D.不動産用語

親子扉とは、2枚の幅が異なる『開き戸』を組み合わせた扉のこと

親子扉とは、2枚の幅が異なる『開き戸』を組み合わせた扉のことです。

大きい方の扉を『親扉』、小さい方の扉を『子扉』といいます。普段の出入りの際には、親扉だけを使い、子扉は固定して開かないようにしておきます。

そして、たとえば

・タンスや食器棚など大型家具を搬入するとき

・ホームパーティや記念行事など大勢の人が集まるとき

・車椅子で出入りをするとき

・担架で人を運ぶとき

など、状況に応じて、子扉を開けて使用します。

親子扉には、扉一枚の場合と比べて、

・開閉時にスペースを取らない

・開閉時の労力が軽減される

・支柱や蝶番にかかる負担が軽減される

といったメリットがあり、広めの出入り口でよく使われています。

親子扉が見られるのは、これまではほとんど一戸建てでのみでしたが、最近はマンションなどでも使用されることが増えてきています。

親子扉にするとご紹介したメリットに加え、玄関の印象がワンランクアップし資産価値としても高まることも増えている理由の一つです。

お部屋選びをする際は、引越しなどの事を考えて、寸法を測ることがあると思います。親子扉のあるお部屋では、親子扉だけを開けた状態と親扉・子扉両方を開けた状態、どちらの寸法もチェックしておくようにしましょう。

担当 相楽

▶関連用語:開き戸、親扉、子扉

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相樂 喜一郎

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相樂 喜一郎

事例を基にトラブルの少ない取引を目指し、2011年以降130件以上の不動産取引を経験。現在はこれまでの経験を活かし、地域の金融機関と一緒に相続に伴う実家の再生や売却、住み替えに注力。不動産鑑定士補、宅地建物取引士、相続アドバイザー、住宅診断士。 >>その他詳しい実績はこちら

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