「いい部屋を見つけ、選ぶのに何回も引越しをしないといけないの?」
他人の失敗を参考に、部屋探しで時間もお金もムダにせず、今よりしなやかに生きる。
引っ越しの失敗や不安、その原因を聞き、スマートな部屋探しを考える、今回の失敗例分析インタビューは現在、学校で働いている女性にお話を伺いました。
2017年5月、パートをしていた40代の時に、3回目の引っ越しで1R(一人暮らし)のお部屋に引っ越した時のお話です。
【今回のポイント】
1.引っ越しを決めた理由や理想のライフスタイルは何でしたか?
私が住んでいたアパートに欠陥があり、住人全員急遽退去しなくてはならなくなったためです。私の理想だったのは、ゆっくり読書をしたり、映画を堪能する週末でした。なるべく自炊を心がけ、心と身体がヘルシーになれるライフスタイルを思い描いていました。
2.引っ越し前の不安について
2-1.不安はありましたか?
いくつかの不動産会社を渡り歩きましたが、条件と異なった物件をゴリ押しされたり、引越し先の土地勘が私よりも低い営業マンとのやり取りがストレスフルでした。
2-2.その不安は引っ越しまでに解消しましたか?
1人でのお部屋探しでは、どうしてもより良い物件を探すのが難しいと思いツッコミができる友人と一緒に粘り強く条件に合ったお部屋探しを数ヶ月かけて行いました。
3.引っ越し時の失敗について
3-1.失敗や後悔はありましたか?
当時、なるべく早く部屋を見つけださなくてはならず細かいところに目がいかなかったことを後悔しています。例えば、駅近で良いと思っていたのですが、住んでみたら、夜になると電車の音や近隣の車の出し入れの音が思った以上に気になりました。
また、部屋の天井が高く、空間が広くて良いのですが、掃除や洗濯物を干す時には身長が足らず一苦労しています。
3-2.失敗を防ぐための対策はしましたか?
自分のライフスタイルをよく把握しリスト化して、引っかかった点は営業マンに聞くこと、内観する時にはじっくりと間取り、充分に光が入るか、ネット環境はどうかなど、隅々まで時間が許す限り見て回るようにするといいと思いました。
夜に物件を訪ねてみて周囲の環境は昼間とどのように違うかチェックすることもとても大事です。住む環境、スーパーなどのリサーチもあると安心だと思います。
3-3.今は、その失敗は解消しましたか?
私のケースは、騒音や治安の悪さがネックでしたので、耳栓をしたり厚手のカーテンで部屋を隠すように工夫しました。若干解消された気がしますが難しい場合は住み替えも検討します。
4.引っ越し後にトラブルなどありましたか?
カーテンレールの劣化で釘が緩んでいたり、クローゼットの扉の釘もあまくグラついていました。ユニットバスは何故か電気をつけるとファンが回り冬場はものすごく寒いです。これは本当に困ってます。
1Rで窓が少ないからか、カビも発生しやすいので、こまめな換気と除湿剤が必須でした。自転車置き場は場所の確保も大変です。
5.引っ越しする人へアドバイスや良かったことを教えて下さい
ご自分がどのような生活望まれるのかできる限り具体的に書き出したりするといいかも知れません。優先順位をつけて、我慢できることとこれだけは譲れないことをはっきりさせて、不動産会社の営業マンと良く話し合う事だと思います。
特に、女性は環境に留意し、面倒くさくてもフットワークよく、根気よく納得できるまで諦めずにご自分のスタイルを確保してください。おすすめは複数の友人とお部屋探しをして、幅広く情報収集することです。
よかったことは、近くに図書館があるのでリフレッシュに行くようになりました。ウオーキングロードもあるので、週末にぶらぶらしたりできるのは新しい世界の発見です。
6.引っ越しインタビュー後の考察
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。サクッと読みきれるよう、私たちなりにポイントを整理し、結果と原因のみ、記載しました。
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『引っ越しはセンスや経験じゃない、失敗データを活かしたスマートな部屋選び』をモットーに、現状に満足せず、更なる成長を目指すあなたの部屋探しを、地域や建物の情報を検証し、引き続きしっかり提案・サポートしていきます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問を中心に、サイトの移動を機にもっと参考になるよう、一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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