1.必ず確認したいセキュリティ面
2018年10月にあった六本木5丁目の六本木DUPLEX M’Sで事件などを含め、お部屋で強盗に遭い、暴力を振るわれたり、殺されてしまう可能性が高まっています。そのため、女性の一人暮らしは防犯面での対策が本当に欠かせません。セキュリティがしっかりしている物件なら、夜間でも安心して出入りができますし、休日もゆったりくつろげます。
では、具体的にどんな設備が実際にあればいいのでしょうか?失敗談で特に治安や事件などで後悔されている方の事例を基に分析しました。お部屋探しをする際のセキュリティ面は、次のポイントに気をつけてください。
◎オートロック機能
◎モニター付きインターフォン
◎ディンプルキー
◎エントランスなどの防犯カメラ
◎2重ロック(1ドア2ロック)
〇玄関チェーン、当たり前ですね。
▲セキュリティ会社との連携によるホームセキュリティ
▲宅配ボックス
△非常ベル、出来れば。
オートロック機能があれば、不審者が入ってくる可能性を減らせます。もし、一人暮らしに不安を感じているのなら、オートロック完備の物件がおすすめです。また、モニター付きインターフォンは録画機能があると、留守中に誰が訪ねてきたのかもわかるので安心です。その他、玄関周りのセキュリティは、扉上下の2重ロックやディンプルキーで対策するとよいでしょう。
2.部屋の階数
一人暮らしをする際は、お部屋の階数選びにも気を付けましょう。一人暮らしだけではないですが、共働きの方も同じです。
・1階について
道路に面しているので、一人暮らしだと判別されやすいです。照明がついているかどうかで、留守かどうか判断できるため、防犯面で不安が伴います。窓から入られ空き巣にあう可能性も高く、洗濯物が盗まれる心配もあります。
・2階について
1階よりは安全です。が、塀を乗り越えての侵入される可能性があります。
・3階以上について
3階以上の部屋は地上から登りにくくなるため、狙われる可能性も低くなります。ただし、侵入の可能性はゼロではないため、注意は払ってください。
・最上階や最上階の1階下について
比較的低階層のマンションでは屋上からの侵入も少なくありません。警視庁の事件・事故白書によると、プロの空き巣は最上階から1階下くらいであれば侵入できる可能性もあります。
空き巣対策での安全面を考えるなら、失敗事例の多い1階は絶対に避け、3階以上の中階を選ぶのが良いと思います。ただ、1階は家賃が安いなど比較的好条件の物件もあります。もし、1階や2階のお部屋を選択する場合には玄関や窓、ベランダなどの防犯がしっかりしている物件を選ぶといいと思います。
3.共有スペース
エントランスや廊下などの共有スペースは、住人同士でのトラブルが起きやすい場所でもあります。内見時には、次のポイントを確認して下さい。
・ベビーカーや自転車等の私物が置かれている
・ゴミやチラシ、たばこの吸い殻などが散乱している
・掲示板に騒音トラブルなどの告知文が貼られている
・ゴミ捨て場所が汚い
・駐輪場が暗く、放置自転車が多い
快適な一人暮らしをするためにも、共有スペースの状態がよい物件を選びましょう。
4.周辺環境
最寄駅から物件までの環境についても確認しておきましょう。
・駅から物件まで徒歩で、どれくらいかかるか(広告の表記と異なるケースが多い)
・駅からの道に街灯はあるか
・夜遅くでも、営業している飲食店やコンビニはあるか
・犯罪情報は少ないエリアか(各都道府県の警察サイトより確認できます。)
残業や飲み会などで夜遅い日が多い方は、特に夜間の周辺環境を確認して下さい。コンビニなどが帰り道にあれば、万が一、痴漢などの被害にあったときも立ち寄れるので安心できます。
5.防犯・環境を中心に失敗事例から分かった部屋探しに大切なことまとめ
・女性の一人暮らしでは、セキュリティ面を重要視する
・できる限り1、2階は避けて、3階以上のお部屋を選ぶ
・エントランスや、廊下、ゴミ捨て場などの共有スペースの状態を確認する
・物件の周辺環境を確認しておく。特に、夜間の環境は要チェック。街灯や人通り、深夜営業しているお店の有無を聞いておくとよい
あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して、結果と原因のみ、記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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