D.不動産用語

不動産用語解説 『採光』とは?その基準は?

採光とは、窓や出入口などを通して、お部屋の中に自然光を採り入れることをいいます。

『建築基準法』では、住宅の人が過ごすお部屋(専門用語で『居室』といいます)には、その床面積に対して窓や出入口などの『開口部』が1/7以上必要、と規定されています。

これを満たさない部屋は、『納戸』、『サービスルーム』、『あんどん部屋』などと呼ばれ、居室とは区別されます。

略語は『S』で、広告やパンフレットなどには、「2LDK+S」、「2SLDK」というように表記されていることが多いです。

お部屋の採光性は、気分や健康などにも大きく影響するもので、お部屋選びをする際、採光性を重視される方も多いと思います。

ただ、建物の構造や方位関係などにもよりますが、納戸、サービスルーム、あんどん部屋と呼ばれるお部屋は、採光性が低い傾向にあるので注意が必要です。そのため、採光性が低くても、明るい色の家具などで、光を反射させて採光効率を高めるなど、工夫の余地はあります。

担当 馬場

▶関連用語:開口部、居室、納戸、サービスルーム、あんどん部屋、S、SR、DEN

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相樂 喜一郎

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相樂 喜一郎

事例を基にトラブルの少ない取引を目指し、2011年以降130件以上の不動産取引を経験。現在はこれまでの経験を活かし、地域の金融機関と一緒に相続に伴う実家の再生や売却、住み替えに注力。不動産鑑定士補、宅地建物取引士、相続アドバイザー、住宅診断士。 >>その他詳しい実績はこちら

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