天井が高い部屋で、電話の声が響いて大変だった・・・

引っ越しの失敗や不安、その原因を聞き、賢い部屋探しを考える、今回の失敗インタビューは現在、農産業関係で働いている女性にお話を伺いました。

2010年3月、学生をしていた20代の時に、はじめての引っ越しで1K(一人暮らし)のお部屋に引っ越した時のお話です。

【今回のポイント】

大学への進学で上京し、初めての一人暮らし。この場合、地元の先輩はすでに上京しており、なかなか話を聞けないため、両親しか話を聞ける相手がいません。

また、地元の不動産屋さんも駅前や有名な先しか分からないため、ホームページなどを見て、しっかりした不動産屋を選ぶのがいいと思います。出来れば、チラシやスマホだけでなく、実際にお部屋を見てから決めた方が良いと思います。

遠方引っ越しなどでマンションを見学するにはお金も時間もかかります。

そのため、お部屋の紹介にはある程度基準をもっている会社や担当者が良いと思います。 それがないと担当者次第で紹介するマンションのクオリティに差が出たり、お部屋選びで失敗してしまうケースが多くあるので、大手であってもある程度のルールがない場合には安心できないと思います。

1.引っ越しを決めた理由や理想のライフスタイルは何でしたか?

東京への大学進学のため、引っ越しをしました。ロフト付きの部屋で快適に過ごせると期待していたのですが、スゴく天井の高い部屋で声が響いて大変でした。

2.引っ越し前の不安について

2-1.不安はありましたか?

実家から遠くに進学することになったため、チラシだけでマンションを見ずにお部屋を決めてしまったことです。

2-2.その不安は引っ越しまでに解消しましたか?

実際にお部屋を見に行くことは絶対に必要だと思いました。

3.引っ越し時の失敗について

3-1.失敗や後悔はありましたか?

天井が高い部屋だったので声が響きました。壁は厚かったにも関わらず、かなり響き、怒られたこともありました。

3-2.失敗を防ぐための対策はしましたか?

これから、お引っ越しを行う人には必ずお部屋を実際に見に行くことを勧めます。

3-3.今は、その失敗は解消しましたか?

結婚時に一緒に住むための部屋を探すときは、何ヶ所も物件を実際に見て、回りました。

4.引っ越し後にトラブルなどありましたか?

天井が高く声が響いて下の階の人の声や音楽、テレビなどの生活音が他に届いてないか気になりました。

5.引っ越しする人へアドバイスや良かったことを教えて下さい

まずは、実際に物件を見て決めること。さらに、内覧前までに最初に妥協できることと、できないことなどの優先順位を決めておくとよいです。

ただ、チラシだけで決めたわりには、内装がキレイで良かったです。

6.引っ越しインタビュー後の考察

初めてのお引っ越し、遠方のため、お部屋の確認に行けず、チラシだけを頼りにお部屋を決め、想像以上に声が響く部屋に驚かれた事例でした。

私もこれまで何度か上京のためにお引っ越しをされる方を担当させて頂きました。

進学先が決まってから学校が始まるまでの短期間でお部屋を探すのは3月の引っ越しシーズンで他にも多くの方が同時に探し始めるケースが多く、良い部屋を見つけるのは本当に難しいです。

みんなが一斉に探し始める中で、よく分からない地域に行き、そして一泊や二泊などの短期間で地元に戻らないといけないので・・・。

ただ、どんなに急いでいても後で後悔しないためには実際にお部屋を見て、周辺の状況を踏まえて、お部屋を決めた方がいいと思います。当たり前ですが・・・。

この業界は若い担当者がお部屋選びから紹介まで行っているケースが多く、希望の家賃やエリア、面積など聞いた情報だけを使って、お部屋を紹介し、それならスマホで出来てしまうケースが非常に多いです。

そのため、キチンと担当者もしくは会社として、あなたに合ったお部屋選びのロジックを持っている不動産屋を選ぶようにしてください。

なお、便利で機能的なお部屋とおしゃれで住みたいお部屋は異なることが多いです。

見た目に騙されないために、自分でお部屋を探せるようになるか、ルールをもってお部屋を紹介してくれる先を選ぶかどちらかだと思います。 仕事などで部屋探しに時間を取れない事はよくあることで致し方ない面はありますが、今回の引っ越しを糧に次回以降の部屋探しは成功して欲しいです。

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

これまでの引っ越しの失敗インタビューを生かし、事件・事故に遭わない部屋探しの手順をまとめました。

特に、引っ越しで後悔しやすい部屋探しの経験が3回以下の方や、転職で東京へ上京等、遠方への引っ越しで急いでいる方向けに1人・2人の成功体験だけでなく、失敗例とこれまでの実務経験から作ったマニュアルになっています。

4,000件の引っ越しデータを分析し、時間やお金をムダにしないため、家から出ずにスマホで地雷部屋を簡単に除去できます。

今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。

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馬場 紘司

この記事を書いた人

馬場 紘司

事例を基に後悔のない取引を目指し、2013年以降40件以上の不動産取引を経験。現在は投資や居住用の不動産を中心に売却価格を上げるリノベーションなど建物の改修に注力。宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー2級、住宅ローンアドバイザー。>>その他詳しい実績はこちら

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