D.不動産用語

債権者は『債権を行使する権利を持った人』のこと

1.債権者とは

住まいのトラブルで悩む男性

債権者とは、債権を行使する権利を持った人のことを言います。債権とは特定の人に対して、特定の行為や給付を求められる権利です。

お金の貸し借りのシーンで使われることが多いです。お金を貸した側が債権者となります。

つまり、債権者はお金を貸した相手に対して、お金を返すよう求めることができるということです。

2.債権者の対義語「債務者」

債権者の対義語が「債務者」です。

金銭の貸し借りのシーンでは、お金を借りた側のことで、お金を返す義務を負います。

債務者がお金を返さない、もしくは返せない場合「債務不履行」となります。

債権者は債務者に対し、強制履行や損害賠償請求を行うことができます。

3.住宅購入のシーンで債権を請求できるパターン

馬場さん

住宅購入において、僕たち消費者側が債権を請求できるパターンがあります。

それは、債務者が約束の期日までに住宅を引き渡してくれない時です。

この場合、本来新居に引っ越せば支払う必要のなかった賃貸マンションの家賃、引っ越しに係るキャンセル料に対して損害賠償請求できます。

また状況によって、契約を解除することも可能です。

担当 馬場

▶関連用語:債務元金据え置きリスケジュール・リスケ

私たち、アリネットは住まいのトラブルを減らすため、2000年以降、引っ越しを経験された方、累計6,700人超の方にアンケートを行い、様々な部屋探しの体験談や失敗談を集計し、分析してきました。

同様に、住まいのトラブルに関する最新の裁判判例を弁護士や司法書士と共に理解し、データ化しています。今後もこのようなデータを生かし、トラブルを予防し、より失敗や損失の少ない部屋探しを私たちは提供していきます。

有名私立大学卒業後、部品商社を経て、2011年より西東京、立川や吉祥寺エリアを中心に建物の工事・改修を行う。2013年より、同代表の相樂と共に不動産の売買、管理・賃貸仲介を始め、現在に至る。

2019年は茨城県の戸建てや板橋区の共同住宅などを仲介。同時に、東京渋谷区の民泊や麻布十番のシェアオフィス向けリノベーションやコンバージョン工事を行う。最近は、台風15号や19号に伴う火災保険の申請サポートやその後の改修工事を積極的に行う。

保有資格:宅地建物取引士、FP二級、防犯設備士、住宅ローンアドバイザー

馬場 紘司
株式会社リビングイン 共同代表

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相樂 喜一郎

この記事を書いた人

相樂 喜一郎

事例を基にトラブルの少ない取引を目指し、2011年以降130件以上の不動産取引を経験。現在はこれまでの経験を活かし、地域の金融機関と一緒に相続に伴う実家の再生や売却、住み替えに注力。不動産鑑定士補、宅地建物取引士、相続アドバイザー、住宅診断士。 >>その他詳しい実績はこちら

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