いつも読んで頂き、ありがとうございます。
不動産で明るい毎日を目指す六本木の不動産屋、(株)リビングインで住まいのトラブル相談・提案を担当している宅地建物取引士兼住宅ローンアドバイザーの相樂です。
「春からの新生活に向けて、ゴールデンウイークまでに引っ越せる東京都内の賃貸マンションを探しています。」
今回は、過去にご相談いただきました、『失敗しないお部屋探し』について、その回答とポイントについてまとめました。
相樂:ポイントを押さえて後悔しないお部屋探しを実現しましょう!
Q.後悔しない賃貸マンションのお部屋探しのコツを教えてください。
Q.ゴールデンウイークまでに引っ越したいと思っています。お部屋探しがうまくいくコツ、失敗しないためのポイントを教えてください。後悔したくないんです。
A.望むライフスタイルによって答えは変わってきます。
しかし、多くの場合に該当するのが以下の5点です。これらはいずれも引越し後に簡単には変えられない所なので、事前に確認しておいてください。
1)立地
お部屋探しでもっとも重要かつ後で変えられないのが立地です。治安や安全性はお金や手間に変えられないので、事前に特にしっかりと調べてください。警察署や交番、消防、病院、銀行などライフラインへのアクセスも重要です。
また一人暮らしをされる場合には、日々の買い物のしやすさも生活に大きな影響を及ぼします。 使い勝手の良い大手スーパーからコンビニなどの場所は必ず押さえておきましょう。立地がよければ、さらに管理人常駐、2階以上のお部屋を選ぶことでより安全性は高まると考えます。
2)遮音性(騒音がない)
騒音があると例えば、睡眠時のストレスになり、実際騒音が原因で引越しする人は少なくありません。構造上、最も騒音が気になりにくいとされるのが、鉄筋コンクリート(RC)造です。耐用年数も長く、安全面でも優れています。
また、最初から賃貸マンションとして建設されたものよりも、分譲マンションとして建設され、賃貸に貸し出されているお部屋の方が建設資材のグレードが高く遮音性も高い傾向にあるので、分譲マンションの賃貸(分譲賃貸などと言われています。)を探しても良いでしょう。そして、同じマンションでも角部屋、高層階の方が音は気になりにくくなります。
しかし、騒音トラブルで一番多いのは、ご近所(隣人)さん。気に入ったお部屋を見つけたら、できれば昼間と夜間に歩いてみて確認することをオススメします。お忙しい場合、遠方にお住いの場合は私たちが代わって下見を行いますので、ご活用ください。
※どのような人が住んでるか、ご近所トラブルがないか、ということも可能な限り当社では調査し、ご報告しております。
3)日当たり
日当たりの良いお部屋は明るく、開放的になり、普段の生活も快適に過ごしやすいです。 明るく暖かいので、特に冬場は電気代を抑える効果もあります。ただし、西日が入りすぎるなど、日当たりが良すぎても住みにくいので事前にお部屋はキチンと確認しましょう。
4)水回りの設備
キッチン、洗面所、浴室、トイレなど水回りの設備は生活の利便性を左右します。 カビやお部屋のジメジメ感を防ぐには、浴室やトイレには窓や換気扇が設置されていることが必須です。 お風呂と洗面台やトイレも別れている方が良いでしょう。パッと見た感じは良くても、排水管が老朽化していたり、カビが生えていたりすることもあるので、内覧の際はシンク下なども開けて確認してください。
5)家賃
比較的高額な固定費となる家賃は現実的かきちんと計算しておきましょう。 途中で家賃が支払えなくなり、引越しとなると余計な出費にもなります。なお、現在の収入や生活水準に対して、どのくらいまでの家賃なら適正かわからない場合は、信頼できる不動産会社に相談してみるのも一つの手です。
あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。