DIYとは『自分自身でモノの製作や補修を行う』こと

DIYとは、「Do It Yourself」の略で、一般的には、専門業者に依頼するのではなく、自分自身でモノの製作や補修などを行うことをいいます。

一般的に、生活費の節約や自分にフィットした住まい作りなどを目的として行われます。

DIYという言葉の発祥はイギリスのロンドンです。 1945年、第二次世界大戦の後、破壊された街を自分達の手で復興させようとする運動がロンドンで始まりました。 そのときに掲げられたスローガンが「Do It Yourself」です。

DIYの例としては、下記のようなものがあげられます。

・壁に棚の取り付け
・テーブルや椅子など家具の製作
・フローリングや畳などの張り替え
・蛇口や水道管など水回りの補修
・ウッドデッキや犬小屋など屋外設備の製作
・屋根の塗装

現在では、DIYのために必要な工具や材料を取り扱う「ホームセンター」が各地にあるため、誰でも気軽にDIYを楽しめるようになっています。

ホームセンターの中には、ドライバーやノコギリなど、DIY用の工具が一通り揃っている工作室が備わっているところや、初心者向けの工作教室を開いているところもあります。

DIYに興味のある方は、お近くのホームセンターで出向いてみるとよいでしょう。

賃貸物件の中には、広告などに「DIY可」と表記されている物件があります。

これは、たとえば、

・この壁1面のみビス打ち可能
・この部屋のみ壁紙や床材の張り替え可能

など、貸主が定める一定の範囲内で、お部屋を自由に改修してもよい物件のことをさしています。

賃貸物件では、通常、「契約終了時、物件を入居前の状態に回復させなければならない」という『原状回復義務』がありますが、この「DIY可」物件の中には、原状回復義務がない物件もあります。

「自分好みに部屋をカスタマイズしたい」などといった思いから、本格的にDIYを行いたい方は、「DIY可」物件を選ぶようにするとよいでしょう。

ただ、「DIY可」物件であっても、近隣住民の迷惑にならないよう、騒音や粉塵、臭い、そして作業をする時間帯などには、気を付ける必要があります。

担当 馬場

▶関連用語:原状回復義務、DIY可

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相樂 喜一郎

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相樂 喜一郎

事例を基にトラブルの少ない取引を目指し、2011年以降130件以上の不動産取引を経験。現在はこれまでの経験を活かし、地域の金融機関と一緒に相続に伴う実家の再生や売却、住み替えに注力。不動産鑑定士補、宅地建物取引士、相続アドバイザー、住宅診断士。 >>その他詳しい実績はこちら

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