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今回の引っ越しの失敗・不安やその原因を聞き、対策を考える事例分析インタビューは現在、フリーのライターとして働いている女性にお話を伺いました。
2016年5月、20代の時に、三回目の引っ越しで1K(一人暮らし)のお部屋に引っ越した時のお話です。
【今回のポイント】
三回目のお引越し、20代の女性のお話です。住んでいた家の更新が近いので、それに合わせたお引越しと、よくある話です。更新料を払うくらいなら、新しい部屋へ引っ越したいと相談されます。
でも、部屋探しから引っ越し完了までの時間と費用を考えると、よっぽど今の部屋に不満がない限りは、引っ越さない方がお得なんです。お財布を少しでも潤わせようと家賃の安いところへと移ったものの、オートロックがないことへの不安、治安の悪さ、設備についての不満が出てきたようです。
この場合、大切な事は家賃をどれだけ下げても今の生活のクオリティが落ちないかをよく考えて、お部屋を探してください。
目の前の数千円や1万円ぐらいの値下げでは、案外前の部屋の方が良かった・・・、なんてこともあり得ます。実際のところどうだったのでしょうか?
1.引っ越しを決めた理由や理想のライフスタイルは何でしたか?
住んでいた家の更新日が近付いたのでいい機会だと思って、家賃が安い家に引っ越しました。
引っ越し前よりも毎月の支出を減らして、貯金とか、お財布を潤わせたいと思っていました。
2.引っ越し前の不安について
2-1.不安はありましたか?
オートロックマンションからそうでない家に引っ越したので正直、防犯システムが不安でした。
2-2.その不安は引っ越しまでに解消しましたか?
あまり治安が良くない地域で有名だったので不安だったのですが、駅からすぐ近くの家に決めて不安を解消しました。
3.引っ越し時の失敗について
3-1.失敗や後悔はありましたか?
家賃を落とした為、部屋の使い勝手も悪くなり、良い環境を知っている分生活しづらくなってしまいました。
3-2.失敗を防ぐための対策はしましたか?
支出を減らしたいからと引っ越しを決めましたが、部屋の設備や住みやすさまで考えることができていなかったので、部屋選びの際にはもっと設備を重要視するべきでした。
3-3.今は、その失敗は解消しましたか?
今は結局、実家に戻ってしまったので、解消はされています。
やはり、住みやすい環境や設備が充実している部屋が暮らしやすいです。
4.引っ越し後にトラブルなどありましたか?
家賃が安かったせいか、風通しが悪く、カビが発生しやすい家でした。
5.引っ越しする人へアドバイスや良かったことを教えて下さい
お金は大事ですが、住む環境が悪いと心が病み体調も悪くなってしまいます。お金より、楽しく暮らせそうな家を選ぶことをおすすめします。
良かった事は、家からすぐ近くにスーパーがあったので食料品の買い物には困りませんでした。
6.引っ越しインタビュー後の考察
6-1.固定費は削減できるところは削減したい
家賃を下げてもっと多く貯金に回したり、自由に使えるお金を増やしたいということでご来店いただくお客様は多くいらっしゃいます。やはり、家賃他固定費は削減できるところは削減したいものです。
今回は内容を拝見すると、オートロックや設備に関しての不満や治安が悪いエリアへのお引越しということで大きく家賃を下げられたのかなとお見受けします。
6-2.一度味を知った贅沢から離れることを本能的に嫌がる
ただ、人間はやはり、一度味を知った贅沢から離れることを本能的に嫌がるラチェット効果が強く、高い家賃帯から低い家賃帯へと引っ越しをすると、どうしても悪いところばかり目が行きがちです。
今回は”家賃を下げる”ことに気を取られて他のポイントを見落としてしまったようですね。現在、実家に戻られたとのことで問題は解消しているようですが、お引越しをするときは、是非今回の失敗を糧に成功してほしいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
これまでの引っ越しの失敗インタビューを生かし、事件・事故に遭わない部屋探しの手順をまとめました。
特に、引っ越しで後悔しやすい部屋探しの経験が3回以下の方や、転職で東京へ上京等、遠方への引っ越しで急いでいる方向けに1人・2人の成功体験だけでなく、失敗例とこれまでの実務経験から作ったマニュアルになっています。
4,000件の引っ越しデータを分析し、時間やお金をムダにしないため、家から出ずにスマホで地雷部屋を簡単に除去できます。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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