法的リスク?内見のキャンセル連絡をする前に押さえたいポイント4選

こんにちは、宅地建物取引士の大和田です。

入居後に後悔しないためにしっかり行いたいのが内見です。しかし、他のお部屋に決まった、仕事が入ってしまったなど、何らかの事情により内見自体をキャンセルせざるを得ない状況になってしまうこと、よくあります。

担当さんが親身になってお部屋を探してくれたり、忙しい中スケジュールを空けてもらったりした場合、連絡するのに気が重くなってしまうこともあると思います。後で恨まれない、嫌がらせを受けにくいキャンセル連絡の方法を4つご紹介します。

これから不動産屋さんに気まずいキャンセルの連絡をしようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

1.法律的には問題ない

内見のキャンセルについて、まず、法律的にはどうなのでしょうか?内見のキャンセルは法律に触れることはありません。キャンセルをしないに越したことはありませんが、契約書にサインするまではいくらでもキャンセルが可能です。また、一般的にキャンセル料などが発生することもありません。

一旦、契約書にサインをしてしまうと、キャンセルは難しくなります。契約後は一方的に契約を中止することはできなくなりますし、違約金などが発生する場合もあります。

2.不動産会社さんも想定している

法律的には問題がないとしても、「相手の方の気分を害してしまうのではないか」などと不安になってしまう方もいることでしょう。お気持ちは分かりますが、不動産会社さんもある程度キャンセルされることを想定しています。担当はガッカリしていると思いますが・・・。

お部屋探しにきた全ての方が契約に至るわけではありません。内見をした後にキャンセルされる方もいますし、入居申込後にキャンセルされる方もいます。もちろん、簡単にキャンセルをしてはいけませんが、どうしてもという事情がある場合は、しっかりとキャンセルの連絡をするようにしましょう。連絡をくれるだけ、ラッキーな方だと思います。

不動産会社さんとしても、

「見込みがないお客さんよりも、見込みのあるお客さんにエネルギーを割きたい」

「内見後や入居申込後にキャンセルされるよりも、内見前の段階でキャンセルされた方がよい」

と考えるはずです。

3.担当の方の負担を減らすために早め連絡

これまで書いてきましたが、内見キャンセルの連絡は早めに行いましょう。不動産会社さんや大家さんは、内見のために以下の準備をしていると思います。

  • スケジュール調整
  • 鍵の手配
  • 車の手配
  • 資料の印刷
  • スリッパなどの準備も?

キャンセルの連絡が遅くなればなるほど、無駄になってしまうことが増えますので、キャンセルすることを決めたなら、なるべく早い段階で連絡をするようにしてください。以下のように考えれば、重い腰も上がるのではないでしょうか。

「不動産会社さんや大家さんの負担を減らすため」

「いち早く他のお客さんに対応してもらうため」

4.感謝と謝罪の気持ちを表す

キャンセルの連絡をする際、その旨と理由を伝えるとともに、感謝と謝罪の気持ちを伝えるようにしましょう。相手の気分を害してしまうのか、害さずにすむのか。この違いは感謝と謝罪にあります。相手の方を尊重し、努力してくれたことに対して感謝をし、無駄にしてしまったことに対して謝罪をできれば、気分を害してしまうことはないでしょう。

  • 忙しい中、対応してくれた
  • 時間をかけてお部屋を探してくれた
  • 難しい条件にも関わらずお部屋を探してくれた
  • 連絡が遅くなってしまった

といったことがある場合は、そのことについても言及した上で、感謝と謝罪の気持ちを伝えるようにしましょう。

5.内見キャンセル時のポイントまとめ

最近は内見のキャンセルもLINEやメールで済ます方が多いので、それほど負担にならないと思いますが、双方にとって、気持ちよく終わらすために、一応、礼儀を通した方が良いと思います。以下、今回のまとめです。参考までに。

  • ・内見のキャンセルは法律的には問題ない(内見後や入居申込後のキャンセルも法律的には問題ない)
  • ・不動産会社さんも、ある程度キャンセルされることを想定している
  • ・内見のために準備をしてくれている不動産会社さんや大家さんの負担を減らすため、連絡は早めに行う
  • ・感謝と謝罪の気持ちを忘れずに伝える

念のため、後で面倒にならない、内見キャンセルの理由はこちらにまとめました。又、メールでキャンセルする場合のテンプレはこちらに整理しておきました。

内覧でいかに真剣に部屋と自分と向き合ったかということが部屋に住み始めてから後悔するかしないかを決定づけます。是非、是非、失敗や後悔の無い部屋探しをしてください。今回ご紹介した内容が貴方の失敗を防ぐ一助となれば幸いです。あなたの大切な人生と平穏が守られますようにこれからも私たちは4,500件を超える引っ越しの失敗談を基に、住まいのトラブル解消の専門家として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。

今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。

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大和田 豊

この記事を書いた人

大和田 豊

事例を参考に失敗の少ない不動産取引を目指し、2012年以降90件以上の不動産取引を経験。現在はコロナウイルスの影響を受け、ローン返済に悩んでいる方向けに、生活の早期の改善に向け、債務整理に注力。宅地建物取引士、任意売却取扱主任者、住宅ローンアドバイザー。>>その他詳しい実績はこちら

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