1.当時の状況は?
当時20代だった頃一人暮らしをしていた2DKのアパートから転居することになり、退去する時のことです。
大家さん立ち会いの元、お部屋の引渡しをすることになりました。
その際に部屋の原状回復にあたりこちらに責があるとし、多額の金銭を要求されました。
2.まずは早めの相談を
まず第一に、契約書・国交省のガイドラインの原状回復に関する内容をよく確認することが大切です。
どういう場合が自分の責になるか、よく把握し、気になる点は報告だけでもこまめにしておきましょう。
また、入居時に部屋の現状の記録の控えを自分でも保管しておくことも必須です。
こういったことが、万が一トラブルに巻き込まれた時に早期解決の糸口になると思います。
3.今回の相談を受けた担当者のコメント
退室時の原状回復について揉めるケースは多々あります。
その時に活躍するのが、入居時に交わした契約書・国交省のガイドラインです。
契約書に記載があるものや、国交省のガイドラインに定めが無い物に関しては支払う義務は一切ありません。
また、今後のアドバイスとしては入居時に元からついていたキズや汚れがあったら、荷物の搬入前に写真に撮るなどしておきましょう。
退去時のご自身を守るためにも、契約時や入居時にしっかりと準備をしておきましょう。
念のため、これまでの相談事例を基に、遠方への引っ越しや部屋探しの経験が少ない方向けに、トラブルを未然に防ぐ三つの注意点をこちらにまとめておきました。
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あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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