目次
相談者:40代女性
解決までにかかった期間:1カ月半
1.トラブルの状況
私が正当な遺産の相続権を持つ、空き家となった亡き祖父母宅を売らずに残しています。
しかし、ある時訪れて様子を確認したところ、その家や敷地内に犬のフンが放置されているのを見つけました。
2.相談時の状況
家族に相談したところ、周辺に知っている人がいるのではないかとのことで、近くに住む知人に連絡をしてくれました。知人によると、大体の検討は付く、犬を散歩させている人はよく見かける等の情報を話してくれました。
また、近所に住む方から聞いた情報によると、他人の敷地内だけでなく犬の散歩後にフンを拾わない方がいるとのことでした。
3.実際に行った対応やその後どうなったか?
被害届を出したり大事にすると普段住んでいないことから、トラブルに発展する可能性もあったため、注意喚起の看板を立てると無くなりました。
看板を立てるまでの間に情報提供していただいた知人にお礼を行い、もし何かあった時には連絡を下さいと連絡先を渡しました。
4.同じようなトラブルで困っている人へのアドバイス
インターネット上で弁護士に相談したところ、亡き祖父母宅が空き家になってしまっても、その土地の所有権が自分にもあるとトラブル時には責任を追求されると回答をいただいたため、常識に欠けた飼い犬のフンをさせているお宅とトラブルにならない様に看板を立てました。
空き家でトラブルがあった際に起こしている相手が分かるように、近くに住む方と良い人間関係を築いておくと、その後自分が留守にしていても、何か起こった時には連絡をしてくれますのでコミュニケーションを取れる様にしておくと良いです。
5.今回のトラブルを振り返って今思うこと、反省、今後の要望
空き家である事が分かると、知らないうちに敷地内で犬のフンをされるだけでなく、空き家内でトラブルが起きる心配もしなければならないため、必要ないと判断したら早めに業者に依頼し、空き家を取り壊した方が良いと分かりました。
もう何年も空き家になっていたのですが、トラブルが起こるとその土地の所有権がある人の責任が問われると弁護士に教わりましたので、税金の問題はあるものの、空き家は時間をかけ業者に依頼しました。
空き家の所有者が誰であるか知っていながら悪事を行う方もいるので、そういったトラブルを回避する為に調べなければならない事も多ければ、情報をくれた知人にも迷惑をかけたと思うのでお礼も必要でした。
インターネットで弁護士に相談したり近くに住む知人に話しを聞き情報をもらえましたが、その地区を管理している市や県から、空き家の敷地内へ勝手に入ってはならない事とその行為が違反である事を広く知らせる様にして欲しいです。
6.アリネット担当者のコメント
空き家であっても、何かトラブルが起きた際に責任追及されるのは所有者です。そのため、定期的に現地に足を運び随時状況を把握しておくことが大切です。
空き家でトラブルを起こしている相手が分かる様に近くに住む方と良い人間関係を築いておくと、その後自分が留守にしていても、何か起こった時には連絡をくれますのでコミュニケーションを取れる様にしておくと良いです。
面談時に聞かれることの多い、実際に空き家を放置した時の毎年のコストをこちらのページにまとめておきました。
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今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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