D.不動産用語

吹き抜けとは『建物の屋内で2階以上の空間をひと続きにする』こと

吹き抜けとは、建物の屋内で、2階以上の空間をひと続きにすることを言います。たとえば、マンションのエントランス部分が吹き抜けになっていると、開放感があり、デザイン性も高まりますね。お部屋に日光をたくさん取り入れることができ、昼間はとても明るい雰囲気になります。シャンデリアなどの照明器具が吊り下げられていると、高級感も漂いますね。

ただし、冬場、エントランスのドアの開閉が多い場合は、風が吹き込んでくることもありますし、エアコンが効きにくいというデメリットもありますので、注意したいところです。

また、お部屋そのものを吹き抜けにし、階段で移動する、メゾネットタイプも人気があります。お部屋そのものに日光を取り込め、晴れた日はとても気持ちがよいでしょう。

しかし、床や壁が少ない分、家具を多く配置すると、せっかくの開放感が感じられなくなってしまうので、家具や荷物が少なめのシンプルな暮らしがお好きな方にオススメです。

さらに、お部屋の中でも階段移動が必要なため、足腰がご心配な方、小さなお子さんがおられるご家庭では、室内での転倒などの心配がありますので、住まい方に合わせて選びたいですね。

エントランス同様、開放感がある分、エアコンの効きが悪くなるので、出力の高いものが必要になったり、室内とは言え、ご自身のお部屋だけでなく、お隣の階段の上り下りの音が気になることもあります。住んでみないとわからないことも想定されますので、内見(下見)の際には、メゾネットタイプは、このような点にも注意して、確かめておかれたほうがいいですね。

お仕事帰りの夜間の内見(下見)も承っておりますので、ご相談ください。

担当:馬場

▶︎関連用語:メゾネット

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相樂 喜一郎

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相樂 喜一郎

事例を基にトラブルの少ない取引を目指し、2011年以降130件以上の不動産取引を経験。現在はこれまでの経験を活かし、地域の金融機関と一緒に相続に伴う実家の再生や売却、住み替えに注力。不動産鑑定士補、宅地建物取引士、相続アドバイザー、住宅診断士。 >>その他詳しい実績はこちら

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