一人暮らしをする女性が安心して生活するためには、防犯は欠かせません。港区麻布十番や赤羽橋駅周辺は大使館が多く、警備がシッカリしていることから、比較的治安が良い方だと思いますが、お部屋探しの時に気をつけたい、3つのポイントをまとめました。
1.防犯対策がしっかりしている物件を選びましょう
お部屋探しをする時に、重要視するポイントは人それぞれ。でも、女性の一人暮らしには防犯対策がしっかりしている物件を選ぶことが大切です。その際に気をつけたい設備面でのポイントは、
・オートロックつきの物件かどうか
・入り口に防犯カメラが設置しているかどうか
・2階以上であるか
・カメラ付きインターホンがあるか
・ドアチェーンがあるか
などです。
契約の時に請求されるカギ交換など、入居者が変わるたびに、きちんとカギを変えているかどうかも重要です。鍵を変えていない場合は、個人で交換する事が可能かどうか確認しましょう。
また、女性の場合には女性専用物件を選ぶのも有効です。
こちらは、入居者が女性だけなので安心感もありますし、何よりセキュリティ対策がしっかりしている傾向があります。ただ、その分家賃が割高であることが多く、友達であっても男性の立ち入りが禁止されていることもありますので、注意も必要です。
2.物件の設備面だけでなく、建物の周りもしっかりチェックしましょう
物件を確認する時には、お部屋の中だけでなく建物の周りもしっかりチェックしましょう。ポイントは、
・建物の周りに足場になるようなものがないか
・玄関の周囲に死角になる場所がないか
・共用部分がきちんと管理されているかどうか
などです。
ベランダの近くにエアコンの室外機などがあると、それを足場に侵入することも可能になってしまいます。また、玄関周りが道路から死角になるような場所があると、不審者が隠れていてもわかりません。
帰宅した際に、玄関から押し込まれるというドラマのような事例もあるので、ドアを開ける際は周囲の状況を確認してから開けましょう。鍵を開ける前にインターホンを鳴らすことも、実は有効です。
内覧時に忘れがちですが、エントランスなどの共用部分、郵便受け、駐輪場、ゴミ捨て場などもしっかりと確認しておきましょう。
そのような場所が散らかっているということは、管理会社がしっかりしていない、住人の民度が低い可能性もあります。引っ越し後にトラブルがあったときには、管理会社に相談することになります。そのため、きちんと管理が行き届いているということも物件を選ぶ上で重要なポイントです。
3.周辺環境を確認しましょう
物件も気に入り、建物の周りの安全確認も終わったら、あとは契約する前に周辺環境の確認もしておきましょう。
・最寄駅からの時間はどのくらいか
・人通りが多いかどうか
・人気の少ない場所がないかどうか
・道路に街灯が付いているか
最寄駅からの距離が遠い物件は、女性の一人暮らしにはあまりおすすめできません。また、それほど時間はかからなくても、入り組んだ住宅街など人通りが少なかったり、街灯がないような道は、やはり避けたほうがよいでしょう。
さらに、昼間は人通りがあっても、夜になるとほとんど人が通らない場合もあります。 少し面倒に感じますが、色々な時間帯に駅からの道のりを歩いてみることをおすすめします。
4.自分でできる防犯対策を実施しましょう
物件選びの際の防犯対策も重要ですが、安全に生活をしていくためには、入居してから自分で対策をしていくことも大切です。ただ、対策とはいっても、簡単にできるものがほとんどです。
自分で自分の身を守るために実践して、少しでも犯罪にあうリスクを下げるようにしましょう。
・帰宅したら、すぐに玄関を施錠する。(チェーンも忘れずに)
・洗濯物は、なるべく外に干さないようにする。
・郵便受けに鍵をつける。
・表札は出さない。(または名字だけにする)
・窓用の防犯フィルムやアラームをつける。
・就寝時は必ず窓を閉めて施錠する。
などがあります。過剰に心配する必要はありませんが、安心して一人暮らしができるように、しっかりと対策をしていきましょう。
5.事件や事故に遭わないために特に女性の方に意識してほしい防犯対策まとめ
・防犯対策がしっかりしている物件を選ぶ
・建物の周りもしっかりチェックする
・周辺環境を確認する
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今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。