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こんにちは、宅地建物取引士の相樂です。
突然ですが、内見にメジャーって、だれが持って行きますか?もし、だれも持って来ていないのなら、どうしますか?
気に入った物件なら、申し込み後に再度お部屋を見に行きますか?内見でのメジャーは必需品と言っても過言ではありません。その為、内見でメジャーを忘れてしまったら、内見の50%近くは完了しないまま、時間だけが過ぎてしまい、絶望です。
ただ、ここで「まあいっか」と妥協しないでください。
転居する場合にありがちですが、洗濯機や冷蔵庫が入らないだけでなく、今まで使っていた家具家電の総入れ替えをすることになり、ただでさえ、大きな引っ越しコストがさらに大きくなってしまいます。
ここでは、内見で担当がメジャーを忘れてしまう緊急事態に使える方法3つと正攻法を1つをご紹介します。もし、今、内見でメジャーを忘れてしまった状況ならぜひ参考にしてください。
1.メジャーを忘れてしまった場合に使える方法3つ
これからの内見当日にメジャーを忘れてしまった場合に使える3つの方法をご紹介します。本体は、内見時の担当に持って来てもらうものだと思いますが、文句を言っても仕方ないのでメジャーやそれに替わる代替品を何とかして確保しましょう。
1-1.不動産屋さんにメジャーを借りよう
当社のような不動産業を営む会社には内見や工事の設計に必要なメジャーがいくつも置いてあります。しかし、持っている在庫がすべて出払っている場合もあるので「借りられないかも」と望み薄な感じでうかがってください。
また、不動産屋さんによってはメジャーを置いていないこともあります。運よく借りられること期待せず、なんとかしてメジャーを手に入れましょう。
1-2.100均やホームセンターがあれば寄ってもらう
不動産屋さんにメジャーが借りられなかった場合、内見での移動中にメジャーを購入できる場所があったら寄ってもらってください。 しかしそれは不動産屋さんの業務の管轄外です。 断られることも考慮して尋ねてみましょう。
また100円均一ショップで購入するメジャーは2メートル以上のものを購入するようにしてください。 2メートル未満のメジャーでも家電や家具の配置については困りませんが、カーテンの高さを測るのが困難な場合があります。 急ぎすぎてもメジャーの吟味は怠らないでくださいね。
1-3.アプリをインストールする
内見当日にメジャーを忘れ、100均などにも寄ってもらえなかった場合の最後の手段です。 お手持ちのスマートフォンに長さを測れるアプリをインストールしましょう。内見で使えるメジャーアプリはこちらのページで紹介しているのでよろしければご利用ください。
注意点として、色々と試しましたが、スマホアプリでは正確な長さは測れません。もしかしたら、こう言うのが得意な人ならうまくできるかもしれませんが、どうしても大雑把な長さになってしまうので数字は参考程度にとらえた方が良いと思います。
2.メジャーを忘れてしまった場合に取れる正攻法
内見当日に長さが測れなかった場合、申し込みを入れる前にもう一度室内の内見へ行ってください。「何回も内見して迷惑じゃないの?」と思われるかもしれません。ただ、内見は多い人で5部屋、6部屋と見に行っています。雨の日、風が強い日、夜など状況に応じたり、コンセントの位置が測れなかったなど、測定不足から依頼される方もたくさんいます。
不動産業界にいれば、内見回数の多さは慣れっこなので、相手の手間を考えずにわがままを言ってみてください。それで気に入ったお部屋に住めれば、ご紹介した内見担当者もあなたもハッピーです。
3.内見に準備をしておくべきもの
内見に行く場合に準備しておくべきものを再度ご紹介します。
- スマホ
- メモ用紙・ボールペン
- メジャー
スマホには内蔵するアプリに方位磁針やカメラ、またブラウザに接続することで周辺施設をマップで見ることができます。それこそメジャーもメモ用紙も兼ねているのでスマホひとつあればまさに百人力です。
しかし、スマホのメジャー機能に関しては既述の通り、正確性に欠けるのでできれば、アナログ式のメジャーや巻尺を用意したいところです。 メジャーにばかり気を取られ他の準備がおろそかになってしまうこともあるので、これら3つについては必ず内見で持ち込むようにしましょう。
4.お部屋の内見で不動産屋もメジャーを持っていない時の対処法まとめ
お部屋の内見なら、メジャーを持っていって、大きな家具や家電が運び込めるのか?そして、置けるのか?をキチンと計測するのが一般的です。ただ、稀にメジャーを持って来てくれない担当者もいます。そんな時にパニックにならず、キチンと内見の目的を達成するために知っておいてほしい対処法をまとめました。以下、今回のまとめです。時間やコストを意識し、賢く自分に合った部屋を探して下さい。
4-1.メジャーを忘れてしまった場合の緊急事態に使える方法3つ
・不動産屋さんにメジャーを借りよう
・近くに100均やホームセンターがあれば寄ってもらう
・アプリをインストールする
4-2.メジャーを忘れてしまった場合に取れる正攻法
・もう一度内見へ行く
5.トラブルを避けるための部屋探しチェックリスト
これまでのトラブル相談やアンケートの事例を参考に、簡単なチェックリストを作りました。
もし、いくつか、該当するようなら、慎重にお部屋探しをされることをお勧めします。
□ 延線沿い等エリアを広げ、自分に合う部屋を探したい
□ 自分に合ったお部屋の条件や優先順位が分からない
□ オンライン内見や広告を見て、お部屋を決めたい
□ 部屋探しの経験が2回以下で相談し、お部屋を決めたい
□ 家賃や初期費用等予算の決め方が分からない
□ 契約や引っ越し後のトラブルは絶対に避けたい
□ 自分のペ-スでゆっくりお部屋を探したい
□ 仲介手数料無料や返金保証が付いている方がいい
もし、3つ以上当てはまる方は慎重に部屋探しを進めて下さい。というのも、トラブルが続くと、仕事や私生活だけでなく、健康も害してしまう事もあります。
また、気になるようなら、LINEで出来る部屋探しの条件簡易診断もやってみて下さい。3つの質問で、部屋探しに必要な具体的な注意点や対策をご提案しています。
内覧でいかに真剣に部屋と自分と向き合ったかということが部屋に住み始めてから後悔するかしないかを決定づけます。是非、是非、失敗や後悔の無い部屋探しをしてください。今回ご紹介した内容が貴方の失敗を防ぐ一助となれば幸いです。
あなたの大切な人生と平穏が守られますようにこれからも私たちは4,500件を超える引っ越しの失敗談を基に、住まいのトラブル解消の専門家として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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