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土地勘のない街への引っ越しやはじめての部屋探しで悩んでいる方へ、『失敗にハズレなし』の信念で、正しいお部屋の選び方を学んでみませんか?
ところで、最近、高品質・低価格なメガネで業績を伸ばしているJINSの社長、田中仁さんのインタビューを読みました。
「年々、仕事と遊びの境界線がなくなっています。上場企業のCEO社長であっても、自分らしく好きなことをやっていい、と思えるようになりました」とうらやましいことが書いてある一方、
商売を始める時に失敗すると思いながらやる人はいなくて、成功すると思ってやるわけです。ところが、そう簡単に成功するものではない。おおよそ9割くらいは失敗してしまうのではないでしょうか?
と、「商売は9割失敗する、でも挑戦する」と暗に話されており、同じメガネ業界のOWNDAYSの田中社長は「成功はアート、失敗はサイエンス」と話されており、同じ業界の経営者が似たことを話しており、何か部屋探しも実は似ているではと思いました。
前置きが今日も長くなってしまいました・・・すみません、続きは考察の方で。失敗例スタートです。
第1650回目の今回は、無職だった20代時に引っ越しをされた男性の方にお話を聞きました。2017年6月に近畿地方から関東地方への1Kでの一人暮らしに向け、はじめての引っ越しを行った時のエピソードを詳しく教えてくれました。
引っ越し経験者から部屋探しの失敗やトラブル、良かった点を聞き、自分の今後に生かす。効率よく、満足度の高い部屋探しをして下さい。
【今回のポイント】
初めてのお引越し、木造住宅だから音を心配されていた20代の男性のお話です。 木造住宅は壁が薄いとよく耳にすることから、音が漏れるのではないかと心配されているようです。その後、どうだったのでしょうか?
1.引っ越しの理由や引っ越し後の生活について
1-1.引っ越しの理由を教えて下さい。
オンラインでの職業学習を終えて、仕事を探す時にオンラインの学習を運営している会社から仕事の紹介をしてもらう為に上京しました。
1-2.引っ越し後はどんな生活をイメージしていましたか?
しっかりと就職して自分の中で納得のいくような仕事をこなしつつ、休日には趣味のサッカー観戦などが出来たらいいなと思っていました
2.引っ越しが終わるまでどのくらい掛かりましたか?その理由も教えて下さい。
一ヶ月程度掛かりました。実際に調べて住む場所を決めるための時間と不動産屋に行って話を聞いたり、実際に観にいくための時間が結構掛かりました。
3.引っ越し時の不安について
3-1.どんな不安がありましたか?
木造住宅のため音が聞こえてしまうことが結構あるんじゃないか?とか近隣の住民がどんな人が住んでいるのか?がすごく不安だった
3-2.不安になった理由を教えて下さい。
遠方からの引っ越しでしたが、近くの住民をもっと調べてから行かないと昼間だけじゃなく、夜や平日、休日など活動時間が違うと生活音などが気になってしまうこと
4.部屋探しの失敗について
4-1.失敗を教えて下さい。
今まで洗濯機は中でやっていたので気付かなかったけれども、外で洗濯機を使うとかなり音がうるさいので、実際に生活してみないと分からない事がありました
4-2.失敗の理由を教えて下さい。
単純に一回で部屋を決めるのは難しいので、住む場所を見学したり、不動産に通うためのお金がかかるので、そういうことを覚悟した方がよい
4-3.失敗再発への対応は?
実際には住むと決めた場所の近隣住民がどんな人間なのか、深く調べてからじゃないと実際に生活する上で、生活の時間帯がズレたりすると様々なトラブルになり得るので、下調べは重要だと感じました
4-4.その他何かあれば、教えて下さい。
特に思いつきません。
5.引っ越し後のトラブルをもしあったら、教えて下さい。
近隣住民の生活の時間帯のズレによる、生活音の出る時間帯や声などが気になって眠れなくなる事が多々ある。また、外用の洗濯機は物音がデカイからうるさい。
6.引っ越しを経験して、良かった点は?
6-1.部屋探しの良かった点
地元に住んでいると当たり前過ぎて気づかなかった事が違う場所で生活すると今まで当たり前に感じていたことに感謝するようになった
6-2.そう思った理由は?
実家だったので、両親がいたり、友達がいたりしたが、引っ越すとすべてなくなり、自分で一からやらないと為になる。
6-3.他に頭の片隅に入れておいた方がいい事はありますか?
そのあたりだと思います。
7.これから部屋探しをする人へのアドバイスについて
実際に不動産屋に行ってみて話を聞いたり、探していく内に分かってくる事もあるので、若い内は失敗したとしても学びが多いので成長出来るのではないでしょうか
8.仕事関連の引っ越しだからこその失敗やその理由をもしあれば、教えて下さい。
実際に行ってから、仕事を探すと決まるまでの生活にお金がかかるので、出来る事なら仕事が決まってから引っ越した方が良かった。
9.今回の部屋探しをお願いした不動産会社について
9-1.選んだ理由を可能であれば、教えて下さい。
風呂とトイレが別であるということ、そして立地の良さ(仕事場に通う上であまりに遠すぎるとしんどいので)、あとは家賃の問題。
9-2.不動産会社に期待するは?
家にいながらテレビ電話みたいな感じで、実際に住む住宅を写して色んな場所を見られるようなサービスがあれば助かります
10.部屋探しの失敗を聞いての考察について
10-1. 「若い内は失敗したとしても学びが多く、成長できる」
本当にそうだと思います。私の気持ちを代弁してくださったようでありがとうございます。初めてのお引越しで、100%の物件を見つかることはほぼ100%ありません(ないです)。
間取り、家賃、エリア、設備、構造、費用、手続きなどなど…、考えることが多すぎて、もし100%の知識をもって物件を決めたとしても100%の物件を見つけることは無理なんです。
営業マンなのにそんなこと言うなよ!と思われるかもしれませんが、全て理想に叶う物件は実際には何度か引っ越しを経験したり、マイホームを建てるときに委ねましょう。ただ、私たちは陥りがちな失敗を少しでも減らすため、失敗やデータを用い、地雷になりそうな部屋をあなたが選ばないようにサポートしています。
10-2. みんな広くて、新しくて、安くて、周辺に何でも揃っている物件がいいんです。
いざ探してみると賃料以外は全てOKなのに、ここの洋室の広さがもう少しあれば…、などと要望を言い出すとキリがありません。これも引っ越しを経験してみると、このくらいの広さが必要だと思ったけど、実際こんなに必要なかったな等と、部屋探しの経験値が溜まるほどに次の物件探しに役立ちます。
私たちは通常の不動産屋を異なり、そのような引っ越してみないと分からない地雷を過去の失敗やデータから判別し、あなたの部屋探しをサポートさせていただきます。あなたと同じような人がハマってしまった間違いを何度も繰り返さないために。2回目のお引越しでは今回の失敗を糧にぜひ成功して欲しいです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。あなたの部屋探しに今回の失敗を参考にしてもらえると嬉しいです。ただ、自分で色々と確認するのが面倒な場合には、その担当者に色々な確認をお願いする方が効率的だと思います。
前半の方で書いた、事業と同じように失敗や後悔の少ない部屋探しをするにはどうするか?
ですが、当社が800人近い人に行ったアンケートで70%近い人が後悔や失敗している現実から考えると、部屋探しも過去の失敗をそのままにせず、きちんと整理し、この時はこうしようみたいな指針として使うことで、自分にとって、住み心地の良い部屋を見つけられるのでは?と思っています。
あなたはどちらですか?失敗する可能性が高いという事実であっても、これまでのようにまずは感覚やセンスを活かした部屋探しを始めますか?
私はこれまでの経験やセンスを先行させ、お客様の満足度を下げたり、上げたり、サービスの質をブラさないように、先ずは経験者のデータを使ってゴミや地雷部屋を除去する方が自分に合った部屋を探し、充実した毎日を過ごすというゴールに圧倒的に早く、近づく事が出来ると思っています。
もう何も武器を持たず、竹やりやこん棒ぐらい??で圧倒的な物件数と戦う時代はもう終わったのでは?と個人的には思っています。
もし、それでもなんか、ダメな感じがする場合には、メール✉で連絡をもらえれば、何かアドバイスできると思います。特に、これまでの引っ越しの失敗インタビューを生かし、事件・事故に遭わない部屋探しの手順を基に回答や対応していきたいと思っています。
最後に、他にも同じような部屋探しの失敗エピソードがあります。部屋探しで失敗して、損をする前に読んでみませんか?
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あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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