。

2-2.その不安は引っ越しまでに解消しましたか?

とにかく、オーナーとは直接話せないので管理会社の担当を通して交渉しました。一応、6年以上住んだ場合は経年劣化も加味して精算することはわかっていたので、それをオーナーに伝えて頂き、何とか納得いく内容で終えました。

しかし、管理会社に一括で支払った火災保険の返戻について問い合わせたところ無知だったため、直接保険会社に連絡すると伝えたんですが、管理会社の方でやるからとの回答だったにも係わらず、その後音沙汰なく数ヶ月過ぎたため、直接保険会社に連絡しました。

後日、管理会社から電話が入り、書類が送られてきて返戻してもらった経緯がありました。

3.引っ越し時の失敗について

3-1.失敗や後悔はありましたか?

今の引っ越しでは注意していたので大丈夫だったのですが、過去の引っ越しでは鳩がベランダに止まり、糞や巣作りしたりと大変でした。洗濯物も干せず、網を張るよう依頼したのですが、景観が悪くなるからと管理会社に拒否され、毎日悩まされたことがあります。 部屋探しをした時の内覧では、ベランダもキレイに掃除されててわからなかったので騙された気分でした。

また、プロパンガスか、都市ガスかでも大きくガス代が違うというのも知らなかったので引っ越しして失敗したな、と思いました。

3-2.失敗を防ぐための対策はしましたか?

部屋探しをする際、外観や間取りだけでなく、今は鳥が止まらないか必ず聞きます。また、内覧する時は昼間にし、太陽の照り具合を必ずみます。

また、壁の薄さはもちろん、どんな人がオーナーなのかも確認し、管理会社の評判も気にするようにしないといけないなと思っています。

もちろん、プロパンガスか、都市ガスかも部屋探しの検索時にもチェックします。

3-3.今は、その失敗は解消しましたか?

管理会社については、どんな物件を扱っているか確認しるようにしています。 そして、オーナーはどんな人なのかも確認します。今まで引っ越しで失敗したことについて、全て聞くようにして解消しました。

4.引っ越し後にトラブルなどありましたか?

子供が共有部で毎日大声で遊んでいてうるさく邪魔でした。 親もほったらかしで何も言わない人だったので嫌な思いをしたことがあります。

5.引っ越しする人へアドバイスや良かったことを教えて下さい

管理会社やオーナーはきちんと確認して、退去する際トラブルのないように気をつけて部屋探しをした方がいいと思います。また、モニター付きインターフォンがあるのとないのとでは、安心感が全然違うのであった方がいいと思います。

また、自分の状況に応じて、部屋探しをすることは重要かなと思います。 独身の時は家族がいるところではなく、一人暮しの人が多く住んでいる環境で交通の便がいいところ、子育て中は、逆に家族世帯が多いところを選んだ方が気を遣わなくて住むので大事だと思いました。

それが今叶っているので満足してます。

6.引っ越しインタビュー後の考察

管理会社の担当を通して退去時の費用の交渉となったようですね。火災保険の返戻について、ほとんどのないケースが多いですが、一部あるケースもあります。そのため、担当は知らないことが多く、契約時に退去時の火災保険の返戻についても確認するといいと思います。

担当のレベルを図る意味でも確認して良いと思います。「知っているだろう」ではなく、確実に確認すべき点はしておきたいところです。

また、以前の引っ越しの際、ベランダに鳩が巣を作ったり、糞を落とす 状況もあったようですが、これも内見時にチェックリストを作っておくと聞き漏れがないと思います。 例えば、プロパンガスか、都市ガスか? 今回の場合、オーナーや管理会社(担当の情報)なども契約前に情報を収集しておくことで違った結果になったかも知れせん。

気が早い話と思うかも知れませんが、契約時に「退去時のこと」も キチンと確認・話をしておくことで一番揉めやすい退去がスムーズになると 思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。サクッと読みきれるよう、私たちなりにポイントを整理し、結果と原因のみ、記載しました。

ーーー

『引っ越しはセンスや経験じゃない、失敗データを活かしたスマートな部屋選び』をモットーに、現状に満足せず、更なる成長を目指すあなたの部屋探しを、地域や建物の情報を検証し、引き続きしっかり提案・サポートしていきます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問を中心に、サイトの移動を機にもっと参考になるよう、一部内容を修正・追記し、投稿しています。

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大和田 豊

この記事を書いた人

大和田 豊

事例を参考に失敗の少ない不動産取引を目指し、2012年以降90件以上の不動産取引を経験。現在はコロナウイルスの影響を受け、ローン返済に悩んでいる方向けに、生活の早期の改善に向け、債務整理に注力。宅地建物取引士、任意売却取扱主任者、住宅ローンアドバイザー。>>その他詳しい実績はこちら

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