かなりのゴミ屋敷な上、窓からの悪臭も酷い隣人のごみ問題に関する事例

相談者:30代男性

解決までにかかった期間:3カ月半

1.トラブルの状況

私の住んでいた部屋は家賃の割には綺麗な物件だったのですが、お隣の部屋に挨拶しに伺おうとした際に、隣の部屋の窓(キッチン)が開いており室内が見える状態でした。

部屋の様子が衝撃的で、かなりのゴミ屋敷な上、窓からの悪臭も酷く失礼ながら挨拶を控えさせていただきました。

また、数日後には自室にゴキブリを発見しました。

引っ越した直後だったため、クリーニングや防虫をしていただいており害虫が発生する可能性が低いので、隣の部屋のゴミが原因ではないかという事でした。

さすがに住み心地が悪くなってしまい、数ヶ月後に引っ越しました。

2.相談時の状況

大手の不動産会社を通して入居していたこともあり、相談は気軽にできました。

対応も丁寧で、同建物内に、空き部屋がないかなど調べてもらいましたが、残念ながら空いてなかったため別のマンションに移らせてもらいました。

3.実際に行った対応やその後どうなったか?

私自身がした対策や、トラブル解消のために行ったことはあまりないですが、不動産会社に相談した後、一応注意書きのようなことはしていただいていたようです。

あまり効果はなかったですが、気持ちの面では少しだけ楽になりました。

対策として新たに引っ越しするという方法を取らせていただきましたが、不動産会社の対応も良かったので、多少お金はかかりましたが満足しています。

あまり他人とのモメ事は避けたかったので仕方ないかなと諦めました。

引っ越し後そのマンションには入れないため、現在の様子やその後のことはわかりませんが、自身の住居に関しては今のところ問題はないと思います。

4.同様のトラブルで困っている人へのアドバイス

前回のようなトラブル自体が初めての体験だったので、一つの経験として勉強になったと考えています。

大手の不動産会社の物件だったこともあって、そのような問題が起こることを予想していなかったのと、自室の部屋自体はかなり綺麗にクリーニングしてあったため、他の部屋にまで気が回っていなかったことが原因だと思います

部屋を探す際には自室の施工や綺麗さなどはもちろんですが、近隣住民の環境面などもしっかりと確認しておくことをお勧めします。

また、早めに不動産会社などに相談することで、再度引っ越しするという選択になった際に対応と補償などもしてもらえるかもしれません。

部屋を探す際には、立地、補償、周辺の環境、などのあらゆる面においてしっかりと調査しておく事と、もしそうなった時にどのように対応してもらえるのか等を、今回のトラブルの経験から事前に聞いておこうと思います。

5.今回のトラブルを振り返って

5-1.なぜ、そんなに時間が掛かってしまったのか?

引っ越ししてから在宅時間があまり長くなく、周囲に気を周せていなかったため、トラブル発覚までの時間もかかってしまいました。

不動産会社に相談することを後手後手に回していたことと、お隣だったため気まずい事もあり相談が遅れてしまいました。

5-2.今回のトラブルを通して今思うこと、今後の要望

不満などはありませんでしたが強いて言うなら、近隣情報など事前にある程度調べておいていただけたらうれしかったなと少し思ってしまいました。

もしくは近隣の情報を簡単でいいので(噂話程度)教えていただけたら良かったなと感じました。

6.アリネット担当者のコメント

入居前、物件の内見をする際に、部屋の状態だけではなく周辺の環境や共有部分の確認をしておくと入居後のこうした隣人トラブルを避けられる可能性が高まります。

もし、本件のようなごみ問題の被害にあった場合は、まず管理会社へ相談しましょう。管理会社ができることは限られていますが、注意喚起の張り紙や電話、訪問等の対応をしていただけます。それでも、解決しない場合は法的な手段も視野に入れつつ、弁護士などに相談すると良いでしょう。

最後に、面談時に聞かれることの多い、実際に空き家を放置した時の毎年のコストをこちらのページにまとめておきました。

ーーー

あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。

今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。

Follow me!

関連する他の投稿はこちら

LINEでも無料相談をお受けしております。お気軽にご連絡ください。

無料の参考資料のダウンロードはこちら

相樂 喜一郎

この記事を書いた人

相樂 喜一郎

事例を基にトラブルの少ない取引を目指し、2011年以降130件以上の不動産取引を経験。現在はこれまでの経験を活かし、地域の金融機関と一緒に相続に伴う実家の再生や売却、住み替えに注力。不動産鑑定士補、宅地建物取引士、相続アドバイザー、住宅診断士。 >>その他詳しい実績はこちら

空き家の敷地内に放置されている犬のフンに関する事例前のページ

義実家に住んだら、そこはゴミ屋敷でした。次のページ

関連記事

  1. 豆知識

    住まいのトラブルを効率的に解消する、管理会社や弁護士に相談する前に行う3つ

    1.質問(トラブルや問題)私たちが今の物件を決めたのは便利な立…

  2. 豆知識

    自己破産するとカードや家はどうなる?自己破産のメリット・デメリットとは?

    こんにちは、不動産で明るい毎日を目指す、六本木の不動産屋、株式…

  3. 嫁の離婚で自宅を売却

    解決事例

    先方の実家近くに買った自宅を奥様の浮気による離婚で売却した事例

    こんにちは、住まいのお悩み無料相談、アリネットで住まいのお悩み…

  4. 豆知識

    引っ越し経験が3回以上の女性1,242人の部屋探し、失敗確率は50%

    1.部屋探しの経験が3回以上の女性1,242人のグループ失敗診…

  5. 解決事例

    室内の湿気がひどく、常に換気とカビに苦労しました・・・

    初めてだったので、引っ越す前に変な特約で契約させられないか不安…

  6. 豆知識

    自分のライフスタイルに合わせて引っ越しをした事例

    2014年3月にお引っ越しのお客様です。物件の紹介や内覧までの…

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

営業日時・連絡先

年中無休・10時から22時まで営業
電話番号
アドレス

運営者情報

運営者情報

2012年以降、600を超える解決事例や6,700件のアンケートを参考に、関わった方の住まいのいお悩みゼロを目指し、活動しています。充実した毎日を取り戻すため、一対一の担当制で最後まで一つひとつ、責任を持って対応しています。

詳しくはこちら


無料のLINE相談は深夜も対応しています。お気軽にご連絡ください。


カレンダー

2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031