目次
- 1.質問:30代独身女性の東京での一人暮らし、部屋の家賃や生活費は平均いくらですか?
- 2.回答:単純にいくらですと言えないので、各社が発表しているデータを基に以下調べてまとめました。
- 3.30代の平均貯蓄額は?
- 4.余裕のある家賃は手取りの4分の1前後
- 5.手取り収入と家賃はバランスが大事
- 6.一人暮らしの女性の生活費
- 7.生活費を下げるお部屋選びのポイント
- 8.30代女性が貯金する方法
- 9.老後を安心して過ごせるように若いうちにやっておけば良かった事
- 10.何のために一人暮らしをしているのか
- 11.30代の一人暮らしの生活感まとめ
- 12.内見チェックシートのリニューアルについて
- 13.トラブルを避けるための部屋探しチェックリスト
いつも読んで頂き、ありがとうございます。
不動産で明るい毎日を目指す六本木の不動産屋、(株)リビングインで住まいのトラブル相談・提案を担当している宅地建物取引士兼住宅ローンアドバイザーの大和田です。
一人暮らしを新たに始める方は実際いくら、使えるのか?生活費はどれくらいを見積もっておけばいいかなど、不安になると思います。というのも、ちょっと前のニュースでも、新型コロナウイルス感染拡大で中小の苦境ぶりが浮き彫りになっています・・・。
1.質問:30代独身女性の東京での一人暮らし、部屋の家賃や生活費は平均いくらですか?
大阪シティ信用金庫が発表した中小企業のボーナス調査で「支給する」と回答した企業が54.0%とほぼ半数の企業が支給しないと答えていました。
減少幅は1998年の調査開始以来最大。支給額の平均も28万7,604円で2年ぶりのマイナスみたいです。最も厳しい業界は飲食店で第3波が来て、どうしようもない状態が続いています。
更に、在宅勤務が一般化しつつあり、総務省の4~6月期の家計調査で電気、ガス、水道代などの生活費が増えているようです。水道代が4%、電気代が2%アップしているようです。
具体的に、リモートワークが始まり、5月の電気代が3,000円、6月の電気代が4,000円増えているようです。収入が減り、支出が増える転換期に差し掛かっているため、これまでのように適当にやらず、ちょっと先の事を考え、賢く部屋探しをする必要があると思います。特に、家賃は固定費の中でも多くを占めるので慎重に考えたいところです。
厚生労働省が令和2年にまとめたデータです。男性と比較して、女性の方が緩やかですが、企業規模が大きい程、20代後半から30代までの賃金の上昇は大きいものになっています。
その為、あなたの現在のステージだけでなく、半年・1年先の状況に合わせた部屋探しが大切になってきます。と言うのも、これまでのアンケートの結果から、更新など短期の引っ越しを繰り返す事が経済的な損失が最も大きくなるからです。
・・・さらに、昨日のNEWS23でやっていた、外出自粛期間中は運動不足になり、血流が悪くなるため、抜け毛薄毛になりやすいというのもさらに生活費アップかと、ネガティブになりました。一先ず、引っ越しを本当にするのかを含め、慎重に部屋を探した方が良いと思います。引っ越したら、家賃はずっと掛かってきますから。
念のため、6,700件のお引っ越しに関する後悔のアンケ-トや400件を超えるトラブル相談を参考に、安心できる部屋探しに向けたチェックリストを作成しました。
2.回答:単純にいくらですと言えないので、各社が発表しているデータを基に以下調べてまとめました。
あなたが今後もキチンと生活を防衛し、ゆっくりでも着実に成長していくため、ファイナンシャルプランナーとして実際に働いている馬場が最近の経験を基に実際の生活だけでなく、収入や貯蓄額をネットや各種発表を参考に、特に30代の単身女性の方の実際の生活や生活費の水準についてまとめました。
同じく、厚生労働省が令和2年にまとめたものです。大企業の年功序列が顕著過ぎますが、30代は収入が上がっていきます。その為、部屋探しは引っ越しを繰り返さない様、慎重に行ってください。
また、将来に向けてキチンと毎月貯金をするために生活費を賢く下げる方法についてもまとめています。例えば、初期費用や引っ越し代だけでなく、電力・ガスの自由化、スマホの利用料など・・・。
特に、電力・ガスの自由化はあまりニュースになることが少なく、知られていないので今後はもっと役に立つと思います。色々と理想のライフスタイルはあると思いますが、より賢く生活するために一読してみて下さい。
3.30代の平均貯蓄額は?
厚生労働省が発表した「平成28年 国民生活基礎調査の概況」によると、世帯主である30代の平均貯蓄額は403万6千円です。しかし、これは世帯単位でのデータなので、一人暮らしの世帯はもっと低いと思います。「30代女性で一人暮らしをしている人の平均貯蓄額」の公式なデータはありません。しかし、この調査によると、年収300万円であれば、平均貯蓄額は約165万円とのことです。
一方で、先ほどの「平成28年 国民生活基礎調査の概況」で気になるのが平均負債額の方です。世帯主が30代の平均負債額は865万7千円と、厚生労働省が発表した平均貯蓄額の400万円をゆうに超えています。プライベートでも結婚やマイホーム、車の購入など、出費も多い時期だからかもしれません。借入額はこれから調整するのは正直難しいですが、大きなイベントが少ない一人暮らしの方は毎月の出費や負債・借り入れを自分でコントロールできます。
他にも、ネットエイジア株式会社が2019年の夏に実施した、全国の20~49歳の社会人(パートやアルバイトの方を除く)1,000人にアンケートをした結果は以下の通りです。平均は700万円近いですが、貯金額が300万円以下の方が50%以上と過半を占めていました。
以下、ご参照下さい。老後2,000万円問題がうたわれた直後のアンケートですが、目標値には遠く及ばないため、計画的な貯蓄や運用が必須になっています。僕も含めて、無駄を減らし、計画的な生活が求められていますね。
4.余裕のある家賃は手取りの4分の1前後
では、30代女性の一人暮らしで適切な家賃はいくらなのでしょうか?
馬場:よく言われている目安は「手取り収入の3分の1」ぐらいです。家賃を手取り収入の3分の1に収めれば、そのほかの生活費、さらには習い事や趣味など、自分の好きなことに費やすお金も確保できます。引っ越さない限り家賃は、自分でコントロールできない固定費です。いくらお部屋が気に入ったからといって、無理なところに住むと後々苦労することになります。
次に、30代女性の平均年収を厚生労働省が発表している「令和2年度賃金構造基本統計調査」より調べてみました。
30~34歳は、2,961,600円(246,800円/月)
35~39歳は、3,102,000円(258,500円/月)
という結果でした。
結果から分かる通り、300万円前後ということで、月収は約25万円程度になります。毎月社会保険料や税金などを引かれると、手取りは約20万円になります。
そのため、20万円の3分の1であれば適切な家賃は66,000円になります。
ただ、最近は日本が元気だった昭和や平成時代に無かったスマホ代やネット回線代やヘアサロンや脱毛・ネイル・まつ毛エクステ等美容代が毎月出てきたため、年収の3割っていう言葉は古いかなと思っています。関東地方で働いている30代女性の一人暮らしの部屋探しの体験談を分析すると、手取りや年収の3割を信じて、部屋探しを始めた結果、今回のような突発的な収入の減少時に家賃が高すぎて、生活が苦しくなり、家賃の安い部屋に引っ越したいという失敗が結構ありました。
私たち、atliving的には、東京での生活を効率よく楽しんでもらうために、先ずは、年収の2割から2.5割程度に家賃を抑えるのが良いと思っています。ですので、20万円の4分の1で計算をすると、妥当な賃料は50,000円でお探しするようにお伝えしています。
特に、年収が500万円以下の場合にはこのルールを固守した方が何かといいと思っています。
具体的には、額面年収に95%を掛けて頂き、その金額に25%を掛けた金額を年間の家賃の目安としてお部屋を探してもらえると、変なストレスを抱えることなく、また将来の為に毎月貯金をしていく事が出来ると思います。パッと分かるように、グラフにしてみました。
グラフから以下ように年収と家賃の関係を考えています。
- 家賃5万円・・・月収20~25万円で年収200万円後半ぐらい
- 家賃6万円・・・月収25万円前後で年収300万円前後ぐらい
- 家賃7万円・・・月収25~30万円で年収300万円中旬ぐらい
- 家賃8万円・・・月収30~35万円で年収400万円前後ぐらい
- 家賃10万円・・・月収40~45万円で年収450~500万円ぐらい
- 家賃12万円・・・月収40~45万円で年収600万円ぐらい
- 家賃15万円・・・月収45~50万円で年収750万円ぐらい
*上記はあくまで目安です。しかし、このぐらいで考えておくと、日々の生活に無理がなく、安心して仕事にプライベートに東京での生活を楽しめると思います。なお、記載した数字は額面金額で考えています。ここ数年、東京を中心に狭小のアパートやマンションの大量供給があり、一部で賃料単価が上がっているところもあります。しかし、日本全体で考えると、家賃自体は相対的には落ちているのでこれくらいを目安にお部屋を探した方が安全だと思います。
実際に現地に行って見てきました。住んでみると、色々と揃ってて便利で治安的にもお勧めできる駅は以下の通りです。
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もし、ご自身のさじ加減が分からない時は不動産屋の各担当に先ずはメールなどで相談してみて下さい。
部屋探しを始めたばかりで不動産屋さんに行っていない場合や煩わしい時は下記、フォームからコメントやご連絡頂ければ、24時間以内にお部屋探しの参考になるよう、あなたの年収と職場に合ったリーズナブルな駅を個別に回答させて頂きます。
念のため、6,700件のお引っ越しに関する後悔のアンケ-トや400件を超えるトラブル相談を参考に、安心できる部屋探しに向けたチェックリストを作成しました。
5.手取り収入と家賃はバランスが大事
現在、多くの人が後悔している『高すぎる家賃』は分かり易く、後々苦労する可能性が本当に高いです。エリアや建物の見た目だけでなく、あれも、これもと条件を追加して、部屋を探すと自然と家賃が高くなってしまいます。
ただ、前の段落で安全な家賃をと言っておきながら…、手取り収入と比べて安すぎるお部屋を選ぶのも考えものです。なぜなら、コロナ禍を踏まえ、最近の住まいは単に寝食をするところではなく、自分のライフスタイルを作ったり、仕事をしたりと、人生にも大きな影響を及ぼす場所になったからです。
30代の女性の一人暮らしではあまりないケースかもしれませんが、木造のアパート、特に築年が古く、改修がキチンとされていない部屋など、家賃をケチったばかりに、帰宅するたびに「憂鬱、寒い、暑い」と不満が続けば、毎日前向きな気分で過ごすことができません。さらに、同じマンションに住む人は基本的に同じくらいの収入や価値観であることが多いです。そのため、僕のおすすめは『自分の収入や年齢に見合ったお部屋、もしくは少しだけ背伸びをしたお部屋を選ぶ』ことです。
全くダメな人は例外として、同じような人が集まっているマンションに住むことで周囲の環境からもいい刺激を受けることができます。難しいですが、無理をしすぎず、我慢をしすぎず、ちょうどいい家賃のお部屋を探してほしいです。今だと、半年先ぐらいの収入を目途に家賃を決めると良いと思います。
もし、ご自身のさじ加減が分からない時は各不動産屋の担当に相談してみて下さい。まだ不動産屋さんに行っていない場合など、煩わしい時は下記、フォームからコメントやご連絡頂ければ、24時間以内に回答いたします。
6.一人暮らしの女性の生活費
多くの人が既にご存知の通り、一人暮らしで出て行くのは家賃だけではありません。生活費も事前に具体的にイメージしておきましょう。もちろん、ライフスタイルにもよりますが、一般的には以下の通りです。
- 食 費:2万円から4万円
- 水光熱費:1万円〜2万円
- 通信費:1万円
- 服飾費・美容費:2万円から3万円(ネイルやまつエク、ヘアサロン、エステなど)
- 交通費 :1万円
- レジャー、交際費:3万円
人によりますが、合計10万円から14万円あたりは見積もっておきたいです。この他、緊急の医療費や冠婚葬祭費、雑費として、1万円から2万円は余裕を持っておくとよいでしょう。仮に、額面収入が40万円だとしたら、
- 家 賃:9万円
- 管理費:1~2万円
毎月の家賃と管理費の合計を額面収入の4分の1程度とします。上の生活費と合わせて、毎月25万円前後が支出となります。額面収入の60%程度です。ファイナンシャルプランナーっぽくなってきました。ちなみに、私の友人は上記、ネイルとまつエク、ヘアサロンで毎月3万円。それに、脱毛サロンの分割払いが毎月2万円あり、合計5万円の支払いが自動的にあり、今は本当につらいと言っていました・・・。来年の3月には終わるらしいですが・・・。
整髪料と美容院だけの男性と比べ、女性の場合は特に毎月決まって掛かってくる費用が高額になる傾向があるので、部屋を探す前にこのような実際の生活費について、少し考えることも大切だと思います。
7.生活費を下げるお部屋選びのポイント
少しでも支出を下げるには、やっぱり生活費を抑えるのが効果的です。たとえば、
・インターネット使い放題のお部屋を選ぶ → 通信費の節約
・交通の便がよいマンションを選ぶ → 深夜のタクシーを無くし、交通費の節約
・RC造など冷暖房効率のよいマンションを選ぶ → エアコン要らずで、光熱費の節約
・東京電力・東京ガスだけでなく、電力・ガス自由化 → 新電力で、光熱費の節約
家賃だけで判断せず、その後の生活もイメージすることが、快適でお金を無駄にしないお部屋探しに繋がります。特に、家賃が相対的に安い木造アパートはRC造のマンションと比べて、冷暖房効率は劣るケースが多いです。細かい事ですが、都市ガスとプロパンガスなら、都市ガスの方が安いです。生活費を無理なく、押さえるには見た目で建物を選ぶより、その構造を先ずは考え、スマホや電気・ガスの自由化を上手に使った方がいいと思います
東京電力や東京ガスだけしか選べない時代はもう終わりました。ENEOSや東急、Looopでんき他大手以外にもauやソフトバンク等各社色々なサービスを出しているので、その辺りも比較が必要だともいます。ここもややこしいので、さじ加減が分からない時は下記、フォームからご連絡頂ければ、24時間以内に回答いたします。
8.30代女性が貯金する方法
今まできちんと予算を決めて貯金をしてこなかった人にとっては、どうやって貯金をするといいのか分からないと感じる方もいらっしゃると思います。毎月決まった額を通帳に残していくのももちろんアリですが、低金利が続く日本では全く増えないと思います。
そこで、ファイナンシャルプランナーとして、これまでの経験からリスクを減らす堅実な方法を今回3つほどご紹介したいと思います。もっと簡単に手軽に貯めたいという方は自分で予め決めた金額を収入から差し引いてくれる“先取り貯蓄”という方法を利用してください。賢く増やす、ポイントは節税です。
8-1.つみたてNISA
こちらは資産運用の経験や知識がない方にオススメの非課税制度です。いつも利用している収入が入ってくる口座から決まった額を自動的に差し引いてくれるというもので、毎月1,000円から利用可能なのがオススメです。
結局、投資じゃん・・・と思われる方も多いと思いますが、この“つみたてNISA”は長期の積立て、分散投資を通じた資産形成を後押しするために創設された税制優遇制度で、「長期で保有する」というところが安定・安心の材料です。
8-2.財形貯蓄
これは企業が会社の福利厚生で利用されている制度で、つみたてNISA同様に毎月の給料から天引きされるので使い込む心配もなく、差し引かれたお金だけで生活をすることができると、確実に貯金が増えていきます。
利率は低いのがネックですが、貯金ができてちょっとしたボーナスが手に入るというイメージを持つといいでしょう。
8-3.個人型確定拠出年金「iDeCo」
個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」はコツコツ積立てをして将来に備えるお得な年金制度です。毎月5,000円以上の金額を投資信託や保険といった金融商品を自ら運用し、60歳以降に年金、または一時金として受け取る仕組みです。
ここで注意点としては、60歳になるまでお金を引き出すことができない点です。しかし、これは貯金をしても引き出してしまうという方には、引き出し防止策としてメリットがあるため確実に貯めることが可能になります。
30代から始めたとしても、65歳まで約35年間運用をするので、確実に老後資金を貯めることができます。
9.老後を安心して過ごせるように若いうちにやっておけば良かった事
ここでは、住まいやお金の事に関して、やっておけばよかった後悔をまとめました。皆一様に仕事や貯金、資産の事を話していました。個人的には、このような計画を早めに考えるためにも、賃貸でも住まいについて、真剣に考えることが大切だと思います。アリとキリギリスで言うと、賢いアリになれるよう、元気な今のうちに対策を練っておくのが良いと思います。
・「もっと早く準備し、貯金を始めていれば良かった。」47歳の主婦
・「子供の習い事や塾の費用など、本当にバカに出来ない」42歳の自営業女性
・「今の生活を維持するのが限界。老後には不安しかない。」50歳の事務職女性
・「早くから積み立てを開始しておけば、老後も安心できた。」43歳の事務職女性
・「仕事で稼いでいるうちに、準備をしていけばよかった。」48歳の営業職女性
収入に見合った家賃や生活費をしっかり考えた上で賢く部屋探しを行うことが大切だと思います。気づくことは簡単だと思うので、うまく実行できるトラブルを回避できる部屋探しができるよう不動産会社の担当者とよく話し合ってください。お部屋の条件も大切ですが、もっと大きな事を考えた上で決めていくことが大切だと思います。
10.何のために一人暮らしをしているのか
そもそものお話に戻りますが、なぜ、「一人暮らし」をしているのかを改めて考えることも大切です。「仕事の都合で」、「独立のため」などと人によって状況は様々かと思いますが、本当に節約を考えるということであれば実家に戻るという選択肢も入れてみてはいかがでしょうか?
10-1.一人暮らしのメリット
よく言われることとして、独立することで家事を自分でできるようになる。家事をこなすことによって親のありがたみを感じることができる。異性との交際が気兼ねなく出来るということが挙げられます。
ここで仕事のために実家を出ざるを得なかったという状況であれば仕方がありません。しかし、“ちょっと都会の雰囲気を味わいたい“や”独立してみたい“という理由で、わざわざ実家の近所に一人暮らし用の物件を借りるということであれば、個人的に引っ越しはオススメしません。
たとえば、資産形成を本格的に考えたいという方にとって、新しく家賃を払い、家具や家電、引っ越しをする際の初期費用を支払う方がもったいないように思うと思います。
一人暮らしをこれからしようと考えている方やこのまま一人暮らししていても・・・、と不安を感じている方は、この「なぜ一人暮らしをしているのか?」という原点に一度、立ち返ってみてください。
11.30代の一人暮らしの生活感まとめ
東京にせっかく引っ越し、頑張っているのに使い捨ての人生は絶対に嫌ですよね。僕も嫌です。将来の為に貯蓄や投資をしながら、楽しく毎日過ごしたいです。せっかく頑張っているんですから、絶対に楽しい毎日になるように事前に正しい準備して、お部屋を探して下さい。以下、今回のまとめです。
- 30代一人暮らし女性の平均貯蓄額は、約165万円
- 家賃を手取り収入の4分の1前後にすると、余裕のある暮らしができる
- お部屋は自分の理想のライフスタイルに見合ったものを選ぶ
- 額面収入40万円なら、毎月の生活コストは25万円前後を見積もっておく
- 額面収入30万円なら、毎月の生活コストは20万円前後を見積もっておく
- 電力やガスのインフラの自由化やインターネット無料物件など賢く選んで、コストカットする
- 何を優先したいかを考えて、必要ならば実家に帰ることも検討する
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。ご紹介した内容が将来の失敗やトラブルを防ぐ一助となったら、嬉しいです。
12.内見チェックシートのリニューアルについて
年末にこれまでのお悩み相談400件を踏まえ、引っ越し前後のお手続きも含め、オンライン内見でも担当者に確認してほしいポイントを共有できるチェックシートをリニューアルしました。
部屋探しや引っ越しで不安な場合には、こちらのシートを担当者に送り、お部屋や手続きに問題がないか、効率よく、確認してもらってください。他社のシートも比較につけておきました。後悔しない、損しない、時間を無駄にしないために活用して下さい。
13.トラブルを避けるための部屋探しチェックリスト
これまでのトラブル相談やアンケートの事例を参考に、簡単なチェックリストを作りました。
もし、いくつか、該当するようなら、慎重にお部屋探しをされることをお勧めします。
□ 延線沿い等エリアを広げ、自分に合う部屋を探したい
□ 自分に合ったお部屋の条件や優先順位が分からない
□ オンライン内見や広告を見て、お部屋を決めたい
□ 部屋探しの経験が2回以下で相談し、お部屋を決めたい
□ 家賃や初期費用等予算の決め方が分からない
□ 契約や引っ越し後のトラブルは絶対に避けたい
□ 自分のペ-スでゆっくりお部屋を探したい
□ 仲介手数料無料や返金保証が付いている方がいい
もし、3つ以上当てはまる方は慎重に部屋探しを進めて下さい。というのも、トラブルが続くと、仕事や私生活だけでなく、健康も害してしまう事もあります。
また、気になるようなら、LINEで出来る部屋探しの条件簡易診断もやってみて下さい。3つの質問で、部屋探しに必要な具体的な注意点や対策をご提案しています。
今後もあなたの大切な人生と平穏が守られますよう、6,700件を超える引っ越しの失敗談を基に住まいの問題解決のトップランナーとして、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。また、2013年以降、実際に賃貸仲介を行ったデータはこちらにまとめておきました。
あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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