「就職、転職、転勤…せっかく職場の近くへ引越しするなら、より有意義な暮らしをしたい。」
ここでは、そんなあなたのために、もっと成長できるお部屋の選び方とライフスタイルの作り方を提案します。
波の絵が有名な富嶽三十六景を描いた葛飾北斎は『生涯で93回も引越しをした』と言われています。その行動力、それこそが世界的な名作を生んだ原動力かもしれません。令和になった今でも通用する生活環境を変えるお引っ越しは歴史的人物や研究結果を踏まえた効率の良い成長加速法です。
1.令和時代に必要な成長を促す3つのキーワード
5G、AI、IoTなどの発展で、ますます社会の変化スピードが早くなりそうな令和。じっとしていると、“現状維持”どころか時代に取り残されてしまう危機感さえ感じていると思います。
今回は、そんな令和時代に社会人として、成長し続けるために重要な3のキーワードを解説します。
1-1.ラーニングゾーン
精神状態を左右する環境として、感じるストレスの度合いによって3つのゾーンに分けることができます。
1つ目が最もストレスを感じない環境で、『コンフォートゾーン』と言います。
このゾーンにいると、ストレスや不安を感じず、居心地のよい精神状態を保つことができます。
2つ目は、パニックには陥らないけれど、程よいストレスやプレッシャーを感じる環境、『ラーニングゾーン』です。
3つ目は、冷静な判断や行動ができなくなるほど強いストレスを感じる環境で『パニックゾーン』と言います。
このうち、私が考える社会人として継続的に成長するために、特に必要な環境は『ラーニングゾーン』だと思っています。ラーニングゾーンが、人を成長をさせることは研究でも明らかにされており、有名な法則として『ヤーキーズ・ドットソンの法則』があります。
この法則は、アメリカの心理学者兼動物行動学者、ロバート・M・ヤーキーズと、心理学者、ジョン・D・ドットソンの2人の研究によって明らかにされました。『ヤーキーズ・ドットソンの法則』によると「人は適度なストレスを感じる状態のとき、最適なパフォーマンスを発揮する」とされています。
たとえば、(こうしたペナルティが法的に許されるかどうかは別として、、)以下のような2つの条件があったとします。
(A)次の面談で契約を取れないと、ボーナス査定が5ポイントマイナス
(B)次の面談で契約を取れないと、ボーナス査定が20ポイントマイナス
この場合、(B)の方が一般的に高いパフォーマンスを発揮します。つまり、次の面談で契約を取れる可能性が高いのです。
一方で、以下の2つの条件だと、結果が変わってきます。
(C)次の面談で契約を取れないと、ボーナス査定が5ポイントマイナス
(D)次の面談で契約を取れないと、ボーナスなし
(D)のように強すぎるストレスがかかると、極度の緊張からパフォーマンスが発揮されないということです。成長を加速するラーニングゾーンに身を置く方法はさまざまありますが、知らない街を歩いてみる、引越して住環境を変えてみるといったこともその一つと言えます。
就職や転職などで知らない街への引越しを余儀なくされた時、多くの人がやっていけるのか不安を感じます。しかし、この程度のストレスであれば、あなたを充分に成長させることが出来ると思います。
1-2.T型人材
T型人材とは、深い専門性(T字の縦線の部分)だけでなく、幅広い知見(T字の横線の部分)にも富んだ人材のことを言います。
一つの領域を深く追求することも素晴らしいですが、近年ではさまざまな視点から物事見たり、アイデアを生み出す能力が重要視されています。
例えば、Appleの創業者スティーブ・ジョブズは、T型人材と言ってもよいでしょう。
アップルは初代iPhoneの開発中、表面が硬質プラスティックでできた試作品と鍵を一緒にポケットに入れると、表面が傷つくことに気づきました。
そこで、ジョブズはガラスメーカーであるコーニング社CEO、ウェンデル・ウィークスに相談し、同社が開発したゴリラガラスをiPhoneに採用します。
と言っても実はこの時ゴリラガラスは未完成品で、コーニング社は1960年代に開発したゴリラガラスの素材をうまく活用できず、ほとんど製品化できないまま仕舞い込んでいました。
しかし、ジョブズはガラスの専門家でないにもかかわらず、ゴリラガラスをiPhoneに採用することを決めたのです。つまり、ジョブズにはガラスの専門家とまではいかなくても、iPhoneにそのガラスを採用すべきかどうかを判断できる知見があったということです。
後に、ゴリラガラスを採用した理由は傷に強いだけでなく、エレガントなデザインにできることにもあるとも語っていますが、ジョブズがガラスの強度やデザインなどさまざまな分野の知見や感性を持ち合わせていたとも言えます。
日本でも、近年カリスマ的な認知度を誇る成功者には、T型人材が多いです。例えば、ホリエモンこと、堀江貴文さんもスタートは専門職の代表とも言えるプログラマーです。実業家としての成功を収めるには、プログラマーとしての高い専門性に加え、マーケティングや経営などの知見、広い人脈がなければ難しいでしょう。
他にも、漫才コンビ、キングコングの西野亮廣(あきひろ)さんも、スタートはお笑い芸人ですが、今では絵本作家、実業家としても活躍しています。西野さんはお笑いの世界では早い、20代前半で成功を収めた芸人です。そのまま芸人としての道を進むのが“普通”の道ですが、あえて違う分野での知見や人脈を広めたことで今のポジションを得たと言えるでしょう。
まずは『自分の専門と言える分野を作り、深めること』。そして、専門外の分野へも世界を広げT型人材となることが、さらなる成長と成功を生み出すのです。
1-3.クリエイティブ力
いつの時代でもクリエイティブ力、創造力というのは重宝されてきましたが、近年は一層それらが注目されてきています。その理由は、高度な技術がそのまま生活に影響を与えるようになってきたからです。
たとえば、電子レンジは電磁波をコントロールする技術で食品を温めますが、その技術は電子レンジの中だけで作用し、人生の選択や決断に大きな影響を及ぼすようなことはほとんどありません。
しかし、今注目されている5G、AI、IoT、VRなどの技術は、私たちのライフスタイルを丸ごと、さらには人生にも大きな影響を与える可能性が高いです。
ということは、高度な技術を扱える技術者のスキルや知見が、そのまま私たちの生活に反映されやすくなります。一般ユーザーにとって、技術の中身にほとんど興味がなく、それが使いやすい、便利、おしゃれ、楽しい、安いなどの方が重要です。こうしたことを実現するには、人を感動させたり、人に共感したりといった感性を含めたクリエイティブ力が必要になります。
クリエイティブ力は例に挙げた科学技術の方面だけでなく、たとえば飲食関係やセラピスト、ウェブ制作などの分野においても、専門性を高めるだけでなくユーザーの琴線に触れるようなクリエイティブ力も併せ持つことが、仕事ひいては自分の成長を加速させるでしょう。
2.令和時代の成長3キーワードまとめ
・ラーニングゾーン:継続的に成長するために必要な環境に身を置くことが大切です。
・T型人材:深い専門性に加え、幅広い知見にも富んだ人材がこれからは求められます。
・クリエイティブ力:単なる技術力だけなく、人を感動させたり、人に共感したりデキる感性を持ち合わせることが、活躍のカギです。
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今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して、結果と原因のみ、記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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