突然の転勤で神奈川へ、引っ越しシーズンで希望の部屋が見つかるか不安でした。

土地勘のない街への引っ越しやはじめての部屋探しで悩んでいる方へ、『失敗にハズレなし』の信念で、正しいお部屋の選び方を学んでみませんか?

OWNDAYSの田中社長の新刊『大きな嘘の木の下で』を読みました。破天荒フェニックスがベストセラーになった最新作です。

その中で、田中社長に一冊の本が大きな影響を与え、今のOWNDAYSを作るヒントになったと書いています。それは、失敗研究の名著『失敗の本質』です。

なぜ、日本が大国アメリカを相手に戦争をはじめ、多くの人を死に至らしめ、世界で初めて原爆を2発も落とされたのかを研究した本です。この本を読み、強く思ったことは絶対に目的と手段を履き違えない事です。

ところで、部屋探しにオンラインを使う理由は何ですか?

  • 引っ越し先が物理的に遠いため、オンラインで部屋や街を知りたい。
  • 忙しく、時間がないので、オンラインで部屋探しを相談したい。
  • コロナ他ウイルスで外出や対面がしずらいので、オンライン面談をしたい。

これらの理由であれば、あなたの部屋探しが上手くいくと思います。ただ、オンラインだからなんでも任せられる、安心できると思って選んでいると引っ越し先で後悔する可能性があります。なぜなら、条件を聞き、お部屋を探し、提案してくれる画面の先の人は経験者がきちんとやってるか、分からないからです。

オンラインだから、だれでもその日にお部屋を提案出来ます。同じように、LINEを使ったお部屋の紹介サービスなども増えていますが・・・、さて、前置きが今日も長くなってしまいました。考察に残りはまとめます・・・すみません。失敗例スタートです。

第1897回目の今回は、20代の製造業に勤めている男性会社員の方にお話を聞きました。2011年3月の転勤を機に、中部地方から関東地方への1Kでの一人暮らしに向け、2回目の引っ越しを行った時のエピソードを詳しく教えてくれました。

引っ越し経験者から部屋探しの失敗やトラブル、良かった点を聞き、自分の今後に生かす。効率よく、満足度の高い部屋探しをして下さい。

【今回のポイント】

2回目のお引越し、引っ越しまでの時間がなく、しかもシーズンで物件が見つかるかどうか心配されていた20代の男性のお話です。 転勤でのお引越しで、引っ越し日までに十分な時間が取れず、希望するお部屋が見つかるか心配されていたようです。 その後、どうだったのでしょうか?

1.引っ越しの理由や引っ越し後の生活について

1-1.引っ越しの理由を教えて下さい。

会社から転勤を命じられ小さな営業所勤務になったため、愛知県から神奈川県に引っ越さなければいけなくなりました。

1-2.引っ越し後はどんな生活をイメージしていましたか?

新卒で入社して1年経たずの転勤であったため、まずは営業所の環境に慣れて、社会人生活に慣れなければということばかり考えていました。

2.引っ越しが終わるまでどのくらい掛かりましたか?その理由も教えて下さい。

二週間程度掛かりました。会社からの命令で突如転勤が決まってしまったため、時間的な余裕が取れませんでした。

3.引っ越し時の不安について

3-1.どんな不安がありましたか?

転勤が決まってから引っ越しをしなければいけない日まであまり時間がなく、また引っ越しシーズンでもあったため、お部屋が見つかるか最後まで不安でした。

3-2.不安になった理由を教えて下さい。

物理的に離れているため、物件見学を何度も行けないため、物件見学に行った時間や曜日以外の物件の状況や周辺環境を下調べすることが難しいことです。

4.部屋探しの失敗について

4-1.失敗を教えて下さい。

愛知県にいるときと同じような間取りでお部屋探しをしてしまい、家賃が愛知に比べてかなり高くなってしまったことです・・・東京だけでなく、神奈川も都会の家賃は本当に高いです。

4-2.失敗の理由を教えて下さい。

お部屋自体は特に問題はなかったのですが、駐車場に照明が全くなかったため、かなり暗かったためとにかく物騒でした。

4-3.失敗再発への対応は?

お部屋探しの段階で物件を不動産屋さんに案内してもらうのとは別に、自分で夜の状況も見に行くことが大切だと思います。

担当の人に夜の写真をいくつかもらうのもいいと思います。

4-4.その他何かあれば、教えて下さい。

特にないですが、遠方への引っ越しは色々と難しいことが分かりました。

どうしても初期費用を抑えたい、敷金礼金ゼロじゃないと引っ越せない方はコチラのページを見てみて下さい。スーモでお部屋を検索時に初期費用を抑えることでどれほど選択肢だ減っているのか、わかると思います。

5.引っ越し後のトラブルをもしあったら、教えて下さい。

入居後しばらくしたら、上の階から突然水漏れが発生し、押し入れの中のものが全て水浸しになってしまいました。

6.引っ越しを経験して、良かった点は?

6-1.部屋探しの良かった点

引っ越しを経験すると引っ越し会社の方以外にも、友人に手伝いをお願いすることもあり、人脈の大切さを学習することが出来ました。

6-2.そう思った理由は?

普段あまり人にものを頼まないので、こう言う機会に人に頼れ、ありがたみが分かりました。

6-3.他に頭の片隅に入れておいた方がいい事はありますか?

特にありません。

7.これから部屋探しをする人へのアドバイスについて

引っ越しは何度か経験しないとわからないこともかなり多いですが、自分だけで抱え込まずに、周りに相談したり手伝ってもらうのも手だと思います。

スーモを使った賢い検索方法について、実際の検索数を基にその手順をこちらのページにまとめました。敷金、礼金、手数料が安い部屋を優先するより、2階以上、風呂トイレ別などの条件を優先して、検索した方が変な部屋を選ぶことはなくなります。

8.仕事関連の引っ越しだからこその失敗やその理由をもしあれば、教えて下さい。

転勤の場合は特に急に命ぜられる場合も多く、なかなか引っ越しまでの時間が取れなかったりするので、焦って物件を決めて失敗してしまいがちと思います。

9.今回の部屋探しをお願いした不動産会社について

9-1.選んだ理由を可能であれば、教えて下さい。

遠方でなかなか不動産屋を選ぶ余裕はなかったことと、引っ越しまで時間がなかったため、最初に電話した不動産屋で全て決めてしまいました。

9-2.不動産会社に期待するは?

物件見学に行く時間以外の物件状況に関しては不動産屋に下調べしてもらうとして、物件見学の際に土地勘がない場合は周辺案内もやってもらえると嬉しいと思います。

10.部屋探しの失敗を聞いての考察について

10-1. 不動産の繁忙期のシーズンは希望する物件をゆっくり内覧して決めることができないのが現状です。

いい物件はネットに掲載された時点で問い合わせが入り、内見せずに決める方も中にはいらっしゃいます。また、不動産屋さんが隠し玉(物件)を持っているとよく言いますが、昔よりはポータルサイトと呼ばれる物件掲載サイトが充実して来た為、以前よりは少なくなっています。たくさん業者を回って気に入る所を見つけることも重要ですが、ネットで下調べをするのもこの時期は非常に重要になってきます。

10-2. また、1日で物件を探すよりも実際はホテルなどに2,3日でも宿泊しながら探すことをお勧めします。

ネットで情報収集を完璧にできて、不動産に関する知識もあるのであれば、1日でも問題ないと思いますが、私のようなプロでもやはり知らないエリアへ引っ越しとなれば慎重になります。希望する条件に少しでもフィットする物件に出会うためには、費用はかさみますがよりよい物件に出会える確率も上がります。今回の経験や失敗を次回のお部屋探しに生かし、理想の生活や成長が実現できることを祈ってます。

私は、お客様の満足度を下げたり、上げたり、サービスの質をブラさないように先ずはデータを使って、ゴミや地雷部屋を除去する方が自分に合った部屋を探し、充実した毎日を過ごすというゴールに圧倒的に早く、近づく事が出来ると思っています。何も武器を持たず、竹やりやこん棒ぐらい??で圧倒的な物件数と戦う時代はもう終わったのでは?と個人的には思っています。

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。あなたの部屋探しに今回の失敗を参考にしてもらえると嬉しいです。ただ、自分で色々と確認するのが面倒な場合には、その担当者に色々な確認をお願いする方が効率的だと思います。

もし、それでもなんか、ダメな感じがする場合には、メール✉で連絡をもらえれば、何かアドバイスできると思います。特に、これまでの引っ越しの失敗インタビューを生かし、事件・事故に遭わない部屋探しの手順を基に回答や対応していきたいと思っています。

最後に、他にも同じような部屋探しの失敗エピソードがあるんですが、失敗する前に読んでみませんか?

ーーー

あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。

今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。

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相樂 喜一郎

この記事を書いた人

相樂 喜一郎

事例を基にトラブルの少ない取引を目指し、2011年以降130件以上の不動産取引を経験。現在はこれまでの経験を活かし、地域の金融機関と一緒に相続に伴う実家の再生や売却、住み替えに注力。不動産鑑定士補、宅地建物取引士、相続アドバイザー、住宅診断士。 >>その他詳しい実績はこちら

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