C.解決事例(お客様の声)

夜勤で住人と生活時間が違うのでトラブルにならないか心配でした…


今回の引っ越しの失敗・不安やその原因を聞き、対策を考える事例分析インタビューは、現在電機メーカーの製造業で働いている男性にお話を伺いました。

2008年06月、パート・アルバイトをしていた40代の時に、2回目の引っ越しで1DK(一人暮らし)のお部屋に引っ越した時のお話です。

1.引っ越しを決めた理由や理想のライフスタイルは何でしたか?

通勤時間短縮のために引っ越しました。20代から30代前半まで、勤務先のスマホ工場まで実家から通勤していました。当時は、スマホの売れ行きが良くて、長時間残業が続いていました。夜勤だったので18時に出勤して、朝9時頃に帰宅していました。

通勤時間がもったいないと思い、職場から2キロ弱ほどのアパートに引っ越しました。自転車で5分で通えるようになったので、残業が続いても、早く家に帰って、趣味のレンタルビデオ鑑賞を楽しみたいと思っていました。

2.引っ越し前の不安について

2-1.不安はありましたか?

夜勤だったので、お隣さんが寝ている時に、風呂に入ったり洗濯機を回して苦情が来ないか恐れていました。また、引っ越しの日のことですが、原付やレンタカーを用意しておけば良かったと思いました。

実家で引っ越し屋さんに荷物を預けて、すぐ新居のアパートへ向かわなければなりません。その時に、すぐ飛んで行ける移動手段がなく、電車で向ったので、引っ越し業者を30分程待たせてしまいました。

>>弊社では一都三県内での単身・一人暮らしのお引っ越しであれば、提携しているファミリー引越センターを通常価格から30%オフの値段でご紹介できます。このサービスを使って、賢くお引っ越してください。きっと最適なプランを紹介してくれます。もちろん、養生をしっかりして、お部屋に傷付けませんし、追加の費用請求もありません。万が一、キズを付けてしまった場合にも相応の対応・保証が付保されています。

ただ、群雄割拠で競争が激しい引っ越し業界では他社に負けないため、30%もの広告費がお見積りに載っていると思うのと、怖いですね。多くの人が使っている相見積もりの引っ越しサイトとか、実際は相見積もりサイト運営者や間に入っている代理店にいくら払っているのか、気になります・・・。

自力で引っ越しを行い、物を壊したり、部屋や建物に傷をつけて、修理代を取られるくらいなら、引っ越し業者さんにお願いした方が早いし、安心だと個人的には思います。

2-2.その不安は引っ越しまでに解消しましたか?

お隣さんがどんな方かは実際に住んでみるまで分からないと思って諦めていました。

3.引っ越し時の失敗について

3-1.失敗や後悔はありましたか?

新居のアパートに引っ越した後に、困ったのは、お隣さんが生活音に神経質だったことでした。特に、お隣さんとの部屋を仕切る壁に洗面台や風呂場があるのは、まずいと思いました。夜勤明けに自分が風呂に入りたい時間帯は、隣人がまだ寝ている可能性が高い時間帯でした。できる限り配慮したつもりでしたが、思い切り壁を叩かれたり物を投げつけられたりしました。豆腐メンタルの私としては、吐きそうでした。

3-2.失敗を防ぐための対策はしましたか?

なるべく気を遣って生活しましたが限界はありました。集合住宅はお隣さんと壁一枚挟んで生活するしかなく、特にワンルームだと仕切り壁に洗面台や洗濯機を置くスペースが設置されています。なので、非常に生活音が響きやすいです。特に、自分が夜勤、隣人が日勤ですと、非常に神経を使います。

3-3.その失敗は解消しましたか?

今はもう引っ越したので解消しています。私のように夜勤で働いている人は、集合住宅よりも、昭和に建てられたような小さな平屋のアパートが良いと思います。もしそれが無理だったら、洗面台や洗濯機のスペースが、お隣さんと自分を隔てる壁側にないことを確認した方が良いと思います。

4.引っ越し後にトラブルなどありましたか?

お隣さんには気を遣いましたし、壁を叩かれるのは辛かったですが、その他は特にトラブルはありませんでした。

5.引っ越しする人へアドバイスや良かったことを教えて下さい

夜勤の方は物件の大きさや間取りを確認してから決めた方が良いと思います。集合住宅よりは一軒家の小さなアパートの方が、生活音に敏感な隣人を気にしなくて済むと思います。

引っ越して良かったことは、通勤時間の軽減でした。実家から通っていた時は、往復90分かかっていたのですが、勤務先から近いところにアパートを借りたことで往復10分になりました。特に、繁忙期に長時間残業が続いて、へろへろに疲れた時は、引っ越して良かったなと感じました。

6.引っ越しインタビュー後の考察

あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して、結果と原因のみ、記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。

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相樂 喜一郎

この記事を書いた人

相樂 喜一郎

事例を基にトラブルの少ない取引を目指し、2011年以降130件以上の不動産取引を経験。現在はこれまでの経験を活かし、地域の金融機関と一緒に相続に伴う実家の再生や売却、住み替えに注力。不動産鑑定士補、宅地建物取引士、相続アドバイザー、住宅診断士。 >>その他詳しい実績はこちら

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