1.部屋探しの経験が3回以上の女性1,242人のグループ
失敗診断はあなたに部屋を決める前に引っ越し後に起こりうる失敗やトラブルを知り、自分にあった部屋を賢く選ぶことで無駄な引っ越しを繰り返し、時間やお金を消耗することを避けて頂くために作っています。
診断を参考に部屋探しは他社がまだやっていないため、『どうして、診断?』と思うかもしれません。でも、先が読めないこんな時代に、私たちと関わった方には、引っ越し後に起こる失敗やトラブルを事前に少しでも知ってもらい、対策を打った上で部屋探しを行うことで、なるべく損をしてほしくないと思い、作り始めました。
なぜなら、2018年に弊社が700人の方に行ったアンケートで、70%近い人が部屋探しや引っ越しで失敗や後悔したことがあると答えているからです。さらに、これまで部屋探しに関する過去の失敗やトラブル、そして、引っ越しの良い事・悪い事は、不動産会社の担当がお部屋の内見時や店頭での面談時に軽く話すことが多かったと思います。
しかし、コロナウイルス対応や人手不足による効率化を求めたオンライン化の影響で、このような意味のあるムダ話が出来る環境ではなくなってしまい、引っ越し経験者の方でも失敗や後悔の少ない部屋をスムーズに選ぶのは極めて難しくなり、失敗や後悔がこれからもっと増える可能性が高いと考えています。
繰り返しますが、今回は部屋探しの経験が3回以上と比較的経験している女性の引っ越しの失敗例1,242件を参考に、自分の部屋探しの条件や対策を考え、効率よく、自分にあったマンションや部屋に引っ越す事を目的に作成しています。具体的には、このグループに属する部屋探しや引っ越し例をテキストマイニングで分析し、注意すべき点や引っ越し後に起こりうるトラブル等の解決策をまとめています。
この円グラフは、同じグループの方に引っ越し後の不満の度合いを聞いた結果です。今すぐ、引っ越したい又は次の更新までに引っ越したい等、2年以内の短期間での引っ越しを繰り返す可能性がある方が50%を超えており、せっかく時間を掛けて、部屋を探し、お金を払い、引っ越したのに辛いものがあります。その為、この記事を読み、自分にあった部屋を見つけ、大切な時間やお金を少しでもムダにしないよう対策を練ってみてください。
1-1.あなたのグループ
女性×引越し経験回数3回以上
1-2.あなたの性別
女性
1-3.引越しの経験回数
女性の方で、引越し経験回数が3回以上の方の割合は50%程度あり、サンプル数も1,242件ありました。部屋探しを3回も経験していると、引っ越しにかなり慣れていると思いますが、以下のようにトラブルや失敗は依然として多く、注意が必要です。
1-4.引っ越し後の間取り
このグループにおいても一人暮らしの割合が高く、1Kが25%という結果になりました。同じ一人暮らしの1Rや1DKを加えると、2人に一人は一人暮らしのデータ分析となっています。なお、同じく経験のある男性と比較して、1Kの比率が高くなっています。
1-5.引っ越し時の年齢・職業
引っ越しの経験が2回以下と少ない方を比較して、20代・30代で約8割を占めています。また、年齢に応じて、学生の割合が減り、70%以上が会社員・主婦となっています。
1-6.引越しの理由
社会人の割合が50%を超えるこのグループでは引っ越しの理由に条件改善・転勤が多く、30%程度となっていました。その他、年齢的に結婚・同棲による引っ越しも10%を超え、高い比率となっています。転職や就職等も合わせて、10%程度あり、上位5条件で50%を占めています。下記の様な意見がありました。
・結婚することになり、広い部屋に引っ越しました。
・主人の転勤のため、家族で引っ越ししました。
・職場から近い所に引っ越しをしたかったから。
2.お部屋探しやお引っ越しの不安
※1,242件の失敗事例の不安をデータマイニングした結果。
このイメージは、引越し経験回数が3回以上の女性に関する不安をAIでテキストマイニングした結果です。あなたと同じグループの方がお部屋探しを行う時に、どのような不安を持っていたかこれを見るとザックリと分かると思います。文字のサイズが大きいほど、不安に思う傾向が高いことを意味しています。以下、同様。
あなたのグループにおいては『業者(引っ越し』、『治安(トラブル)』、『騒音(音・壁)』、『家賃』、『不動産』を不安に感じていることが分かります。この辺りは引っ越し経験が少ない女性のグループと比較してもあまり変わりませんでした。
なお、お引っ越しの手順や手順別の注意点を知りたい要望は弊社にも数多く来ています。そのため、弊社では4,000件を超える部屋探しの体験談を基にお引っ越しの手順とその注意点をまとめた冊子を作り、これからお引っ越しを行う人向けに無料で配布しています。データが集まる度に内容や数字の改修を繰り返しているため、個別にその時の最新版を配布しています。ご入用の方は当ページのお問い合わせ等よりご連絡下さい。
2-1.主なキーワード
- 業者(引っ越し) 249/1206 20.6 %
- 治安(トラブル) 158/1206 13.1%
- 騒音(音・壁) 147/1206 12.2%
- 家賃 113/1206 9.4%
- 不動産 94/1206 7.8%
引っ越し先の治安や騒音、隣人トラブルは経験の有無に関わらず、不安項目の上位に出てきました。一方、引っ越し業者に関しては、部屋や家具をキズ付けないか心配している方が多くいました。
2-2.AIによる不安の抜粋
- 引っ越し先の周辺環境がよくわからないことが不安でした。
- 住んでみないと、本当に分からないことだからです。
- 周囲の環境は内見だけでは分からないので不安でした。
- 駅の近くだと人が多いので、防犯が不安でした。
- 女性一人暮らしなので、防犯・セキュリティー面に対して不安でした。
- 周囲環境はどうか、ご近所付き合いは必要なのか?
- 女性の一人暮らしで、防犯が一番の悩みでした。
- 近隣の方がどういう方が住んで居るか、不安でした。
- 部屋が1階しか空いていなかったので不安でした。
- セキュリティーが甘かったら、防犯はどのようにしたら良いか?
AIを使った経験談を分析してみると、引っ越し経験回数が多くなっても、女性の一人暮らしに対する不安が高いことが分かりました。例えば、過去にスートーカーによるパティシエ女性の殺害や不審者が部屋に勝手に入っていた等何かあってからでは遅いので、部屋を探す時は防犯や周辺の治安面は最優先して頂き、不動産屋さんにもよく相談するようにして下さい。
その他にも、可能な限り様々な時間帯・曜日に内見や確認を行い、事前に不安な点は減らすようにした方がいいと思います。他にも、不動産屋さんにお願いし、代理で周辺やお部屋を調査していただく(内見代行)のも良いと思います。
2-3.他にも、こんな不安も・・・
- 一番は隣人の騒音がどの程度気になるか?
- まだ幼く、歩き始めたばかりの子どもが2階の部屋で危険がないかどうかかなり悩んだ。
- 玄関の前に平屋の工場が建って週末も稼働するのか不安だった。
- 幼い子供がいると治安の善し悪しを気にします。
- 治安が良い場所か、買い物に不便はないか、防音性は大丈夫か、安全性を重視しました。
- 部屋の内見はだいたい1度で、営業さんに押されて決めることが多かったです。
- 不動産屋がネガティブな部分は積極的には教えてくれないこと。
- 引越し業者の見積もりが高すぎて、どうしていいか不安になった。
引っ越し業者や不動産屋さんは、残念ながら当たり外れや自分との相性の合う/合わないがあります。余裕のある方は複数比較し、自身にあった相手を探すことが重要です。余裕がない場合でも、ネットの口コミを活用して、周辺環境や事件の有無などは見ておいてください。自分が住もうとしているエリア+不安な事項、例えば、中野+事件、中野+盗難とかで検索するのが良いと思います。
3.同じ失敗を繰り返さないために
※1,242件の失敗事例の失敗をデータマイニングした結果。
既述の不安同様に、引越し経験回数が3回以上の女性の失敗談をAIでテキストマイニングした結果です。その結果から、あなたと同じグループの方がどのような失敗や後悔をしているかイメージできると思います。私たちは『引っ越し後にあなたが後悔しないため、お引っ越しの失敗に学ぶことはとても大切』だと思っています。ここでの注意すべき点は、不安視する項目には無かった、『不動産』や『駅』が上位に挙がっていることだと思います。
3-1.主なキーワード:
・引っ越し(業者) 273/1242 22.0%
・騒音(音・壁) 205/1242 16.5%
・不動産 103/1242 8.3%
・駅 78/1242 7.5%
・家賃 89/1242 7.2%
引っ越しや業者が出てくる割合は20%を超え、経験の有無に関係なく、多いものの、騒音が出てくる割合は倍近くになっています。その他経験が少ない時は家賃の方が駅よりも意識されていましたが、経験がある場合には、家賃よりも駅の方を失敗に上げる人が多くなっています。
3-2.AIによる失敗の抜粋
- 失敗したなと思ったのは、マンションの周りが閑静すぎたことです。
- 冬に引っ越しをしたため、荷解きが終わるまで寒くて作業が大変でした。
- カーテンを買うのを引越しの際に忘れていたことです。
- 冬の窓からの隙間風が思ったより入ってきました。
- 不動産屋さんに言われるまま決めてしまったのが後悔でした。
- 引越し業者を利用して引っ越したら、遠方だからかかなり高い費用かかりました。
- バルコニーがないので、必然的に部屋干しになってしまいました。
- 意外と壁が薄く、隣の人の物音が気になりました
- 使ってみるとキッチン、シンクが狭く、後悔したことがありました。
ここでは引っ越し経験回数が3回以上の女性の方の失敗を集めており、上記のような失敗は結構あります。また、失敗談を読むと、案内をしてくれた不動産屋さんに希望を伝えられないまま、物件を決めてしまった人も居ました。その為、事前に相談事項を決めた上で担当の方に希望をしっかり伝えるようにしましょう。もちろん、事前にメールやLINE等で希望を伝えておくのも良いと思います。
3-3.経験者でもこんな失敗も・・・
- 周りにスーパーなど買い物できる場所が無く、買い物をする場合は帰りに途中の駅で降りなければなりません。
- 昼間は明るい住宅街だったのですが、夜になると電灯も少なくて女性が一人で帰るのには不安があります。
- 治安の面に関して、時間をかけて、選ぶことがおすすめです。
- 「駅から徒歩15分」という物件でしたが、実際に改札口に到着するまでは急いでも20分かかったので、通勤が大変でした。
- 部屋が広すぎて、エアコンがなかなか効かなかった。
- 日当たりが悪く、洗濯物がなかなか乾かない。
- キッチンが狭く、作業がストレス。
- スーパーが近くにないところでもいいかと思って引っ越ししたら、思った以上に買い物が面倒になって、自炊を怠りがちになった。
引っ越しの体験談を見ていると最寄『駅』までの距離での失敗談がありました。徒歩の時間は人により異なるので、必ず一度は自分で歩いてみましょう。実際に歩いてみると、信号待ちが多かったり、登り下りがあり、歩きにくく買ったりするのが分かると思います。もちろん、周囲地域の確認にも繋がり、全く外灯がなく、暗い道もあります。
個人的におすすめなのが、仕事帰りにゆっくり出来そうなカフェやスーパー、ドラッグストアなどの店舗を確認しておくと、後々いいと思います。ポイントは、見知らぬ土地を知らないまま契約するのは失敗する可能性が高い事だと思います。
>>多くの人が引っ越し先を選ぶときに条件に上げる日当たりに関して、『一級建築士に聞いた賃貸マンションの内見時に確認したい、日当たりの有無やその大切さ』についてはこちらを見てみて下さい。主なポイントとしては、以下の通りです。
- 3種類の日当たりとは?
- ライフスタイルを考え、日当たりを選ぶ
- 直射日光のメリットやデメリット
4.実際にあったお引っ越し後のトラブル
※1,242件の失敗事例のトラブルをデータマイニングした結果。
既述の不安同様に、引越し経験回数が3回以上の女性のトラブルをAIでテキストマイニングした結果です。AIを使って、テキストマイニングを行いました。その結果から、あなたと同じグループの方がどのような失敗や後悔をしているかイメージできると思います。ここで注意すべき点は『入居』、『カビ』、『虫』、『水漏れ』といった実際に住まないと分からないようなトラブルが実際に引っ越した人達から挙がっている部分だと思います。
4-1.主なキーワード:
・騒音(音) 263/1242 21.2%
・隣人(隣) 201/1242 16.2%
・入居 117/1242 9.4%
・カビ 114/1242 9.2%
・水漏れ 83/1242 6.7%
・トイレ 71/1242 5.7%
引っ越し経験が少ない女性のトラブルとほとんど同じキーワードが上がっています。その為、この辺りのワードやそのトラブルはキチンと押さえて、部屋探しを始めた方がいいと思います。特に、隣人と騒音、カビ辺りは一度引っ越してしまうと、そうそう変えられるものではないので、気を付けて下さい。
4-2.AIによるトラブルの抜粋
- 特にトラブルはありませんでした。
- ガスコンロがつかなくなってしまったことがあります。
- 特に大きなトラブルはないがあえて言うなら隣人の騒音。
- 水漏れと換気扇が回らないというトラブルがありました。
- これと言って大きなトラブルはありませんでした。
- 隣人の騒音が非常にストレスになっています。
- 斜め上の音楽が壁伝いに聞こえてくることがあります
- 隣に住んでいる人の騒音に悩みました。
引っ越し経験が豊富なグループの為、『トラブルなし』との意見が一定数を占める一方で、水回りやキッチン回りのトラブルが大半を占めました。水回りのトラブルに関して、事前に理解することは本当に難しいですが、内見の際に、シャワー、キッチン、トイレ、洗面等全ての水回りの水を出して、確認しておくが重要だと思います。担当の人に過去のトラブルを聞くのもいいと思います。今回、トラブルで上がっているキーワードなどは内見時の着眼点とすることができます。
一方、『入居』というキーワードですが、『入居』してすぐにトラブルが起きたという意見が多く挙がりました。水周りだけでなく、エアコンや照明、取っ手等設備周りも実際に動かしておいた方がいいと思います。その為、内見や不動産屋さんへの対話の中で、過去に水回りのトラブルが無かったかどうか、必ず聞くようにしましょう。
4-3.他にも、こんな失敗も・・・
- 真夏、虫が多いなぁと思って生活していたら、台所の換気扇の中に大きいスズメバチの巣が出来ていました。
- 隣人のベランダでの喫煙、周辺の木々からの落葉、トイレの水漏れ、夜間の隣人の電話等の騒音。
- トイレがすぐに黒ずむので何度か管理会社の方に見てもらいましたが、原因を調べてもらえず高圧的な態度を取られました。
- 窓が開かなくなりました。
- 洗濯機の下の床に水回りの配線が収納されているみたいなのですが、最近黒かびが出てきてます。
- クモがたくさん出て虫がとても苦手になった
- 水漏れが1回と、給湯器の故障が2回ありました。
水回り・キッチンのトラブルに加え、『カビ』や『虫』のトラブルが多くなっています。『虫』を避けるには、内見時に植栽と周囲の木々を確認することや高い部屋に住むことで対策となります。虫対策は可能であれば、1,2階ではなく、3,4階辺りに住むといいと思います。もちろん、それ以上の階でも問題ありませんが。
ポイントは、過去にトラブルがないか?あったとしたら、どんなことか?不動産屋さんや大家さんに聞くようにしましょう。虫のトラブルは入居者が変わっても発生する物なので、一度聞くだけで分かると思います。
※お部屋の内見時に無理をしない範囲で隣人のベランダ状況もしっかり確認しておくと、どんな人が住んで居るのかイメージでき、部屋選びの参考になると思います。以前、契約後にお部屋に行って見たら、ゴミの山と言う方がいました。虫、ニオイ以外に何かトラブルが発生しそうな予感です。
5.お引っ越しで良かったことや成長したこと
※1,242件の失敗事例のお引っ越しで良かったことや成長できたことをデータマイニングした結果。
引越し経験回数が3回以上の女性の良かったことや成長したことをAIでテキストマイニングを行いました。その結果から、あなたと同じグループの方がどのような失敗や後悔をしているかイメージできると思います。ここでのトップキーワードは『駅』や『家族』、『スーパー』、『一人暮らし』、『コンビニ』でした。実際どのような点が良かったのか、もう少し見ていきます。
5-1.主なキーワード:
・駅 101/1242 8.1%
・家族 85/1242 6.8%
・スーパー 81/1242 6.5%
・一人暮らし 60/1242 4.8%
・コンビニ 56/1242 4.5%
最寄駅までの距離や家族、スーパーは引っ越し経験が少ない女性のグループでも良かったことのキーワードに上がっていました。実際、どのような良かったことがあったのか、この後書いていきます。
5-2.AIによる良かったこと・成長できたことの抜粋
- 近くに駅やコンビニがあり便利ではあった。
- 近所に公園があるので、それがとても良いです。
- とても充実した毎日を送ることができました。
- 駅近だったので、交通の便はとても良かったです。
- 職場に近いこともあって、通勤が楽でした。
- 職場から近いところに借りて、良かったと思った。
- 職場に近くなったので、とても通いやすくなりました。
- 防犯面をよく確認した方が良いでしょう。
- 引っ越したことにより、生活がかなり便利になりました。
- 坂の上にあるので、眺めが良いのがよかったです。
『駅』や『コンビニ』、『スーパー』など、引っ越したことで近くになって良かったと、周囲の環境に関することが大半を占めました。これから部屋探しをされる方は自身の仕事や生活リズムにあった周辺施設を確認しておきましょう。一人暮らしをする方などは、これからは特に近くに散歩が出来る公園などがあった方が息抜き出来、気分もリフレッシュできるのでお勧めです。
5-3.他にも、こんな意見も・・・
- 良かったことは会社までの距離がとても近いし、家賃がずいぶん安かったです。
- いくつか下見をした中で、部屋の間取りが使いやすいと思う物件を選んだので、生活はしやすかったです。
- きちんと挨拶することがいかに大切か学びました。
- 見知らぬ人同士が住んでいるので、不安なのはお互い様ですが、なんとなく、毎日の挨拶ができれば、その不安も少しは解消されると思います。
- 自分で掃除ができるようになった。
- 様々な手続きを一人で行ったため、社会で生きていく上で必要な手続きや法律・行政の制度などを知ることができた
- 友人を家に呼びやすくなったので、友人が泊りに来て、食事会を家で行えるようになった。
部屋探しの経験がある方でも、一人暮らしを機に生活力を付けた方も居れば、親のありがたみを再確認できた方も居ました。引っ越しや部屋探しを上手に使い、新たな経験や環境の変化を自身の成長へと繋げていって下さい。その他、隣人の方へしっかりと挨拶をするなど、周囲との関係性を上手く築くことが隣人や騒音等の不安の解消に繋がります。
6.お引っ越しの失敗やその対策まとめ
※1,242件の失敗事例から引っ越しで学んだことをデータマイニングした結果
引越し経験回数が3回以上の女性から直接伺ったアドバイスに対し、AIを用いたテキストマイニングを行いました。その結果から、あなたへ適したアドバイスを提供することができます。
6-1.主なキーワード:
・業者(引っ越し) 192/1242 15.5%
・不動産 169/1242 13.6%
・環境 86/1242 6.9%
・妥協 74/1242 6.0%
・家賃 65/1242 5.2%
部屋探しの経験が少ない方同様、ここでも引っ越し業者や不動産、環境が上位に入りました。次の章で詳細を分析していきます。
6-2.AIによるお引っ越しの失敗やその対策まとめ
-
- 不動産屋はいくつか回った方が良いと思います。
- 優先順位を付けて、物件選びをしたらいいと思います。
- 絶対に譲れない条件と妥協できる点を考えておく。
- 内覧するときには隅々まで見ることをオススメします。
- 実際に部屋を見てから決めた方が良いです。
- また信頼できる不動産屋の方を見つけることも大切です。
- ネットと不動産屋さんをうまく使い分けることだと思います。
- 部屋探しは勿論、まわりの環境も大切だと思う。
SUUMOやアットホーム、国交省などが行うアンケートでは、不動産屋、そして内見する部屋数は減少傾向にあります。しかし、実際に引っ越しを経験したことのある方からは不動産屋はいくつか回った方がいいと書かれており、その理由は不動産屋により、扱っている物件が異なりますと書かれていました。その為、自分にあった良い部屋に出会う可能性を上げるためにも、複数の不動産屋の話を聞くことをお勧めします。
ただ、残念ながら、全ての希望を満たす物件を見つけるのは本当に難しいと思います。複数回引っ越しを経験しているあなたであれば、最優先ポイントが何となく分かってきているはずです。その為、これまでの経験と不動産屋を上手に活かし、少しでも良い物件を探しましょう。
6-3.他にも、こんな意見も・・・
- 実際に内見や周囲の環境を見ることが大事。
- 後悔しないお部屋探しをするためには、物件を自分の目で確かめること以外にも、口コミや不動産屋の情報などの収集も大切です。
- 選択肢は多いほうが良い物件は選べると思う。
- 自分の希望と絶対譲れないものは徹底して物件を探すべきだと思います。
- 譲れないものを妥協すると後々後悔することが多いと思います。
- 良心的な不動産屋を選ぶこと。
- 事前に現地を見て、周辺環境など詳しく理解すること大切になると感じます。
- 時間的な余裕を持って、検討することが大切になると感じます。
- 物事を決めるときには、他人に任せきりにせずに自分で見て判断することが肝要だと思うようになった
まず大前提ですが、内覧が可能な場合は必ず実施するようにしてください。その上で細かい点をしっかりと確認するようにしてください。遠方の方など無理をして一日複数件の内覧を入れてしまうと後半は疲れてしまい、注意力が低下してしまいます。その為、一日3~4件程度に抑え、しっかりと確認するようにしてください。後から確認するためにも、写真を撮っておいたり、最近ではテレビ電話で話しながら、建物や部屋を見せ、アドバイスをもらっている方もいらっしゃいました。スマホなどは普段から持っていると思うので、内見時も上手に使って、満足度の高い部屋を選んでください。
これまでの経験上、予算を考えた上で、希望の条件全てを満たす物件に出会えることは余り多くありません。
そのため、部屋探しを始める際には、まず優先順位を自分で決めてください。優先順位を不動産会社へ伝えることでスムーズに物件を決めやすくなります。物件を決めなくてはならない時期は徐々に迫ってきますが損をしないために絶対に焦りは禁物です。例えば、エリアなのか?家賃なのか?それとも面積を含めた住環境なのか?部屋探しの経験が少ない内は無理して引っ越しても時間とお金をムダにするだけなので、不動産屋さんに色々と聞いた方がいいと思います。特に、後で確認できるようにメールで質問し、残しておくことをお勧めします。
その他、夜の騒音や道明かりなど、夜でないと分からないことも多くあります。住宅街にある場合、街灯が少なく、帰宅時など歩いていて不安になることもあります。その為、最本命の物件は少なくとも一度は現地を確認するようにしましょう。遠方の場合は夜の状況確認は不動産会社を上手く活用するのも手です。
これは実務の経験からなのですが、物件を相談する際は質問する勇気を持つことが大切です。質問をせずに最後に後悔するのは自分です。その為、質問・相談リストを事前に文字に起こし、メール等で確認することをお勧めしています。既に経験しているかもしれませんが、不動産会社の担当は忘れることが多く、口頭で質問しても忘れていることが多いです。その為、事前にメールで伝えるのも良いと思います。これなら、伝え忘れも防止することができます。
最後に、実際に駅や街を見て、お部屋の内覧をした方がいいと言ったものの、遠距離引っ越しの方など、距離的な都合等で内見がどうしてもできない場合もあると思います。その場合は不動産会社を上手く活用し、できるだけ情報を集めるようにして下さい。なぜなら、一人暮らしの場合でも、引っ越し一回で1ヶ月程度、そして、30~40万円も掛かり、海外旅行が出来、ロレックスも買えてしまう価格です。経済的な問題もそうですが、もちろん、見知らぬ土地で後悔し、ストレスを抱えることがないために、きちんと確認し、引っ越し先を決めるようにしてください。
以上、引っ越し経験が3回以上の女性の引越失敗診断結果でした。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して、結果と原因を中心に記載しました。遠方引っ越しの方などを含め、失敗事例を生かしたもっと詳しい条件やマンションのご提案は下記、お問い合わせより、ご連絡頂けると幸甚です。これまで聞かれることが多かった質問に関して、事例が増えたり、サイト移動を機にもっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
この記事へのコメントはありません。