リストラで返済が全くできない

C.解決事例(お客様の声)

リストラで返済できず、自宅の任意売却を行い、3ヶ月で返済が2万円になった事例

こんにちは、住まいのお悩み無料相談、アリネットで住まいのお悩み相談を受けている宅地建物取引士兼住宅ローンアドバイザーの大和田です。

2019年に岐阜県大垣市の戸建住宅にお住まいのT様(60代)からご相談を受けました。

大和田面談男性

T様は、第三セクターが運営する東大垣駅最寄りの戸建てを1992年、結婚を機に2,300万円、30年の住宅ローンを組んで購入されました。

しかし、定年目前の60代でリストラに遭い、住宅ローンの返済ができなくなりました。

高齢のため、引っ越し先が見つからないため、住みながらの売却、さらには売却後も住み続けたいとのご希望があり、弊社のホームページを見つけて連絡頂きました。

結果的に、個人投資家向けに3ヶ月でご自宅の任意売却ができ、ようやく新しい生活も落ち着いてこられたとのことで、今回、T様に許可をいただいて、メンバーでお話を聞いてきました。

以下、T様のコメントを掲載します。

1.原因:60代、住宅ローン返済が残っている中でのリストラ

リストラで返済に悩む男性

20代から真面目に家族、会社のために働いてきました。

営業の仕事は大変でしたが、人と関わるのは好きでしたし、それなりの成績は残してきたと思っています。

あと数年で定年、老後は奥さんとゆっくり、ささやかでいいから旅行などしたいと楽しみにしていました。

それなのに2019年、会社の経営不振の煽りを受けリストラに遭ったんです。

真面目にコツコツと働いてきたのに信じられない仕打ちだと、当時はものすごく落ち込みました。

まぁ、会社の状況を考えれば仕方ないのはわかっていたのですが・・・

だけどすぐに、お金の心配が湧き上がってきました。

というのも、定年までの10年近い住宅ローンが残っていたからです。

当初の借入額は2,300万円と戸建ての購入にしてはそれほど高額ではありませんでした。

ただ当時は金利が高かったのと、子供の教育資金を優先させてきたため、繰り上げ返済など一切してこなかったんです。

定年まで毎月返済と退職金を充てにしていたため、収入がなくなれば、住宅ローンの支払いが厳しくなる状態でした。

2.希望:住みながら売却し、売却後も住み続けたい

実際、貯金がなかったため、リストラ後すぐに住宅ローンの返済ができなくなりました。

滞納を始めてすぐ、銀行から督促の連絡が来て、もう家を売却するしかないと動き始めたものの、キチンと売れ、ローンがなくなるのか、不安で不安でたまらなかったです。

しかも、希望するエリア、家賃での引っ越し先年齢的にも全然見つかりませんでした。

このままでは娘と一緒に暮らすことも出来ないため、住みながらの売却、そしてできれば売却後もそのまま今の家に住み続けたいと思って、インターネットで色々検索してみたんです。

実際、当時は本当に厳しく、引っ越すお金もなかったです。

インターネットで見つけた地元の不動産会社に連絡してみたものの、築30年近い古い家だったので過去の記憶や資料がなく、担当者に電話であれこれ聞かれてもよく分かりませんでした。

7〜8社目くらい話し、ようやく会えたのがアットリビングの大和田さんで、電話で打ち合わせた後、わざわざ自宅まで来てくれ、家を見ながらちゃんと話すことができました。

他の担当者の言っていることがよくわからなかったので本当にありがたかったです。

そして、一番重要な住みながらの売却と売却後住み続けたいという希望を実現する、具体的な提案をしてくれたことも大きかったです。

3.期間:3カ月かけ、自宅の任意売却

リビングのCGイメージ

売ったあともこのまま住み続けたかった自分にとって「投資家さんに買ってもらい、賃貸する」という提案はとてもしっくり来ました。

投資家さんに買ってもらうなんていうアイデアは微塵もなかったので最初は驚きました。

しかし、確かに早く売りつつ、自分たちが住み続けるにはそれしかないと思いました。

それともう一つ、大和田さんにお願いしようと思った理由があって、自宅をそのまま、綺麗なイメージにしてくれたことです。

古い家ですし、長年住んでいるので、荷物もあり、恥ずかしながら、あまり中を見られたくない状態でした。

だけど、大和田さんが家の中をCGでキレイに資料を作ってくれると言ってくれて、これなら安心できるし、買い手も早く見つかりそうだと思いました。

完成した家の中のCGを含めた販促資料を見せてもらいましたが、これが自分の家なのかと思えるほど、良かったです。

もちろん、大和田さんの営業努力もあって、なんと3ヶ月で売れました。

特別に立地が良いわけでもなく、何より築30年近い物件がこんなに早く売れてびっくりしました。

とにかく、感謝しかなかったです。

4.返済金額:毎月の返済が13万8千円から2万円に

任意売却を行った戸建て

自宅は1992年に頭金300万円、2,300万円の借り入れで購入しました。

30年の住宅ローンを組んだので、月々の負担はそんなに大きくないと思っていました。

しかし、当時は金利が5.3%と高く、また子供の教育資金の方を優先させてきたため、返済が思うように進まず、結局定年までの返済と退職金を充てなければならない状態になりました。

今考えれば金利が下がってきたときに、キチンと借り換えや見直しをしておけば良かったと後悔しています。

60歳を超えて、月々の返済額は車のローン(150万円)や固定資産税なども合わせると、月に13万8千円にもなっていました。

実はこの13万8千円という金額も、今回大和田さんに計算してもらってわかったことです。

バラバラと返済や税金の支払いをしていて支出全体の管理をしていなかったので、こんなにも毎月の負担があったのだと驚きました。

任意売却の結果、100万円ほどの残債が残ってしまいましたが、月々の負担は2万円となり、先の生活が見通せるようになりました。

5.任意売却後の生活:近所にもバレず、以前と同じ生活を続けられている

大和田連絡

任意売却後もそのままの生活を続けられていますし、もちろん近所にもバレていません。

CGイメージを使った資料のおかげで、購入を考えている方が自宅周辺をウロウロするということもなかったですし、安心して任意売却を進められました。

あと、大和田さんが買い手の投資家さんと交渉してくれて、本来賃貸契約に必要な敷金や礼金といった初期費用もかなり抑えてくれたのがありがたかったです。

最初に、自分でインターネットで任意売却について調べた情報からかなり厳しい状況を想像していたので、引っ越し代もかからず、任意売却も3ヶ月でできたのは本当にラッキーでした。

5-1.今は清掃の仕事をきちんとこなす

今は毎月2万円の返済を続けながら、任意売却後に見つけた清掃の仕事をしています。

リストラ直後は頭が真っ白で何もかも投げ出してしまいたくなりましたが、家族のために行動して良かったです。

ようやく先の生活も見通せるようになってきたので、60代の内に完済して老後資金も頑張って貯めたいと思います。

一時は本当に追い詰められ、奥さんに借金の負担をかけないため、不本意ながら離婚も考えました。

色々な業者に当たっても的を得ないやりとりばかりだったので、大和田さんが話を聞いてくれ、自宅までちゃんと来てくれた時には救われる思いでした。

また自宅の売却が決まって終わりでなく、新生活が始まるまで連絡をくれたことも嬉しかったです。

もうお世話にならないのが良いことかもしれませんが、もしまた家のことで困ったことがあったら相談させてください。

この度は本当にありがとうございました。

>>売却後の自宅に住み続けるリースバックのメリット・デメリットはこちらのページにまとめておきました。

90年代後半や2000年の前半の建物は、高齢化と人口減少で、依然と比較すると大きく家賃を抑えることが出来ています。

念のため、あなたの状況や希望により、これからできる対策が異なります。

5-2.住宅ローン返済セルフチェック

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  • 借り入れや返済など、毎月の収支管理が出来ない
  • 養育費や学費など生活費が増え、やや苦しい
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大和田 豊

この記事を書いた人

大和田 豊

事例を参考に失敗の少ない不動産取引を目指し、2012年以降90件以上の不動産取引を経験。現在はコロナウイルスの影響を受け、ローン返済に悩んでいる方向けに、生活の早期の改善に向け、債務整理に注力。宅地建物取引士、任意売却取扱主任者、住宅ローンアドバイザー。>>その他詳しい実績はこちら

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