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「いい部屋を見つけ、選ぶのに何回も引越しをしないといけないの?」
他人の失敗を参考に、部屋探しで時間もお金もムダにせず、今よりしなやかに生きる。
引っ越しの失敗や不安、その原因を聞き、スマートな部屋探しを考える、今回の失敗例分析インタビューは、接客業で働いている男性にお話を伺いました。
2018年9月、20代の時に、はじめての引っ越しで1K(一人暮らし)のお部屋に引っ越した時のお話です。
【今回のポイント】
30歳を前に自立したいと、部屋探しをされた方で、はじめてのお引っ越しで分からないことが多かったようです。
更に、不動産屋さんを質問責めにしてしまっては迷惑がられるのではないかということで、あまり質問もできずにお部屋を決めてしまったようです。
その後、色々なトラブルが発生してしまったようですが、結局、解決したのでしょうか?
1.引っ越しを決めた理由や理想のライフスタイルは何でしたか?
30歳になる前に、親元を離れて自立したかったからです。
半年後には、誰も邪魔されずに1日外を眺めながらゆっくりとした生活を想像してました。
2.引っ越し前の不安について
2-1.不安はありましたか?
はじめての引っ越しだったので手順や支払い方法など分からないことが多く、不動産屋さんを質問攻めするのは悪い気がして、あまり聞けないまま部屋を決めてしまったことが不安でした。
2-2.その不安は引っ越しまでに解消しましたか?
引っ越しまでには解消しませんでした。今思うと、1人で部屋探しをしないで友人、家族などと最低でも二人で部屋探しした方が気が付く点が多かったと思います。
3.引っ越し時の失敗について
3-1.失敗や後悔はありましたか?
引っ越してから気がついたのですが、隣との壁の薄さや建具が所々ガタツキがあることを入居前に説明してほしかったです。
壁に関しては普通の会話がただ漏れです・・・。
3-2.失敗を防ぐための対策はしましたか?
不動産屋さんには遠慮なく質問しておけば、後悔しないで済んだと思います。
また、良い部屋が見つかっても、その場で決めずに、面倒でも、夜もう一度家の近くに行って、どのくらい周りの家が騒がしいかなど確認しておくと引っ越し後も困らなくて良いと思います。
3-3.今は、その失敗は解消しましたか?
壁の薄さの問題に関しては、発泡スチロールを壁に置いて少し防音にしました。
玄関などのすきまが空いているところはスポンジを細く切り両面テープなどで貼ってすきまをなくしました・・・。
4.引っ越し後にトラブルなどありましたか?
隣の部屋との壁の薄さ、湿気、蟻の行列、ダニ大量発生、電気に虫が集まる、下水逆流、ドアのがたつき、歩くと部屋が揺れると問題だらけなので、結局、一年ぐらいしたら、また引っ越す予定です。
まさに、相樂さんの言う引っ越し貧乏です。今は部屋を決める時にキチンと確認してから契約しないと後で後悔すると強く思っています。はじめての部屋探しだったので、特にその傾向が強いと思います。
5.引っ越しする人へアドバイスや良かったことを教えて下さい
家と言うのは自分が一番落ち着く場所だと思うので、セキュリティや騒音、治安などが良いのかしっかり聞いたり自分で調べたりした方が良いと思います。特に、隣との壁の薄さや防音は絶対確認しておくと良いと思います。
また、部屋を決める前に夜に下見に行くのもおすすめです。他にも雨の日に行くのも良いと思います。最寄り駅まで遠く、駅に行くのも大変な部屋とかは短期での引っ越しを繰り返す原因になると思うので、可能ならば、借りない方がいいと思います。
良かった事は、田舎だということもあって、近所の人達が皆優しい人達だったことは嬉しかったです。
時々作りすぎた食べ物を持ってきてくれたり、洗濯機を貸してくれたりするので、引っ越したら先ずは挨拶周りと外で会ったらしっかり挨拶しましょう。
6.引っ越しインタビュー後の考察
6-1.良い部屋が見つかるまで質問は沢山してください。
不動産屋さんのイメージはその会社の特色によって異なりますが、引っ越しを行うために、仕事や年収だけでなく、自分の住んでいる場所や自分の住みたい条件などを全て開示しないといけない状況という事もあり、緊張してしまいがちです。特に、はじめての部屋探しなど。
フレンドリーな会社もあれば、丁寧さを売りにしている会社もあり様々です。どちらにせよ、最終的に、自分の年収や勤務先など全てを申込書に記載する必要がありますので、「個人情報をこの人にだったら安心してお任せできるな」と感じることができる人にお願いをしましょう。
6-2.担当者を決めたら、遠慮をせずにどんどん質問責めに。
あなたはお部屋のことを何も分からない、不動産屋さんは物件のエキスパートというのが基本です。だから、あなたが不動産のことを知らなくても全く恥ずかしい事だと思う必要はありません。
逆に、質問をしていただくことによって、知らない事を覚えることができるというメリットにも繋がります。あなたのお仕事は何系でしょうか?私は不動産以外の事を詳細まで熟知している分野はほとんどないと思っています。
気になったことはメモに残すなど、どんどん質問責めにして営業マンを動かしましょう。仲介手数料や賃料はあなたが払うものです。それなりに聞く権利もあります。
今回の失敗を糧に、次回は是非気になったことは質問するという癖付けを行い、後悔のないお部屋探しをしましょう。最後まで読んで頂き、ありがとうございます。サクッと読みきれるよう、私たちなりにポイントを整理し、結果と原因のみ、記載しました。
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『引っ越しはセンスや経験じゃない、失敗データを活かしたスマートな部屋選び』をモットーに、現状に満足せず、更なる成長を目指すあなたの部屋探しを、地域や建物の情報を検証し、引き続きしっかり提案・サポートしていきます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問を中心に、サイトの移動を機にもっと参考になるよう、一部内容を修正・追記し、投稿しています。