50代という年齢的にロフトで寝ることがやっぱり不安でした。

引っ越しの失敗や不安、その原因を聞き、賢い部屋探しを考える、今回の失敗インタビューは現在、自営業をしている男性に話を伺いました。

2015年9月、自営業をしていた50代の時に、6回目の引っ越しで1K(一人暮らし)のお部屋に引っ越した時のお話です。

【今回のポイント】

ロフト付きの部屋へ引っ越した際のお話です。 一般的に、ロフトは部屋の広さが18㎡以下の狭い物件に設置されているケースが多く、若い方はロフトにあこがれ、布団を敷いて寝る方が多いです。

ただ、こちらの方はどうだったのでしょうか?

家賃の予算があまりなかったようですが、これまでの失敗例や経験からロフトはあこがれだけでなく、安全面・運用面などを多面的に考える必要があると個人的に思っています・・・。

1.引っ越しを決めた理由や理想のライフスタイルは何でしたか?

通勤先に通いやすく便利な場所に移りたいと思い、引っ越しました。福岡市の地下鉄姪浜駅に近い周辺で探しました。

家賃は多少高くなりそうでしたが、利便性を優先しました。

理想は、集中して授業の準備ができる静かな部屋と、仕事がとにかくうまくいく環境を確保することでした。

これは選んだアパートが正解だったので実現できたと思っています。

2.引っ越し前の不安について

2-1.不安はありましたか?

ロフト付きの部屋にしたのですが、年齢的に既に55歳になっていたので使用に不安がありました。

はしごを上るとき誤って転落するのではないかと心配でした。

2-2.その不安は引っ越しまでに解消しましたか?

一般的にはロフトを寝室として使う方が多い様ですが、布団は部屋に引いてロフトは物置きにするなど、無理のない範囲で活用しようと考えていました。

3.引っ越し時の失敗について

3-1.失敗や後悔はありましたか?

敷金・礼金なしという売り込みでしたが、別途トイレ・シャワー、エアコンなどの取り付け機器の不具合が生じたときにすぐに駆け付けて解決してくれるサービスというのがあり、それを仲介不動産側から強く勧められました。

料金を支払いましたが、結果的にその必要は全くありませんでしたので、安易に契約したことを後悔しました。駆けつけサービスの更新の知らせが来たときには使わなかったので断りました。

ちなみに、ロフトについては、はしごの上り下りに不安を感じたので、結局、部屋の床で寝ていました。しかし、ロフトに置いていたものを取りに上がるため、ロフトを使用せざるを得ず、実際に転落事故を起こしてしまいました。

はしごがしっかりかかっていることを確認せずに上ってしまったのが良くなかったのだと思います。

3-2.失敗を防ぐための対策はしましたか?

ロフト付きの部屋と言うのは、若い人には問題ないと思いますが、50歳以上の年代の人が入居する場合、危険性を考えた方がいいと思います。

階段ならまだ良いですが、はしご式では自分のように転落事故を起こすリスクが高いと思います。

3-3.今は、その失敗は解消しましたか?

転落してからはより慎重に使用する様になりました。今は上り下りをする回数も必要最低限にしています。

4.引っ越し後にトラブルなどありましたか?

隣室との壁が薄く、会話が聞こえてくることがしばしばありました。

5.引っ越しする人へアドバイスや良かったことを教えて下さい

安さには勝てず、私は1Kの部屋に入らざるを得ませんでしたが、1LDKでもマンション形式、あるいはチラシ、売り込みの人が簡単にアクセスできない構造になっている部屋をおすすめします。オートロックやモニター付きインターフォン、防犯カメラとかでしょうか?

その方が、家賃は高くても、生活の質が確保できます。

というのも、1Kのアパートにして一番悩まされたのは、NHKの激しい料金徴収の繰り返しでした…。これは異常なほどで、「うちにはテレビがない」と本当のことを言っても容易に引き下がらず、苦労させられ通しでした。

6.引っ越しインタビュー後の考察

6-1.おしゃれなロフト付きハウス

今回は、ロフトの使い方を変えたり、慎重に使用することによって一定の解決はしたようですね。

6-2.オートロックは防犯面だけでなく、無用な営業もロック?してくれます。

オートロックによる図々しい営業が来ることを防いでくれることは色々な人の失敗例に出てきます。オートロックとセットで、モニター付きインターフォンもあると、二重の防犯性が担保されていいと思います。

ただ、防音性の問題などはその物件の設備などに大きく依存します。今回は家賃に予算をあまり取らなかったので致し方ない面はありますが、今回の引っ越しを糧に、次回の部屋探しは成功して欲しいです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

これまでの引っ越しの失敗インタビューを生かし、事件・事故に遭わない部屋探しの手順をまとめました。

特に、引っ越しで後悔しやすい部屋探しの経験が3回以下の方や、転職で東京へ上京等、遠方への引っ越しで急いでいる方向けに1人・2人の成功体験だけでなく、失敗例とこれまでの実務経験から作ったマニュアルになっています。

4,000件の引っ越しデータを分析し、時間やお金をムダにしないため、家から出ずにスマホで地雷部屋を簡単に除去できます。

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あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。

今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。

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馬場 紘司

この記事を書いた人

馬場 紘司

事例を基に後悔のない取引を目指し、2013年以降40件以上の不動産取引を経験。現在は投資や居住用の不動産を中心に売却価格を上げるリノベーションなど建物の改修に注力。宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー2級、住宅ローンアドバイザー。>>その他詳しい実績はこちら

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