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土地勘のない街への引っ越しやはじめての部屋探しで悩んでいる方へ、『失敗にハズレなし』の信念で、正しいお部屋の選び方を学んでみませんか？
ところで、以前、OWNDAYSの田中社長の新刊『大きな嘘の木の下で』について書いた時に少し出てきましたが、私が行っている失敗研究の名著と言えば、『失敗の本質』です。
著者の鈴木博毅氏は失敗の構造から新たなイノベーションへのヒントを探ることをライフワークとしています。この書籍は日本軍がなぜ、アメリカ挑み、完膚なきまで敗北したのかを分析しています。その中で、自分的に刺さったのが、有名なマリアナ沖海戦の話が科学的思考を無視され、唖然とする日本人科学者の章です。
実は、アメリカ軍と同じレベルの技術を持っていた日本軍。ただ、日本軍の上層部や現場で戦っている日本兵は自分たちが理解できない現場の力について、軽蔑する思考が強く、この戦いでも日本人科学者のレーダー開発の成果を戦闘現場に活かす柔軟性が全くありませんでした。では、部屋探しに置いて、オンライン内見や面談など、コロナ禍と共に急速に進んだDXなどのデジタル化の中でどうするのが最も賢いか？
前置きが今日も長くなってしまいました・・・すみません、続きは考察の方で。失敗例スタートです。
第１７５３回目の今回は、製造業に勤めている２０代の男性会社員の方にお話を聞きました。２０１５年３月の就職を機に、関東地方から中国地方への１Rでの一人暮らしに向け、はじめての引っ越しを行った時のエピソードを詳しく教えてくれました。
引っ越し経験者から部屋探しの失敗やトラブル、良かった点を聞き、自分の今後に生かす。効率よく、満足度の高い部屋探しをして下さい。
【今回のポイント】
関東地方から中国地方へ、就職を理由に引っ越しされた方で、実家を出て、はじめての一人暮らしに関して、強い不安を感じていたようです。
実際、どのような 部屋探しだったのでしょうか？事前のトラブル対策や事後対応は可能なんでしょうか？
１．引っ越しの理由と生活
１－１．引っ越しの理由を教えて下さい。
就職での配属先が実家から通える距離でなく、一人暮らしをするしかなかったため（実家が千葉で、就職先が岡山であった）
１－２．引っ越し後はどんな生活をイメージしていましたか？
就職先が田舎で娯楽施設はほとんどなかったため、平日は仕事が終わったら自室でのんびり過ごし、休日は街に出て、買い物や食事などをするような生活を送りたかった。
２．引っ越しまでの期間とその理由
一ヶ月程度掛かりました。就職の際の配属先決定が入社日まで残り１ヶ月半弱程だったため、実際に下見に行ったりしたため、すぐには決まらなかったため。
大きな荷物が比較的少ない実家暮らしからのはじめての引っ越しや近距離の引っ越し以外の場合、個人的には引っ越し業者さんを使った方が安全で部屋にもキズ付けることなく良いと思っています。実際にみんなの引っ越しはどうだったのか？引っ越し業者を使ったのか？それとも・・・。平均的な引っ越し費用や引っ越しの回数、そして、引っ越し後のあいさつの有無等みんなの実際をまとめています。
３．引っ越しの不安
３－１．どんな不安がありましたか？
部屋探しから引っ越しの手続き等どのようにしていいのか分からないという不安があった。このようなことを聞ける友達が周りに少なかった。
３－２．不安になった理由を教えて下さい。
学生時代も含めて、これまでずっと実家暮らしで、一人暮らしをしたことがなっかたので。
４．部屋探しの失敗
４－１．失敗を教えて下さい。
初めての引っ越しでお金があまりなかったこともあり、引越し業者を雇わずに自力で引っ越しをしたがとても大変で、素直に業者に依頼すればよかったと後悔した。
また、家賃を節約するため、アパートに引っ越したが壁やドアが薄く、防音性能が低かったため、隣の部屋の人が帰宅後毎晩うるさく、夜寝付きが悪い時などは後悔した。
＞＞弊社では一都三県内での単身・一人暮らしのお引っ越しであれば、提携しているファミリー引越センターを通常価格から３０％オフの値段でご紹介できます。このサービスを使って、賢くお引っ越してください。きっと最適なプランを紹介してくれます。もちろん、養生をしっかりして、お部屋に傷付けませんし、追加の費用請求もありません。
競争が激しい引っ越し業界は他社に負けないため、３０％もの広告費がお見積りに載っていると思うのと、怖いですね。多くの人が使っている相見積もりの引っ越しサイトとか、実際は相見積もりサイト運営者や間に入っている代理店にいくら払っているのか、気になります・・・。
４－２．失敗の理由を教えて下さい。
部屋の選び方が分からなかったため、会社へのアクセスと家賃で部屋を決めた。当初、考えていなかった引っ越しの大変さや騒音問題が後から分かり、キチンと色々な人に相談して決めればよかったと思った。
４－３．失敗再発への対応は？
あらかじめ部屋の下調べや周りにどのような人が住んでいるのかなど、念入りに調べてから引っ越すのを推奨します。分からない場合には不動産会社の担当者に確認することをおすすめします。
４－４．その他何かあれば、教えて下さい。
はじめての部屋探し、そして、はじめての引っ越しで分からないことが多いと思います。スマホなどで色々調べたりして、動くことが大切だと思います。
５．引っ越し後のトラブル
隣人の騒音問題、田舎なのでムカデなど虫が多く発生する、そこそこスピードの出せる道路の近くだったのでバイクなどの騒音がひどかった。
６．引っ越しして、良かった事
６－１．部屋探しの良かった点
今までやってこなかった自治会等の活動などに参加することにより、隣人との交流があったことでコミュニケーション力が上がった。
６－２．そう思った理由は？
人と会話をすることがあまり得意ではなかったが引っ越しをチャンスにとらえ、会社の同僚だけでなく、新しい人と話すようにしたため。
６－３．他に頭の片隅に入れておいた方がいい事はありますか？
一人暮らしをはじめた時は知り合いがいないので、何かあった時に助けてくれる人が居なくて、困る事が多いと思います。その為、色々な人と話しておくことは大切だと思います。
７．部屋探しのアドバイス
注意することとしては、周りの人と関わりたくないと思っているのであれば、町内会や自治会の活動などが多いところなどは避けるようにしたほうが良いと思います。ただ、一人暮らしの場合は周りに知り合いがいないので、積極的に行った方がいいと思います。
８．仕事絡みの部屋探しの失敗
これまで一緒に過ごしてきた家族と就職により、離れ離れになることにより、自分一人で生活していくことができるのかという不安があった。
９．不動産会社の選び方
９－１．選んだ理由を可能であれば、教えて下さい。
会社近くの物件を多く扱っていること、自分の予算にあった物件をちゃんと多く紹介してくれることに好感をもてたため。
９－２．不動産会社に期待するは？
隣人や自治会等の活動、周りの環境などどのようになっているのか、部屋などの写真は必ず載せる、隣の部屋からの音がどのくらい聞こえるかなどを知ることができるサービスがあれば良いと思う。
１０．部屋探しの失敗を聞いての考察について
初めてのお引っ越しで都会に行くということで不安も多かったことだと思います。今回は、周りに聴ける友達がいなかったことと、引っ越し業者を利用しないで大変だったことを後悔されているようですね。
１０－１．周りに引っ越しに関してアドバイスをもらえる友達がいない
まず一つ目にポイントは周りに引っ越しに関してアドバイスをもらえる友達がいなかったことですね。やはり第三者として俯瞰的に見てくれるアドバイザーはいた方がいいのですが、先輩やご家族にも頼れない場合は信頼のできる営業マンを探しましょう。もちろん一人ではなく、色々な人に聞いて情報を得ることが大事になります。
１０－２．費用を抑えるためにセルフ引っ越しはどうなの？
二つ目のポイントは、少しでも費用を抑えるために引っ越し業者を使わずに大変な思いをされたという点ですね。一人暮らしで新たに家電や家具を購入する場合は直接配送してもらうことができる為、購入先の業者さんの打ち合わせして引っ越し当日に荷入れをすることで、費用の削減も可能です。
また、自分で引っ越しをした時に怖いことが養生をせずに家具を搬入することが多い為、クロスや建具を傷つけてしまって、原状回復費用を高く請求されてしまう事例です。
その為、おすすめは余裕があればですが、引っ越し業者を検討された方が無難で安心なお引っ越しができると思います。退去時の原状回復費用を踏まえると、結果的に経済的に、そして、時間的にもコスパが良いのではと思います。是非、次のお部屋探しでは『信頼できる営業マンに相談すると、いい物件が見つかる』ことと思います。いいお部屋に巡り会われることを願っています。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。あなたの部屋探しに今回の失敗を参考にしてもらえると嬉しいです。ただ、自分で色々と確認するのが面倒な場合には、その担当者に色々な確認をお願いする方が効率的だと思います。
前半の方で書いた、急速なデジタル化の中で、失敗の少ない部屋探しをするにはどうするかですが、当社が８００人近い人に行ったアンケートで７０％近い人が後悔や失敗している現実から考えると、部屋探しも失敗の芽をこれまで世に出ていなかったデータを使い、真っ先に潰すのが一番効率的だと思ってます。あなたはどちらですか？事実であっても、これまでのようにまずは感覚やセンスを活かした部屋探しを始めますか？
私はこれまでの経験やセンスを先行させ、お客様の満足度を下げたり、上げたり、サービスの質をブラさないように、先ずは経験者のデータを使ってゴミや地雷部屋を除去する方が自分に合った部屋を探し、充実した毎日を過ごすというゴールに圧倒的に早く、近づく事が出来ると思っています。もう何も武器を持たず、竹やりやこん棒ぐらい？？で圧倒的な物件数と戦う時代はもう終わったのでは？と個人的には思っています。
もし、それでもなんか、ダメな感じがする場合には、メール✉で連絡をもらえれば、何かアドバイスできると思います。特に、これまでの引っ越しの失敗インタビューを生かし、事件・事故に遭わない部屋探しの手順を基に回答や対応していきたいと思っています。最後に、他にも同じような部屋探しの失敗エピソードがあります。部屋探しで失敗して、損をする前に読んでみませんか？
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あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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