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「いい部屋を見つけ、選ぶのに何回も引越しをしないといけないの?」
他人の失敗を参考に、部屋探しで時間もお金もムダにせず、今よりしなやかに生きる。
引っ越しの失敗や不安、その原因を聞き、スマートな部屋探しを考える、今回の失敗例分析インタビューは、不動産業界で働いている男性にお話を伺いました。
2017年08月、会社員をしていた20代の時に、はじめての引っ越しで2LDK(二人暮らし)のお部屋に引っ越した時のお話です。
【今回のポイント】
新婚さんのお引っ越しでした。窓を開けることが多い、南隣にバッティングセンターがあり、騒音がずっと続く環境でした・・・。また、ガスもプロパンが良いのか、それともそうでないのかメリットデメリット考えることが出来ます。
その他、共にお仕事をされていて、家に居る時間帯やリラックスできる時間が異なる場合、2LDKの間取りはどのようなものがいいか?今後、引っ越しを考えている方にちょうどいいインタビューになっていると思います。
1.引っ越しを決めた理由や理想のライフスタイルは何でしたか?
結婚を機に、また子供のことも考えて2LDKの部屋を借りました。妻とは休みがバラバラなため、お互いの休みが合った日は2人で映画に行ったり、付き合った時と変わらない生活を望んでいました。
2.引っ越し前の不安について
2-1.不安はありましたか?
家のすぐ南側に(1m以内)バッティングセンターがあり、音がうるさくないか不安でした。
2-2.その不安は引っ越しまでに解消しましたか?
最初のうちは耳に音が残っていましたが、住んでいくうちに段々気にならなくなりました。
3.引っ越し時の失敗について
3-1.失敗や後悔はありましたか?
家はプロパンガスなのですが、ガス代が異常に高く後悔しています。賃貸ではガス会社が選べないですし、他のプロパン会社とさほど金額は変わらないだろうと思っていましたが、知人などに聞いてみても、高いとのことでしたので、完全に盲点でした。
3-2.失敗を防ぐための対策はしましたか?
部屋をかりるときに、担当の営業の方にガス会社のことを確認していれば良かったなと思いました。後で検索してそこの会社のガスの基本料金を調べることができたので。
3-3.今は、その失敗は解消しましたか?
解消はされていません。管理会社、または家主がガス会社を代えない限りは無理なので、現在引っ越しを考えています。
4.引っ越し後にトラブルなどありましたか?
上の階の方の足音が気になりました。こればかりは入居してみないとわからないので、仕方ありません。
5.引っ越しする人へアドバイスや良かったことを教えて下さい
時間がない方は仕方ありませんが、時間がある方でしたら、インターネットでいいなと思った物件は、まずは仲介会社でなく、ご自身だけで確認された方がいいと思います。
問い合わせる内容を決めて、不動産屋さんに連絡した方が良いと思います。
いきなり行くと部屋の中が見れないと意味ないと思われるかもしれませんが、共用部を確認してみてください。ゴミの出し方、集合ポストで大体そこの物件の入居者のモラルがわかると思います。
仲介会社に案内されたままついていくと、この辺りがすでに掃除されている可能性があります。良いことですが、案内だけのために掃除されている可能性があるので、ご自身で抜き打ちで行くことお勧めします。
良かったのは、LDKと寝室が離れていることです。二人で住むと生活のリズム、または寝る時間が別々の時もありますので、気兼ねなくテレビなども見られて快適です。
6.引っ越しインタビュー後の考察
子供が生まれ、家族で住むためにもっと大きな部屋に引っ越した方で、騒音の問題はありますが、おおむね満足しているようです。
特に、LDKと寝室が離れているため、お子様を起こすことなく、自分だけの時間を持てたり、相手のことを気遣う余裕が生まれているようです。
プロパンガスの件は、賃貸ではかなり難しいです。入居前に都市ガスなのか、それともプロパンガスなのかをキチンと確認して、お部屋を選ぶのが良いと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。サクッと読みきれるよう、私たちなりにポイントを整理し、結果と原因のみ、記載しました。
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『引っ越しはセンスや経験じゃない、失敗データを活かしたスマートな部屋選び』をモットーに、現状に満足せず、更なる成長を目指すあなたの部屋探しを、地域や建物の情報を検証し、引き続きしっかり提案・サポートしていきます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問を中心に、サイトの移動を機にもっと参考になるよう、一部内容を修正・追記し、投稿しています。