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いい部屋を見つけ、選ぶのに何回も引越しをしないといけないの?他人の失敗を参考に、部屋探しで時間もお金もムダにせず、今よりしなやかに生きる。引っ越しの失敗や不安、その原因を聞き、スマートな部屋探しを考える、今回の失敗例分析インタビューは、採用代行業で働いている女性にお話を伺いました。
2019年9月、パート・アルバイトをしていた30代の時に、はじめての引っ越しで1K(一人暮らし)のお部屋に引っ越した時のお話です。
【今回のポイント】
あまり貯金が無い状態で引っ越しを決断したのと、どのような部屋に住みたいかを室内のイメージだけで進めたケースです。お家賃以外の敷金・礼金、仲介手数料などの初期費用やランニングコスト等は特に念頭に置いていなかったようですね。今回はどのような引っ越しだったのでしょうか?
1.引っ越しを決めた理由や理想のライフスタイルは何でしたか?
親がアルコールに依存してお金の無心を続けるので、実家から逃れる最終手段として、必要最低限の予算を元に引っ越しました。「自身の体調に合わせた食事を作り、疲弊した心身を癒せるようON/OFFを意識した生活を送りたい」、その一心で引っ越しました。
当時は、採用代行のオペレーターのアルバイトをしていたので、休日は朝から家事とクラウドワークのタスク作業をし、午後はのんびり過ごすか、絵を描く時間にできればと考えていました。
2.引っ越し前の不安について
2-1.不安はありましたか?
2階建てアパートの1階住まいのため、「上階の住人の生活音が気になって寝れない・・・」なんてことがあるのではないか?
また、収入があまり多くないため、日々のやり繰りが上手くいかないのではないか?と不安でした。
2-2.その不安は引っ越しまでに解消しましたか?
結局、引っ越しまでには解消しませんでしたが、とにかく早く実家から出たかったのでなるようになれ!という気持ちでした。
3.引っ越し時の失敗について
3-1.失敗や後悔はありましたか?
探し始めはネットで色々と見ていたのですが、気になる物件が多く目移りしてしまい、迷って内見に漕ぎ着けるまでに2~3ヶ月かかってしまいました。ネットは便利ですが情報が多すぎるため、ある程度、妥協しポイントを絞ってから探すことが必要だったと思いました。
また、人生初の一人暮らしで、家賃の安さと築年数・設備や日当たりに惹かれて、木造アパートに引っ越しましたが、木造アパートの作りをあまり理解しておらず、今まさに「失敗したなぁ」と思っていることが一つあります。
それは、断熱・保温性が低いことです。1階ということもあり、床や水場の壁から冷気がスーッと入ってくるため、エアコンを付けていても部屋の一部分がなかなか温まらず後悔しています。
3-2.失敗を防ぐための対策はしましたか?
家賃と部屋の作りに対してのランニングコスト(光熱費)を意識したお部屋探しをした方が良かったと思いました。安いのお部屋でも、結局寒かったり暑かったりで空調を使いすぎてしまえば、高めの家賃の部屋で生活するより返ってお金がかかってしまう可能性があります。
3-3.今は、その失敗は解消しましたか?
家の構造の問題なので解消はできていません。なるべく暖かい部屋着を着るなど工夫して凌いでいます。
4.引っ越し後にトラブルなどありましたか?
去年、記録的な超大型台風が来た際に、風呂場の流し場の真上にある点検口の四隅から汚れた雨水が滴って来て、ゆっくりシャワーを浴びることができなかった時期がありました。
管理会社の方にすぐ連絡が取れましたが、その後なかなか修理・補修が始まらず度々水漏れに頭を抱えていました。幸い、管理会社の窓口の方は丁寧で親身に応対してくれたので、そこまで嫌な気分にはなりませんでした。
5.引っ越しする人へアドバイスや良かったことを教えて下さい
身の丈にあった物件、身の丈にあった生活を心がけることも大切ですが、無理のない程度に「適度な」散財も必要です。無理のある節約生活を続けると、心が荒んでしまいます。
例え、少ない収入だったとしても、時々ご自分への”ギフト”を贈ることは生活・仕事のモチベーションを上げることにもつながります。毒親のいる実家から出て良かったことは、夜中に目覚めることなく朝までグッスリ眠れ体調がよくなったこと、そして、「己がなすこと全てが己のため」と感じれるため充実感が生まれたことです。
>>特に、遠方からお引っ越しの方など、土地勘のない場所へ急なお引っ越しや強くおすすめされたからとエリアの特徴や家賃相場を分からず、契約してしまい、相場より高い家賃で生活している方の失敗例が結構ありました。家賃補助が出るからよく調べなかった等もありました・・・。
そこで、私たちは東京いい駅ジワる駅としてリーズナブルな穴場の駅をピックアップ、実際に現地に見て、解説しています。選考に使った主なポイントは以下の通りです。
・一人暮らしの家賃相場の把握
・ターミナル駅へのアクセスが良好
・スーパー、コンビニなどの生活利便施設
・治安や事件・事故物件の有無
お部屋選びの前に、そもそもどこに住むのか?などを決める時の参考にしてみて下さい。
6.引っ越しインタビュー後の考察
6-1.引越し理由がネガティブなケース
急いで引っ越しをしたい場合でも、抑えるべきポイントは抑えておかないといけませんね。お部屋の中はネットを見ながら、イメージを膨らませていたようですが、電気ガス水道料金などのランニングコストや建物の造りなどを少しだけ考えておけば、もう少しトータルで満足度が上がったかもしれません。
でも、前向きに学んでいますので、次は必ず良いお部屋に巡り合えると思います!最後まで読んで頂き、ありがとうございます。サクッと読みきれるよう、私たちなりにポイントを整理し、結果と原因のみ、記載しました。
『引っ越しはセンスや経験じゃない、失敗データを活かしたスマートな部屋選び』をモットーに、現状に満足せず、更なる成長を目指すあなたの部屋探しを、地域や建物の情報を検証し、引き続きしっかり提案・サポートしていきます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問を中心に、サイトの移動を機にもっと参考になるよう、一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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