D.不動産用語

親子扉とは、2枚の幅が異なる『開き戸』を組み合わせた扉のこと

親子扉とは、2枚の幅が異なる『開き戸』を組み合わせた扉のことです。

大きい方の扉を『親扉』、小さい方の扉を『子扉』といいます。普段の出入りの際には、親扉だけを使い、子扉は固定して開かないようにしておきます。

そして、たとえば

・タンスや食器棚など大型家具を搬入するとき

・ホームパーティや記念行事など大勢の人が集まるとき

・車椅子で出入りをするとき

・担架で人を運ぶとき

など、状況に応じて、子扉を開けて使用します。

親子扉には、扉一枚の場合と比べて、

・開閉時にスペースを取らない

・開閉時の労力が軽減される

・支柱や蝶番にかかる負担が軽減される

といったメリットがあり、広めの出入り口でよく使われています。

親子扉が見られるのは、これまではほとんど一戸建てでのみでしたが、最近はマンションなどでも使用されることが増えてきています。

親子扉にするとご紹介したメリットに加え、玄関の印象がワンランクアップし資産価値としても高まることも増えている理由の一つです。

お部屋選びをする際は、引越しなどの事を考えて、寸法を測ることがあると思います。親子扉のあるお部屋では、親子扉だけを開けた状態と親扉・子扉両方を開けた状態、どちらの寸法もチェックしておくようにしましょう。

担当 相楽

▶関連用語:開き戸、親扉、子扉

あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。

今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。

Follow me!

関連する他の投稿はこちら

LINEでも無料相談をお受けしております。お気軽にご連絡ください。

無料の参考資料のダウンロードはこちら

相樂 喜一郎

この記事を書いた人

相樂 喜一郎

事例を基にトラブルの少ない取引を目指し、2011年以降130件以上の不動産取引を経験。現在はこれまでの経験を活かし、地域の金融機関と一緒に相続に伴う実家の再生や売却、住み替えに注力。不動産鑑定士補、宅地建物取引士、相続アドバイザー、住宅診断士。 >>その他詳しい実績はこちら

住まいのトラブルを効率的に解消する、管理会社や弁護士に相談する前に行う3つ前のページ

不動産の登記簿謄本とは?売却時の抵当権抹消についても解説次のページ登記簿謄本

ピックアップ記事

  1. 相続後、自主管理中の賃貸マンションが空き家になり、生活費のため、売却した事例

関連記事

  1. D.不動産用語

    延床面積とは『お部屋の床面積を合計した面積』のこと

    延べ床面積とは、お部屋の床面積を合計した面積のことです。一般的には…

  2. D.不動産用語

    不動産用語解説 『コンシェルジュ』とは?

    コンシェルジュとは、マンションの場合エントランスカウンターなど…

  3. 不動産売却における心理的瑕疵とは? 物件への影響や告知義務について解説
  4. D.不動産用語

    両開き窓とは『2枚の窓が左右に開く窓』のこと

    両開き窓とは、2枚の窓が、左右の窓枠を軸にして、外側または内側…

  5. D.不動産用語

    競売とは異なる自宅の任意売却とは?そのメリットやデメリットは?

    1.任意売却についての基礎知識まずは任意売却について、…

  6. D.不動産用語

    不動産用語解説 『敷地』とは具体的に何?

    敷地とは、建物を建てる土地のことです。『建築基準法』施…

営業日時・連絡先

年中無休・10時から22時まで営業
電話番号
アドレス

運営者情報

運営者情報

2012年以降、1,600件を超えるご相談と300を超える解決事例、そして、6,700件のアンケートを参考に、関わった方の住まいのお悩みゼロを目指し、活動しています。充実した毎日を取り戻すため、一対一の担当制で最後まで一つひとつ、責任を持って対応しています。

詳しくはこちら


無料のLINE相談は深夜も対応しています。お気軽にご連絡ください。


カレンダー

2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930