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部屋探しや選び方で悩んでいる方へ、『失敗にハズレなし』の信念で、正しいお部屋の選び方を学んでみませんか?
ところで、メガネの通販で一気に有名になったオンデーズという会社を知っていますか?
2018年にオンデーズの劇的な再生劇を書いた書籍がベストセラーになった田中修治社長はあるインタビューの中で、『起業家が日々実践すべきことに、「失敗を研究すること」を第一に挙げる』と言っていました。
正直、部屋探しや引っ越しは起業とは全く違います。ただ、当社のアンケートで70%近い人が後悔や失敗している現実から考えると、部屋探しも失敗の芽をデータから真っ先に潰すのが一番効率的だと思ってます。ちなみに、田中社長が『失敗を研究すること』とした理由は、『成功はいわばアートのようなもので再現性はない。一方で、失敗はサイエンスに近く、研究することに意味がある』と答えていました。
日々の失敗分析にやる気が出る一言でした。今後も、失敗で地雷部屋の除去、頑張ります・・・、前置きが長くなって、すみません。失敗例スタートです。
第2456回目の今回は、IT業界でクリエイターに勤めている30代の男性役員・自営業・フリーランスの方にお話を聞きました。2008年7月の就職を機に、東北地方から関東地方への1Rでの一人暮らしに向け、はじめての引っ越しを行った時のエピソードを詳しく教えてくれました。
引っ越し経験者から部屋探しの失敗やトラブル、良かった点を聞き、自分の今後に生かす。効率よく、満足度の高い部屋探しをして下さい。
【今回のポイント】
東北地方から関東地方へ、就職を理由に引っ越しされた方で、不動産屋を信用できず、事故物件やお金をだまされるのではないかと強い不安を感じていたようです。
実際、どのような 部屋探しだったのでしょうか?事前のトラブル対策や事後対応は可能なんでしょうか?
1.引っ越しの理由と生活
1-1.引っ越しの理由を教えて下さい。
引っ越しの理由は東京に就職が決まったので引っ越しをする事になりました。そして、必然的に部屋探しもする状況となったのです。
1-2.引っ越し後はどんな生活をイメージしていましたか?
はじめての東京ということで少し戸惑いながらも、東京に少しでもなじみ、ちょっとだけオシャレに暮らしてみたかったです。
2.引っ越しまでの期間とその理由
色々と時間が掛かり、一ヶ月程度掛かりました。やはりはじめての引っ越しでしたので、不動産屋に問い合わせをするのもぎこちなく、引っ越しの調整他の手続きに関してもぎこちなかったために1ヶ月程度かかりました。
3.引っ越しの不安
3-1.どんな不安がありましたか?
初めての東京ですので不動産屋さんに多めにお金を取られてしまうのではないか?と思ったり、訳あり物件を提供されるのではないか?等の不安はありました。
3-2.不安になった理由を教えて下さい。
不満なのはやはり引っ越し費用のほかにも、交通費やら、食費等がどうしても高くついてしまうことです。
東京への移動で新幹線やバス代、タクシー代がかかってしまいました。
4.部屋探しの失敗
4-1.失敗を教えて下さい。
引っ越しするために自分なりに人に聞いたり、情報を集めたのですが、どの情報が自分に合っているのか分からずに混乱してしまったということはあります。
4-2.失敗の理由を教えて下さい。
選んだ部屋に関してですが格安の家賃ではありましたが、ベランダのすぐ隣がゴミ出し場となっており、ゴキブリやゴミの臭いがひどくて後悔しました。
4-3.失敗再発への対応は?
一度上京し、部屋を見てから決めるべきだったと思いました。「とにかく東京へ行けば、どうにかる」と思っていたのは若気の至りでしたね。
4-4.その他何かあれば、教えて下さい。
やはり実際に部屋を見に行くと色々なことが分かると思います。今回は東京への引っ越しでよく分からないまま決めてしまいましたが、引っ越しをする場合は部屋だけでなく、その周りや建物も確認した方がいいと思います。
5.引っ越し後のトラブル
ベランダの横がゴミ置き場ですごく近かったせいでベランダにもゴキブリが入ってきたり、夏場になるとコバエとゴミの臭いがひどくて後悔しました。
6.引っ越しして、良かった事
6-1.部屋探しの良かった点
仕事に関しては東京で頑張れましたし、一人暮らしなので全部自分でやらなくてはいけません。よって、仕事的にも人間的にも、一人で何とかしようとする力がついたと思いますので、一人暮らしをしてみて良かったと思っております。やってみると本当に勉強になりました。
6-2.そう思った理由は?
これまで実家だったため、すべて任せていたり、仕事以外にも甘えがありました。
6-3.他に頭の片隅に入れておいた方がいい事はありますか?
実家暮らしの人は一人暮らしは大変ですが、やりがいがあると思います。
7.部屋探しのアドバイス
とりあえず、部屋を決める前に上京してみて物件を見てみることもオススメしますし、あとはよさげな部屋であれば、すぐに決めて仕事を始めるのがいいと思います。実際に自分で見て、良い部屋は後悔は少ないと思います。諦められます。
1日1日仕事をして暮らしていくだけできっと成長できると思います。一人暮らしは自分を鍛えることができます。
8.仕事絡みの部屋探しの失敗
不満としてはどうしても遠方となると余計に出費がかさむことやら、何ともいえない不安感や「これから一人暮らしができるのか?」等と色々と考えてしまうことだと思います。原因としては、一人暮らしをして、一人で仕事をしていかなくてはいけないという不安もかなり強いのです。
9.不動産会社の選び方
9-1.選んだ理由を可能であれば、教えて下さい。
不動産屋に問い合わせの電話をしたときに、親切・丁寧にこちらに寄り添う姿勢が好感を持つことができましたので、その不動産屋さんに決めました。
9-2.不動産会社に期待するは?
不動産屋ができることとしては、なるべくお金のかからないルートを説明した資料を書面に添付することによって、人に感謝される場合もあると思いますので、そのような資料を作成しておくのもいいかもしれませんね。
10.部屋探しの失敗を聞いての考察について
10-1. 初めてのお引越しで、大きな失敗せずにお部屋を選ぶことができたとのことで本当に良かったです。
初めてのお引越しでは、一人暮らしへのあこがれやワクワク感が勝り、じっくりと選ぶことができずに失敗するケースが多くあります。結果、混乱されていますが予めインターネットで情報を集めていることが大きな失敗を未然に防いでいると思います。ご存知の通り、不動産会社は多数あります。お店によってはコンセプトも異なり、フレンドリーなお店や昔ながらの固い接客のお店もあります。好みにもよりますが、いろんなタイプの営業マンもいますので、信頼できる営業マンに出会えるまで不動産会社を回ることも一つの手です。そこで、不動産会社と営業マンを見極めるポイントとして、<自分の譲れない条件を同じように営業マンに質問してみる>これがポイントです。
10-2. 自分が気になっていることを相談した時。
知識がなくて話を逸らして解決するのか、分からなくて調べてくれるのか、知識があって即答してくれるのかという3パターンに分かれます。せっかく生活の中でも長く過ごす自宅を探しているわけですから、しっかりと対応してくれる不動産会社を見つけましょう。次回のお部屋探しでも、事前にしっかりと準備を行い、いいお部屋に巡り合えるといいですね。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。あなたの部屋探しに今回の失敗を参考にしてもらえると嬉しいです。ただ、自分で色々と確認するのが面倒な場合には、その担当者に色々な確認をお願いする方が効率的だと思います。
もし、それでもなんか、ダメな感じがする場合には、メール✉で連絡をもらえれば、何かアドバイスできると思います。特に、これまでの引っ越しの失敗インタビューを生かし、事件・事故に遭わない部屋探しの手順を基に回答や対応していきたいと思っています。
最後に、他にも同じような部屋探しの失敗エピソードがあるんですが、失敗する前に読んでみませんか?
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あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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