家財保険とは?
家財保険とは、家財一式(冷蔵庫、洗濯機、テレビ、パソコンなどの家電、ベッドやタンス、テーブルなどの家具、洋服やアクセサリーなどの動産)が火災、天災、盗難などで損失を受けた時に補償される保険です。
火災保険との違いは、自宅に置いてあった現金や家財の盗難、家財の破損・汚損も補償の対象としているケースが多いことです。(補償内容は、保険会社ごとに異なるので確認が必要です。)
マンションの部屋では上の階からの水漏れで、自分の家財が被害を受けた場合でも補償を受けられます。
1人暮らしでも長年住んでいるうちに、気づけば荷物が増えていき、損害額が予想以上に高くなったり、家族が増えていけばなおさらのこと、買い替えの費用は高額になるので、入っておきたい保険ですね。
保険にもよりますが、家財保険は年間数千円から1万円程度で加入できます。近年高くなっているスマートフォンや多機能家電などの補償も受けられると考えると決して高くない投資ではないでしょうか?
また、家財保険には、賃貸住宅にお住まいの方向けに、『借家人賠償特約』という特約をつけることもできます。
『借家人賠償特約』はお部屋が不慮の事故で壊れてしまったり、借主が原因となって発生した火災の時など、貸主に建物の損害賠償を求められた場合に補償を受けられます。
洗濯機が壊れた、お風呂のお湯はりをしているうちにうたた寝して水漏れさせてしまった、料理中のボヤなどでも、賠償額がかなり大きくなることが予想されるので、特約をつけておくと安心です。
なお、賃貸契約時に家財保険も一緒に契約することを勧められるケース、入居者が個別に契約するケースなどがありますが、どちらの場合も賃貸契約の更新時に、保険の更新をうっかり忘れてしまうこととが多いので注意が必要です。
担当:馬場
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