D.不動産用語

ユーティリティとは『家事作業の設備が集中した多目的スペース』のこと

ユーティリティとは、本来は有用性や実用性のことで、住宅業界で使う場合は、家事作業の設備が集中した多目的スペースのことをいいます。

『ユーティリティスペース』、『ユーティリティルーム』、『家事室』などと呼ばれることもあります。なお、半屋外に設置されたものは『ユーティリティテラス』と呼ばれます。

もともとは、欧米でよく見られるスペースでしたが、近年になって、日本の住宅にも取り入れられるようになってきました。

ユーティリティは、キッチンや洗面所、ベランダなどに隣接して設けられており、

たとえば、

・食品のネットショッピングがしやすいよう、食品庫の近くにパソコン用デスクを設ける

・洗濯物の部屋干しができるよう、洗濯機置き場の近くにポールを設ける

・アイロンや裁縫がしやすいよう、タンスの近くにカウンターを設ける

・子どもを見ながら家事ができるよう、子どもの遊び場を設ける

といったような、効率的に家事ができるような設計になっています。

マンション選びの際、

・家事をもっと短時間で終わらせたい

・体力温存のため無駄な動線を省きたい

といったことがあれば、ユーティリティが設けられたマンションを検討してみてもよいでしょう。

目的に応じて様々なタイプのユーティリティがありますので、ご自身のライフスタイルに合わせながら選ぶようにしてください。

担当 馬場

▶関連用語:ユーティリティスペース、ユーティリティルーム、家事室、ユーティリティテラス

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相樂 喜一郎

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相樂 喜一郎

事例を基にトラブルの少ない取引を目指し、2011年以降130件以上の不動産取引を経験。現在はこれまでの経験を活かし、地域の金融機関と一緒に相続に伴う実家の再生や売却、住み替えに注力。不動産鑑定士補、宅地建物取引士、相続アドバイザー、住宅診断士。 >>その他詳しい実績はこちら

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