初めての引っ越しでも後悔しない、失敗談から正しい手順と確認点を学ぶ

おはようございます。六本木で不安をゼロを目指し、一言多い不動産屋、㈱リビングインの賃貸マンションのご紹介を担当している宅地建物取引士の大和田です。

これから、春の引っ越しシーズンですね。コロナウイルスでオンライン授業やリモートワークが中途半端に増え、引っ越す方がどこまでいるのか?

個人的には、短期で引っ越しを繰り返し、貯金も出来ないまま終わるより、4年、5年と長期で住める部屋を賢く探し、将来の為にお金や知識を準備してほしいと思っています。

ただ、就職や転勤、進学などで引っ越しをすることになっても何から始めれば良いのか、損をしないために何をすべきなのか、なんとなくのイメージはあっても具体的に全て分かっている・・・という人は少ないと思います。

部屋探しをして、引っ越しの準備をして、業者は頼む?頼まない??転入届とか住所変更って何だっけ…?あと他にやらなきゃならないことは…と、困ってしまいますよね。中には、罰金もあったりするのでキチンとしないといけない事もあります。

それに引っ越しするにはどのくらい準備期間が必要なのか?いつから準備を始めなければならないのか、一括見積はいつから出来るのか?そのあたりもよく分からず、気付いたらギリギリになってしまって焦って、お部屋を決めてしまった・・・という方も案外多いです。

そこで、本記事では失敗談や口コミを基に引っ越しの手順について、基本的なことから分かりやすくまとめました。

過去に引っ越しに失敗した人の例を参考に、いつから準備をすべきなのか、引っ越しまでには何をすべきなのか、引っ越し後にやることは何か、ということを簡潔にお教えします。

これから引っ越しする予定がある人はこの記事を読んで手順や概要を理解して、賢く新生活を初めて下さい。

1.引っ越しの準備はいつから始める?

まず、引っ越しの準備はいつから始めるかですが、株式会社エイチーム引越し侍が2018年の3月から4月に引っ越しをした人を調査したところ、最も多かったのが約1ヶ月前で44%、続いて2~3週間前が22%、次いで2週間が18%となっていました。

8割を超える人が2週間~1ヶ月前には引っ越しの準備を始めているという結果となりましたが、これでも十分に間に合うものなのでしょうか?侍だから、間に合うのかな・・・。

1-1.余裕をもって、2ヵ月前から始めると吉

引っ越しに当たり、余裕をもって準備したい、直前にバタバタしたくない、きちんとこだわって部屋探しをしたい、という方には2ヵ月前からの準備をおすすめしています。失敗談を読み解くと、みな、忙しく、抜け・漏れがあったり、直前までギリギリって人もいました。

アンケートでは1ヶ月前が最多でしたが、部屋探しから始める場合は理想の部屋がすぐに見つかるかどうか分かりませんし、特に転勤などによる引っ越しの場合は仕事をしながら部屋探しをしたり、引っ越し業者にお部屋を見てもらい、見積もりの比較を手配したりすることになるので、引っ越しだけに時間を割けないことが簡単に予想できます。

実家に暮らしている人の引っ越しは管理会社へ解約予告などをする必要が無いので問題ないと思います。しかし、既に賃貸している人は今の家を解約するのに一ヶ月分程度の前家賃を払うか、又は予告期間をキチンと踏まえ、引っ越しを行う必要があります。

その為、口コミを見つつ、働きながら、あるいは学校に通いながら引っ越しの準備を進める場合は、余裕をもって2ヵ月前から部屋探しやその準備をスタートさせるのが良いと思います。大切なことは時間に急かされ、変な部屋に引っ越してしまうことです。

1-2.遅くとも1ヶ月前には始めないとヤバイ!?

同様に、引越し侍のアンケートによると、40%の人が2、3週間前から準備を始めたと答えていますがこれは実は結構キケンだと思います。

ほぼ自分で考えず、適当に決めていると思います。どうにか間に合う、ギリギリ間に合うぐらいのタイミングが2、3週間前となり、このタイミングで引っ越しの準備を始めると、ほぼ毎日何かしらの準備でバタバタすることになります。

急に転勤や転職、就職が決まったケースなどはこれぐらい短い引っ越しをしている人が多い様ですが、トラブってるケースが多くありました。

そのくらいやることが沢山あるのが引っ越しです。

部屋を単純に決め、今まで住んでいた部屋を片付けて荷造りして引っ越すだけではなく、様々な手続きや手配が必要になります。そのため、遅くとも1ヶ月前には準備を始めるようにすることをおすすめします。

実際、1ヶ月を切ると急に慌ただしくなりますし、特に部屋探しから始める際には「まぁいっか」や「時間が無いからとりあえずここでいいや」と、きちんと考えずに部屋を決めてしまいがちになります。

この判断が「こんなはずじゃなかった」という後悔を招くことになりますので、くれぐれも部屋探しは余裕をもって進めるように心掛けてください。

後悔だけならいいですが、そもそも部屋探しをキチンとやってないケースがほとんどなので、隣人と揉めたり、周りに何もなかったり、窓を開けると騒音がうるさいのでずっと閉め切って、エアコンはずっとつけっぱなしで生活している人もいました。中途半端な引っ越しの代償は結構大きいです。

2.引っ越しの手順まとめ

部屋探しを2ヶ月前、遅くとも1ヶ月前から準備をしなければならない…ということは、それだけ引っ越しのやることが多いということです。

以下、失敗例を基に引っ越しの手順をまとめてみましたが書き出してみると、かなりの大仕事でした。ひとつひとつご紹介しますので、こんなにやることあるんだ!と先ずは実感してみてください。

2-1.引っ越し前にやること

まず、引っ越し前にやることです。部屋探し、引っ越しの手配、役所手続きなど、様々な「やるべきこと」があります。

2-1-1.部屋探し(1~2ヵ月前)

まずは、何を置いても部屋探しです。引っ越し先を見つけない限りは引っ越しできませんから、新居を探します。部屋探しにかかる時間は人それぞれです。条件や理想によって、すぐに決まる人と、なかなか決まらない人がいます。こだわりが強ければ強いほど時間がかかります。

今はスマホで検索する人が多いと思いますが、日ごろから間取りを見るのが好きな人は結構自分好みのものがすぐに見つかったりします。実際に見てみると同じ物件が何回も出てきます。

中には問い合わせてもらうために物件名を隠し、住所をちょっとだけ書いてる不動産会社などもあって、正直面倒だと思うと思います。ちなみに、最大手のスーモで東京で募集中の物件数は90万件を超えていました・・・。引っ越しになれていない人がここから自分に合った物件を探すのは、至難の業だと思います。

ただ、いくら慣れてる人でもあまりにも時間をかけず、何も考えずに部屋探しをするのは危険です。

「家賃が安ければどこでも良い」と言って、立地や日当たり、周辺環境をよく見ずに決めてしまい、後で「やっぱりやめておけば良かった」と思うことはよくあるので、どんなに急いでいてもある程度はきちんと考えて選ぶのが大事です。

例えば、ザックリの家賃相場など知っていた方が選びやすいと思います。ちなみに、2016年に大手ポータルサイトのSUUMOが一人暮らしをはじめる300人に行ったアンケートによると、

1.30%以上の人が、隣人との騒音トラブルで悩んでいる

2.20%近い人が、キッチンが狭く困っている

3.15%程度の人が、収納が小さかったと不満に思っている

これらの人はどうやって、今住んでいる部屋を見つけたのか?

1.33%以上の人が、不動産会社からの紹介

2.30%近い人が、SUUMOやHOMES等の不動産情報サイトから検索

3.20%以上の人が会社や学校からの紹介

特に、1.の不動産会社も行っていない、又は1社にのみ行って決めた人が75%以上もいました・・・。

将来損をしないために部屋探しの方法を根本から変えた方が良いと思いませんか?

2-1-2.入居手続きと退去手続き(1ヶ月前)

新居が決まったら、入居手続きと退去手続きをします。不動産屋と大家さんと契約を結び、鍵の引き渡しの日取りやまとめて支払う初期費用の確認などをおこないます。2020年4月から保証会社を使うことが圧倒的に増えています。

しかし、もし、連帯保証人が必要な賃貸借契約を行う場合、保証人の署名が必要になることもあります。その為、両親などの身内に保証人を頼む場合は事前に依頼しておく必要があります。

次に、退去手続きは新居が決まり引っ越しの日取りが決まったら、今住んでいる部屋の大家さんに申し出ます。一カ月前、二ヶ月前に解約予告が一般的に必要なため、なるべく家賃を両方の部屋に払うことが無い様に引っ越し日を調整して下さい。

なお、人気の物件は賃料の発生日を強気に前倒ししてくることがあるのでキチンと解約予告の期間を契約書で確認し、進めて下さい。

特に、三井や三菱、野村やKEN等の大手不動産会社が管理しているマンションを借りている方は、退去の2ヵ月前予告と書いてあることがあります。

これはもう部屋をあきらめるか、黙って払うかしかない状態です・・・二重家賃がほぼ確定です。その為、入居前に解約予告の期間は担当に絶対に確認して下さい。

他にも、鍵を返す日(=退去立会日)や敷金、原状回復、修繕等の精算金の扱いなどについて、退去する部屋の管理会社の方に確認する必要があります。

2-1-3.引っ越し業者の手配(1ヶ月前)

引っ越し業者を利用する場合は退去日までに業者の手配が必要です。ギリギリでも引き受けてくれる業者もあり、この場合、手配は1週間前などでも間に合います。

ただ、繁忙期となる3月、4月や10月あたりは早めに手配しておかないと予約が取れないことが多いです。

引っ越ししたいのに出来ない『引っ越し難民』という言葉も出来たくらいです。『引っ越し繁忙期には1ヶ月前には引っ越し業者を押さえておかないと怖い』と覚えておくと良いです。

2-1-4.新居のライフラインや火災保険などの手続き(2週間前)

電気、ガス、水道などの新居のライフラインは何もしなければ、何も使えないということが多いです。水道だけは特に手続きせずとも蛇口をひねれば出ることが多いです。

しかし、電気とガスは自由化したというのもあり、最適な会社を選び自分で手続きするのが一般的になってきました。例えば、あまり家に居ない人は基本使用料がないLOOOPでんきが人気です。

ただ、建物によっては電気会社やガス会社が指定されていることがあったり、大家さんの方で手配してくれるというところもあったりするので、契約時に必ずどうしたら良いか確認します。

ガスは立ち合いが無いと開栓してもらえないため、必ず自分が立ち会えるタイミングで開栓できるよう事前に問い合わせるのが重要です。

引っ越し当日に電気がつかず、ガスもつかず、というのは悲しすぎますから、必ず2週間前を目安に手配します。電話だけでなく、インターネット経由でも申し込むことが出来るようになっています。

2-1-5.今まで住んでいた住居の原状回復と不用品処分(2週間前)

今まで住んでいた部屋を綺麗にします。立つ鳥後を濁さず、きっちり「原状回復」して退去します。大きなシミやうっかりつけてしまった目立つキズなどは、修繕するのに時間とお金がかかってしまうことがあります。

その為、退去日当日に慌てふためかないように1週間ほど前までには確認しておいてください。

一般的には、退去立ち合い時に管理会社や大家さんに相談します。勝手に自分で改修業者を頼むのではなく、必ず管理会社や大家さんに報告して相談してください。

というのも、敷金を払っている場合、その中で対応してもらえそうか、その金額を上回りそうだから別途請求となるか、それとも自分で業者を手配すべきか、指示を仰いで原状回復します。ほとんどのケースで管理会社が工事業者を調整して直します。

また、大きな不用品、もう使っていない処分品は早めに処分するのが良いです。処分日(曜日指定など)が決まっているものが多いため、ギリギリまで放置しておくとすぐに捨てられずに困ることになります。粗大ごみの回収も繁忙期には引っ越し当日に取りに来てくれない場合があります。

もし、引っ越し時にゴミ置き場に粗大ごみなどを置きっぱなしにする場合、管理会社にその旨を伝えておいた方が良いと思います。さもないと、退去後に連絡が来て、自分で回収せざるを得ない時もあります。

2-1-6.転出届など引っ越し前の役所手続き(2~1週間前)

これはうっかり忘れてしまいそうになりますが、絶対に忘れてはならない超重要事項です。引っ越しする際には【必ず】役所に「転出届」を出します。これを忘れると余計な住民税が発生することになります。

特に、役所は平日しか開いていないところが多く(中には、土曜日の午前中だけ対応してくれる役所など、働く人に嬉しい役所もありますが…)、半休や有休を取って手続きしなければならないこともありますので、早めに手を打っておくのが良いと思います。

2-1-7.住所変更に伴う各種手続き(1週間前)

引っ越しが確定し、新しい住所が分かったら、事前に住所変更手続きができるものはさっさと片付けてしまうと、引っ越し後にやるべきことが減って楽です。

携帯電話会社、勤務先の会社、あるいは学校、バイト先、その他住所登録をしているあらゆるところに連絡して、住所変更をおこないます。

この他、健康保険証やパスポートなども、住所変更しなければならないのですが、この手の証明書系の変更には住民票が必要になりますので、引っ越し後に転入届をおこなってからの手続きとなります。

2-1-8.掃除と荷造り(1週間前~当日)

引っ越し間近になったら、本格的な掃除と荷造りを始めます。業者に入ってもらうような大きな修繕や原状回復については管理会社に退去立会日にお願いします。

自分でできる簡単な掃除、そして引っ越しに直接必要になる荷造りは引っ越しまで1週間を切ってから開始でいいと思います。退去までは生活をしないといけないので。今までお世話になった部屋、しっかりと感謝の気持ちを込め、可能な範囲で掃除して退去してください。

2-2.引っ越し当日~引っ越し後にやること

引っ越しまでにやることが盛りだくさんなのに、引っ越し後にもやるこがたくさんあります。ここからは引っ越し当日から引っ越し後にやるべきことを見ていきます。

2-2-1.鍵の返却等退去に必要なこと(当日)

まず、引っ越し当日ですが、当然荷物をまとめて、引っ越し業者に依頼している場合は業者とやりとりしながら荷物を運び出して出発します。

それだけではなく、管理会社や大家さんに来てもらって鍵を返却し、お礼を言って退去します。なお、引っ越し後、退去立ち合いをお願いすると当日バタバタすることはないですが、その間の家賃が発生します。

ただ、遠方に引っ越す方の場合は出来れば、引っ越し当日に退去立ち合いをお願いして下さい。引っ越し後に退去立ち合いの為に前の部屋に来るのは面倒だし、時間もお金も掛かるため。引っ越したら、業者に依頼した場合は荷物を受け取り、その日は完了となります。

引っ越し当日にガスの開通の立ち合いを予定している場合はこの作業も加わります。インターネットの工事についてももし必要であれば早めにやってもらうように手配しておく方が良いと思います。

実際、繁忙期など忙しく、なかなか工事に来てくれません。

日程が出ても仕事や用事で出ている可能性が高いため、可能ならば、引っ越し当日にやってもらうよう、早めに連絡をしておいた方が良いと思います。

2-2-2.転入届など引っ越し後の役所手続き(引っ越し後2週間以内)

引っ越しが無事完了し、荷物が落ち着いたら、引っ越し先の市役所や区役所に行き、転入届を出します。これをやらないと市民、あるいは区民、町民など、その土地で暮らす人間として認められずに後々トラブルになることがあるため、必ず手続きします。

平日しか開いていない役所であれば、休みをとって出向く必要があります。

注意しなければならないのは引っ越してから2週間以内に転居届を提出しなければならないという点です。忘れないように気を付けなければなりません。

一部、短期間の引っ越しなどの場合は例外がありますが、もし転居届を出さない場合、住民票の取得が出来ない、免許証の更新が出来ない、その他証明書の取得が出来ない等あります。

ただ、他にも最大5万円の「過料」が科せられる場合があります。

この過料とは金銭罰の為、拒否できるものではありません。罰金と同じようなもので、もし、命じられた場合は絶対に支払わなければなりません。その為、転居届は必ず出すようにして下さい。

郵便局に聞いた、転入届を出していないと「あて所不明」で返ってきてしまう問題について、こちらのページにまとめました。面倒な転入届ですが、やった方が良いかもしれません。

2-2-3.住所変更届(引っ越し後)

運転免許証、保険証、パスポートなど、住民票の提出が必要となる住所変更は役所での転入届手続きが完了してからおこないます。

身分証明書の住所と実際に住んでいる住所が異なると、刑罰の対象にもなりますので必ず変更します。特に期限はありませんが、なるべく早いに越したことはないと思います。

2-2-4.荷ほどき(引っ越し後)

引っ越し後の部屋は段ボールだらけとなりますので、これらの荷ほどきをしなければなりません。特に期限というものが無いので、ズボラな人は何ヶ月も、あるいは何年も、最悪の場合は次の引っ越しまで、段ボールから直接出し入れするような生活を送るということになります。

それはあまり気持ちの良いものではありません。人も呼べません。こういうものは後回しにするとズルズルと先延ばしになってしまうのでなるべく早くに済ませてしまうのがコツだと思います。

3.めちゃくちゃスッキリお引っ越しの手順とやる事をまとめると・・・

ここまで引っ越しの手順について色々と解説してきましたが「えー!こんなにやることあるの!?めんど…」と思ったのではないですか?確かに、引っ越しに伴う手続きは面倒なんですよ。そう何度も何度もするものじゃないというくらい労力を使います。

だから、短期の引っ越しはお金だけでなく、時間も体力も使うので、本当に無駄だと思います。色々細かく挙げていくとかなりの量になりますので、ここでめちゃくちゃスッキリ、引っ越しの手順をまとめてみます。

1.部屋探し(2~4週間ぐらい)

2.契約と退去や入居に関する手続き

3.ライフラインの手続き(2週間くらい)

4.引っ越し関係の準備(業者手配、荷造り、掃除片付けなど)

5.役所手続き、他住所変更に伴う手続き

引っ越しの手順は大きくこの5つにまとめられます。やるべきタイミングや時期は色々ですし、例えば「役所手続き」ひとつとっても転出届と転入届、と2回やらなければならないのですが、それでも大まかに5つだけ押さえておけば大丈夫です。

ただ、大きく5つ!というのはあくまでも最初の一歩であって、実際に引っ越しする時には具体的にひとつひとつ把握しておかなければなりません。

より細かく具体的に何をどのタイミングですべきなのか、徹底解説した記事はこちらです。実際に引っ越しする際に是非参考にしてください。

4.各社の引っ越しやるべきことチェックリストを比較!

やることがとにかく多い引っ越しは、チェックリストを活用して、漏れが無いように確実にこなしていくのが大事です。

引っ越し関係、不動産関係の会社が、引っ越しチェックリストを出しているので、ここでご紹介して比較してみます。漏れを無くすため、自分にあったものをいくつか併用するのが賢い活用の仕方だと思います。

4-1.引越し侍のチェックリスト

参考:引っ越し侍

手続きが必要なものに関しては、手続き先の情報(連絡先まで!)が細かく掲載されているので、とても分かりやすいです。

「冷蔵庫の中身の始末」や「洗濯機の水抜き」まで細かくリストアップされているので、漏れ無くスムーズに引っ越しできそうです。

4-2.LIFULLのチェックリスト

参照:LIFULL

比較的シンプルなチェックリストです。絶対に忘れてはならない項目を挙げてくれているので、あれもやらなきゃこれもやならきゃ!とパニックになることなく、重要事項を着実にこなしていけるものになっています。

4-3.日本通運のチェックリスト

参照:日本通運

比較的細かく項目が上げられています。手続きの方法も細かく解説してあるのでかゆいところにも手が届くチェックリストですが、字が小さく少し読みづらいのが玉に瑕です。

4-4.アート引越センターのチェックリスト

参照:アート引越センター

主に、契約、手続き系のやることチェックリストです。引っ越し全体を網羅するというよりは、変更したり登録したりしなければならないものについて詳しく書かれています。業界最大手の一社で一部の手続きを無料で代行してくれます。

但し、インターネット他アート引越センターが提携している先限定になります。

4-5.ズバットのチェックリスト

参照:ズバット引越し比較

手続き方法や、作業のコツまで書いてある親切なチェックリストです。字が小さくギュっと詰まっているので少し読みづらいです・・・。

4-6.弁慶ひっこしサービスのチェックリスト

参照:弁慶ひっこしサービス

各種手続きや、ゴミの処分方法などについて、とても端的にまとめられています。詳細まで丁寧に解説されているわけではないのですが、とても見やすいです。

4-7.ノムコムのチェックリスト

参照:ノムコム

自宅の売却や購入を行った際に使うチェックリストになっています。特に、引っ越し時の手続きや届出系を中心とした、非常にシンプルなチェックリストです。

詳細な方法やアドバイスはないので、あくまでも「済んだかどうか」という点をチェックするために使うのが良さそうです。

5.無料で今すぐダウンロードできる引っ越しの手順チェックリスト

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。ご紹介した内容が将来の失敗やトラブルを防ぐ一助となったら、嬉しいです。年末に引っ越し前後のの手続きを他社のチェックシートを含め、オンライン内見でも担当者に確認してほしいポイントを共有できるチェックシートをリニューアルしました。

念のため、家賃等の条件交渉はいつが良いのか?これまでの経験を踏まえ、最もうまく行くタイミングについて、こちらのページにまとめておきました。

部屋探しや引っ越しで不安な場合には、こちらのシートを担当者に送り、お部屋や手続きに問題がないか、効率よく、確認してもらってください。他社のシートも比較につけておきました。後悔しない、損しない、時間を無駄にしないために活用して下さい。

今後もあなたの大切な人生と平穏が守られますよう、6,700件を超える引っ越しの失敗談を基に住まいの問題解決のトップランナーとして、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。

その他、【建築士と考える】住んでもいい事故物件の見分け方、内覧時に使える方法を建築士さんにレクチャーしてもらいました。

今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。

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大和田 豊

この記事を書いた人

大和田 豊

事例を参考に失敗の少ない不動産取引を目指し、2012年以降90件以上の不動産取引を経験。現在はコロナウイルスの影響を受け、ローン返済に悩んでいる方向けに、生活の早期の改善に向け、債務整理に注力。宅地建物取引士、任意売却取扱主任者、住宅ローンアドバイザー。>>その他詳しい実績はこちら

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