中廊下は『マンション建物内に作られた廊下』のこと

中廊下は、マンション建物内に作られた廊下のことを言います。

タワーマンションにありがちな、廊下を取り囲むように廊下の片側にのみお部屋がある『内廊下』と区別する意味で、廊下の両側にお部屋の出入り口があるタイプのみを『中廊下』と呼ぶこともあります。

中廊下は風雨の影響を受けないため、壁紙や絨毯など内装材の選択肢が豊富で、外廊下に比べてデザイン性に優れています。そのため、ワンランク上の生活ができる高層マンションに多く採用されています。

また、外部からの侵入経路が限られていたり、外から部屋を特定されにくくプライバシーが守れるなど、防犯の面も安心です。

中廊下のメリットとして、
・間接照明などのお洒落な内装が心地よく、帰宅するたびに癒しを与えてくれる
・カーペット素材が多いため、足元には優しい感覚があり、静けさを保つことができる
・常に空調や照明が完備されているので、帰宅が遅い日や寒暖差がある日も快適に出入りできる
・マンション入り口からお部屋までの道のりが外部の目から守られているため、安全面に優れている
という点があげられ、安心して豊かに暮らしたい方に向いています。

一方で、
・窓が片側にしかないため通気性が悪く空気がこもったり、廊下側の採光を期待できない
・不審者がオートロックをすり抜けた場合、外部から見えないので防犯性が落ちる
・24時間の空調や照明により、毎月の管理費が外廊下の物件と比べて高くなりやすい
・火災が起きた時は外廊下に比べて人口密度が高くなりやすいため、避難しにくい可能性がある
といったデメリットもあります。

メリット、デメリットがある中廊下ですが、防犯面を考慮すると女性の1人暮らしに適していると考えらえれます。

その場合は、オートロックや有人管理室、監視カメラ、マンション入り口の安全性、火災の対処ができるホームセキュリティが充実しているかどうかを確認するとよいでしょう。

担当:馬場

▶︎関連用語:内廊下、片廊下、開放廊下、外廊下

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相樂 喜一郎

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相樂 喜一郎

事例を基にトラブルの少ない取引を目指し、2011年以降130件以上の不動産取引を経験。現在はこれまでの経験を活かし、地域の金融機関と一緒に相続に伴う実家の再生や売却、住み替えに注力。不動産鑑定士補、宅地建物取引士、相続アドバイザー、住宅診断士。 >>その他詳しい実績はこちら

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