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不動産会社でお部屋の候補をいくつか紹介してもらったら、次は一緒に下見(内覧)に行く、という人は多いのではないでしょうか?最近では、インターネット通信を使った下見の代行やVR内覧なども普及してきており、私たち、リビングインでもオンライン内見をご希望されるお客様が増えています。まだまだ不慣れで順番に建物やお部屋を紹介するぐらいしかできていませんが・・・。ただ、遠方から引っ越される方でも直接お部屋の下見をしたいというお客様の方がまだまだ多いのが実感です。
しかし、下見をしたお客様からよく聞かれるのが「何を見たらいいのでしょうか?」、「センスや雰囲気で選ぶしかない・・・。」といったことです。もちろん、お客様が住むお部屋ですから、雰囲気や感覚を大切にした方がいいのは間違いありません。しかし、明確な基準を持てないまま、下見に時間を費やしてしまうのは少し勿体無いのではないでしょうか?
そこで、麻布十番の賃貸のプロ集団、リビングインが、お部屋探しの下見(内覧)の際に最低限チェックしておいて欲しいポイントを7つにまとめました。
1.最寄駅からの道のり
お部屋探しというと、マンションやお部屋にのみ意識がいってしまいがちですが、そのお部屋までの行き来も非常に重要です。特に、駅からの道のりは、引越し後、何百回、何千回と通る可能性があります。
移動にかかる時間や距離だけでなく、以下のポイントを確認しておきたいところです。
・防犯に適した人通りがほどよくあるか
・夜は街灯が付いているか
・治安のよくない場所を通らずに済むか
下見の際は、不動産会社の人が車で連れて行ってくれるかもしれません。でも、できれば駅からお部屋までの道のりで行ってもらうか、現地に着いてから歩いてみることを個人的には何度も来る必要がなくなるので、オススメします。
その他、物件を見たら、次の物件にすぐ行かずに、しばらく建物の周りがどのような状況にあるのか、調べた方がいいと思います。マンションの前をよく車が通るとか、小学生が通る道になっている、ゴミ出しはどうか?自転車の駐車の有無など。
多くの失敗談から見えてきたのは、内覧にわざわざ行ったら、きちんと写真とかで記憶に残す事、そして、周辺の状況をキチンと感じておくことです。
2.周辺環境
お部屋まで歩く機会がある場合は、周辺環境も一緒に見ておきましょう。
・警察署や交番
・病院
・金融機関(ATM)
・スーパー、コンビニ、ドラッグストア
などいざという時に、必要な機関と毎日の生活に必要なお店などは確認必須ポイントです。
3.マンションの構造と防犯設備
マンションに着いたら、まずは建物をチェックしましょう。
・何階建てか?
・構造(RC、木造など)は何か?
・エレベーター付きか?
などが、資料や事前に聞いていた内容と違わないか見ます。その上で、オートロックか、防犯カメラは付いているか、外部の人が簡単に侵入できないような造りになっているか、など防犯設備や機能を確認してください。
気になるところがあったら、不動産会社の人にどんどん聞いてみましょう。この辺りは引越し後、安心して暮らすためにとても大切なポイントなので、きちんとした答えや誠実な対応をしてもらえない場合は、この部屋は希望から外す!くらいの気持ちでハッキリと聞いても構いません。
4.日当たり
日当たりは実際に下見しないとわかりづらいポイントでもあるので、昼間に下見できる場合は確認しておきたいですね。ただし、日当たりがよすぎても、夏場暑すぎて光熱費がかさむ、壁紙や家具が日焼けしてしまうといった心配があるので、好みも含めて慎重に検討しましょう。
日に当たらない部屋は湿気やカビだけでなく、情緒不安定になったり、体調も悪くなったりします。なぜ、窓のない部屋が居室として認められないか、考えてみるとよくわかると思います。
5.室内の収納スペース
居室やキッチン、トイレなどの水回りに案外見落としがちなのが収納スペースです。『魅せる収納』が好きな方は収納スペースが少ないお部屋でもいいですが、一般的には、
・洋服など持ち物が多い
・日に当てたくない持ち物がある
・急な来客がある
という方は、扉のついた収納スペースが整ったお部屋を選ぶことをオススメします。
6.家具の設置スペースと入口の大きさ
ベッド、洗濯機、冷蔵庫、エアコンなど大型家電や家具を持っている場合は、
・設置スペース(配線、排水など)
・設置スペースの大きさと形
を確認して下さい。特に、確認を忘れがちなのが、設置スペースまでの運び込みが可能かということです。設置スペースがあっても、玄関や入口のドアから搬入できない、ドアを外さないといけないといった場合は、余計なコストがかかるので気をつけてください。
7.スマートフォンの電波状況
現代生活になくてはならないスマートフォン。特に、一人暮らしでは必須アイテムではないでしょうか。家に帰ったら、まずテレビ。というよりは、まずはスマホで動画をチェックというのが、一般的になりつつあります。お部屋の中にいて、大切な連絡が繋がらなくては大変です。
既にご存知かもしれませんが、スマートフォンの電波はとても繊細で、契約している会社や時間帯、同じマンション内やお部屋でもいる場所によって電波が届いたり届かなかったりします。その為、リビングや寝室など過ごす時間が長いお部屋はもちろん、キッチンやお風呂場などスマートフォンを使いたいお部屋すべてで電波状況を確認することをオススメします。特に、動画をよく観る方は電波が悪いとそれだけでストレスになるので、試しに観てみましょう。
8.内見で気を付けてほしい7つのポイントまとめ
これまでなんとなく下見(内覧)をしていたという方はぜひ、このページを開いて上の7つのポイントをチェックしながら下見を進めてみてくださいね!ぜひ内覧時の参考にして見てください。
あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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