遠方への引っ越しで、数回しか現地に足を運べないまま決めてしまいました

物件を見に行く時期だけで決めないで、他の時期のことも想定して見るといいと思います。

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2015年9月14日

遠方への引っ越しで、数回しか現地に足を運べないまま決めてしまいました

このページの主な内容

部屋探しや選び方で悩んでいる方へ、『失敗にハズレなし』の信念で、正しいお部屋の選び方を学んでみませんか?

ところで、畑村洋太郎先生を知っていますか?東大の名誉教授だったり、失敗学のすすめ他色々な書籍を書いていて、日本の失敗研究の大家と言っても過言ではない方です。

今回は、そんな畑村さんが以前書かれた失敗を生かす仕事術と失敗からの復活、回復力からこれからお部屋を探すあなたの為になると思ったことをまとめます。

まず、『失敗はどんなに注意しても必ず起きます。特に、新しいことをやろうとするとまず確実に失敗します』

ただ、失敗のほとんどはきちんと扱っていれば、事前に防げたものばかりで、失敗が起こったとしても・・・

多くの人が好んで使ってきた『成功例に学ぶ』方法は、右肩上がりの時代だからこそ通用した方法で、10年おきに不景気が来る激動の時代には非常に難しいと思っています。

現に、ポータルサイトによくある住みたい街ランキングなどを参考に部屋探しをしてても、当社の部屋探しに関するアンケートで70%近い人が部屋探しや引っ越しで後悔・失敗していました。

この事から、部屋探しは他人の失敗から学び、クリティカルな失敗やよく起こるトラブルを事前に知り、対策を練った部屋探しを行うことが一番効率的で満足度が高くなりそうだと思ってます。

その為、今後も失敗で地雷部屋の除去、頑張ります…。前置きが長くなって、すみません。失敗例スタートです。日々の失敗分析にやる気が出る一冊でした…。

第2185回目の今回は、20代の通信に勤めている男性会社員の方にお話を聞きました。2014年9月に、関東地方から関東地方への1LDKでの一人暮らしに向け、五回目の引っ越しを行った時のエピソードを詳しく教えてくれました。

引っ越し経験者から部屋探しの失敗やトラブル、良かった点を聞き、自分の今後に生かす。効率よく、満足度の高い部屋探しをして下さい。

【今回のポイント】

5回目のお引っ越し、夏の時期だけの快適さで選んでしまった20代の男性のお話です。 駐車場の隣が林になっていて、秋になると落ち葉がひどく車が汚れるようですね。その後解決したのでしょうか?

1.引っ越しの理由や引っ越し後の生活について

1-1.引っ越しの理由を教えて下さい。

前職と同じ通信業で起業し独立するため、他県で仕事する必要があり、引っ越しが必要になりました。

1-2.引っ越し後はどんな生活をイメージしていましたか?

一人暮らしと言っても出来れば広めの部屋でワンルームではない物件で、自家用車を持ち市街地近郊で静かな住宅地にあるアパートで生活をしたかったです。

2.引っ越しが終わるまでどのくらい掛かりましたか?その理由も教えて下さい。

三カ月程度掛かりました。遠方への引っ越しで、仕事をしながらであったため、一週間に2度くらいしか現地に足を運べず時間がかかりました。

3.引っ越し時の不安について

3-1.どんな不安がありましたか?

冬季になると湿気がすごくしばしばカビが発生する物件でした。また、立地的に林が近くにあったため落ち葉や虫の発生がありました。

3-2.不安になった理由を教えて下さい。

4.部屋探しの失敗について

4-1.失敗を教えて下さい。

引っ越しを検討して物件を見て回ったのが夏の時期だったのですが、その時期以外を想定していなくて夏の時期の快適さで決めてしまいました。

4-2.失敗の理由を教えて下さい。

駐車場の隣が林の為、秋になると落ち葉が非常に多く車が汚れる。また、ベランダが林側にある為、洗濯物に虫がつく。

4-3.失敗再発への対応は?

物件を見に行く時期だけで決めないで、他の時期のことも想定して見るといいと思います。私は夏に見学したのですが、林があって夏にも関わらず涼しい感じがして決めました。しかし、落葉樹が多かったのを見落としていた為、秋の終わりには落ち葉が多いという想像を全くしていなかったので、失敗しました。

4-4.その他何かあれば、教えて下さい。

5.引っ越し後のトラブルをもしあったら、教えて下さい。

秋の終わりに駐車場に大量の落ち葉があり、自家用車やバルコニーの汚れ被害。虫の大量発生。冬場の湿気によるカビの発生。

6.引っ越しを経験して、良かった点は?

6-1.部屋探しの良かった点

さまざまな行政手続きやスケジュール管理などを自分自身で行ったので、それらについて知識を得ることが出来たのは良かったと思います。

6-2.そう思った理由は?

初めての経験だったので。

6-3.他に頭の片隅に入れておいた方がいい事はありますか?

特にありません。

7.これから部屋探しをする人へのアドバイスについて

引っ越し業者を選ぶ際には自分でしっかりとスケージュールを管理し、不動産業者としっかりとコミュニケーションをとることが、良い物件を探す方法だと思います。

>>弊社では一都三県内での単身・一人暮らしのお引っ越しであれば、提携しているファミリー引越センターを通常価格から30%オフの値段でご紹介できます。このサービスを使って、賢くお引っ越してください。きっと最適なプランを紹介してくれます。もちろん、養生をしっかりして、お部屋に傷付けませんし、追加の費用請求もありません。万が一、キズを付けてしまった場合にも相応の対応・保証が付保されています。

ただ、群雄割拠で競争が激しい引っ越し業界では他社に負けないため、30%もの広告費がお見積りに載っていると思うのと、怖いですね。多くの人が使っている相見積もりの引っ越しサイトとか、実際は相見積もりサイト運営者や間に入っている代理店にいくら払っているのか、気になります・・・。

自力で引っ越しを行い、物を壊したり、部屋や建物に傷をつけて、修理代を取られるくらいなら、引っ越し業者さんにお願いした方が早いし、安心だと個人的には思います。

8.仕事関連の引っ越しだからこその失敗やその理由をもしあれば、教えて下さい。

在職中の引っ越し先探しは非常にスケジュールも取りづらく、遠方ともなると内見すら難しいこともありました。

限られた時間だったので、物件を予め厳選し見に行ったのですが、業者によっては取り扱いのない物件もあり、複数の不動産業者にお願いしたりとタイムロスが多かったと思います。

9.今回の部屋探しをお願いした不動産会社について

9-1.選んだ理由を可能であれば、教えて下さい。

非常に接客の雰囲気や説明が良かったので選びました。こちらの要望や生活イメージをしっかりと理解していただき、コンビニが徒歩圏内など一人暮らしのイメージをもって提案していただいたのが良かったと思います。

9-2.不動産会社に期待するは?

物件周辺の散策動画やライブ配信をしてもらえると非常に良いと思います。昼や夜にその周辺の環境や空気感がわかって非常に良いと思います。

そう言った意味では今回の趣旨である失敗例を聞き、次回の部屋探しに生かすというのはすごくためになることだと思います。

10.部屋探しの失敗を聞いての考察について

虫がひどいということでしたが、内見時に虫が来やすいかどうかの確認をするようにしましょう。今回は、内見時にチェックできるポイントをお伝えします。

10-1. 学生時代に住んだことのあるエリアも戻りたい

1つ目は周辺環境の確認です。近くに雑木林や草が生い茂っている場所はないか、水辺付近もボウフラなどが発生しやすいので要注意です。2つ目は共用部分(特に外廊下とその照明回り、階段、玄関扉など)が汚れていないか、虫の死骸が落ちていないかをチェックしてください。虫の死骸があるだけでもエサと認識して他の虫が寄ってくる原因にもなります。

最後にベランダにクモの巣が無いかをチェックしてみてください。エサが多くとれる場所にクモは巣を張る習性がある為、入居前の段階で発見したら少なくとも虫は来ると思ったほうがいいでしょう。

10-2. 虫が嫌いな方はこの3点を重点的にチェック

また、今回取り入れてもらっていますが、害虫対策のグッズの活用もおすすめします!しかし、薬剤によっては、使用時に粘膜がやられてしまう場合もあるのでご使用の際はしっかりと説明書を読んでから扱いましょうね。今回の失敗を糧に、次回のお部屋探しでは成功して欲しいです。

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。あなたの部屋探しに今回の失敗を参考にしてもらえると嬉しいです。ただ、自分で色々と確認するのが面倒な場合には、その担当者に色々な確認をお願いする方が効率的だと思います。

もし、それでもなんか、ダメな感じがする場合には、メール✉で連絡をもらえれば、何かアドバイスできると思います。特に、これまでの引っ越しの失敗インタビューを生かし、事件・事故に遭わない部屋探しの手順を基に回答や対応していきたいと思っています。

最後に、他にも同じような部屋探しの失敗エピソードがあるんですが、失敗する前に読んでみませんか?

* 現在、診断を受けて頂いた方優先で毎月5名様まで対応させて頂いています。今後もサポートの質を高め、お部屋を提案していきます。

国立大学卒業後、外資系証券と日系総合不動産会社を経て、独立。2013年より、個人顧客との折衝を中心に賃貸・売買仲介やその管理を開始。

自身も8回の引っ越しを経験し、部屋探しの難しさを痛感。現在は、『取引の安心を失敗で』をモットーに、日々不動産取引のデータ分析を基にサービスを行っている。サービス開始以来、これまで300室の部屋探しをサポート。

保有資格:不動産鑑定士補、宅地建物取引士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士

相樂 喜一郎
株式会社リビングイン 代表取締役

 

電話でのご連絡は毎日8時~23時
☎ 03-6809-1804
✉ info@livingin.co.jp

 

*24時間以内に確認し、返信致します。

 

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相樂 喜一郎

この記事を書いた人

相樂 喜一郎

事例を基にトラブルの少ない取引を目指し、2011年以降130件以上の不動産取引を経験。現在はこれまでの経験を活かし、地域の金融機関と一緒に相続に伴う実家の再生や売却、住み替えに注力。不動産鑑定士補、宅地建物取引士、相続アドバイザー、住宅診断士。 >>その他詳しい実績はこちら

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