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部屋探しや選び方で悩んでいる方へ、『失敗にハズレなし』の信念で、正しいお部屋の選び方を学んでみませんか?ところで、畑村洋太郎先生を知っていますか?東大の名誉教授だったり、失敗学のすすめ他色々な書籍を書いていて、日本の失敗研究の大家と言っても過言ではない方です。
今回は、そんな畑村さんが以前書かれた失敗を生かす仕事術と失敗からの復活、回復力からこれからお部屋を探すあなたの為になると思ったことをまとめます。
まず、『失敗はどんなに注意しても必ず起きます。特に、新しいことをやろうとするとまず確実に失敗します』
ただ、失敗のほとんどはきちんと扱っていれば、事前に防げたものばかりで、失敗が起こったとしても・・・
多くの人が好んで使ってきた『成功例に学ぶ』方法は、右肩上がりの時代だからこそ通用した方法で、10年おきに不景気が来る激動の時代には非常に難しいと思っています。現に、ポータルサイトによくある住みたい街ランキングなどを参考に部屋探しをしてても、当社の部屋探しに関するアンケートで70%近い人が部屋探しや引っ越しで後悔・失敗していました。
この事から部屋探しも他人の失敗から学び、クリティカルな失敗やよく起こるトラブルを事前に知り、対策を練った部屋探しを行うことが一番効率的で満足度が高くなりそうだと思ってます。その為、今後も失敗で地雷部屋の除去、頑張ります。前置きが長くなって、すみません。失敗例スタートです。日々の失敗分析にとてもやる気が出る一冊でした。
第4208回目の今回は、IT系企業に勤めている20代の男性学生の方にお話を聞きました。2017年7月の就職を機に、東北地方から関東地方への1DKでの一人暮らしに向け、2回目の引っ越しを行った時のエピソードを詳しく教えてくれました。
引っ越し経験者から部屋探しの失敗やトラブル、良かった点を聞き、自分の今後に生かす。効率よく、満足度の高い部屋探しをして下さい。
【今回のポイント】
関東地方から東北地方へ、就職を理由に引っ越しされた方で、家賃や費用に関して、強い不安を感じていたようです。
実際、どのような 部屋探しだったのでしょうか?事前のトラブル対策や事後対応は可能なんでしょうか?
1.引っ越しの理由と生活
1-1.引っ越しの理由を教えて下さい。
元々大学生でアパートに住んでいたのですが、就職先の会社が東京で離れていたので現実的に通うことが出来ず、会社の近くに引っ越しました。それに伴って、部屋は出来るだけ職場に近い場所を探しました。
1-2.引っ越し後はどんな生活をイメージしていましたか?
半年後にはもっと広い家に住みたいと思っていました。平日はもう少し家に早く帰りたいと思っていましたね。土日などは僕の趣味が映画鑑賞や釣りなのでまったりすごしたいと思っていました。
2.引っ越しまでの期間とその理由
二ヶ月程度掛かりました。当時は大学生でとても忙しかったので、引っ越しの準備などをする時間がなかったからです。あと単純に僕がめんどくさがって準備や手続きを先延ばしにしていたからですかね。
3.引っ越しの不安
3-1.どんな不安がありましたか?
詐欺にあったりしないかどうか不安だったのですが、両親や友達が手伝ってくれて非常に助かったのをいまでも覚えています。
ちなみに、遠方引っ越しならではの不満としては、荷物を運ぶのがとてもめんどくさいですね。特にぼくは免許も持っていなかったので荷物を運ぶのは引越センターにおまかせしました。遠方にお引っ越しするのなら免許を取っておいたほうがいいと思います。
3-2.不安になった理由を教えて下さい。
当時はまだ大学生で引っ越しについて何もわからなかったので。
4.部屋探しの失敗
4-1.失敗を教えて下さい。
両親や友達に手伝ってもらったので失敗などはしていないのですが、逆にほぼ全てやってもらっていたので肝心の自分が何も学んでいないことですかね。次引っ越しする機会があれば、人の手を借りずにできるだけ自分の力でやりたいです。
4-2.失敗の理由を教えて下さい。
壁が薄いせいか、たまに隣りの部屋の人の声がきこえてくることですかね。あと、僕は家にPCを置いているのですが、そのせいで部屋がすごく狭く感じてしまうのが辛いです。
4-3.失敗再発への対応は?
大学卒業してすぐ就職で時間がなく、あまり考えずに家を借りてしまったので、次に家を借りる際はもう少し家の広さや間取りなどを考慮してから借りようと思っております。
4-4.その他何かあれば、教えて下さい。
特にありません。
5.引っ越し後のトラブル
入居した当初はよく階段やエレベーターの周りにゴキブリが出ていました。入居した一か月後くらいに大家さんが駆除業者を呼んでくれたおかげでいまではゴキブリなんて一匹もいません。
6.引っ越しして、良かった事
6-1.部屋探しの良かった点
隣りの部屋の方と一時期トラブルになったのですが、今では一緒に飲みに行くほどの仲です。大家さんも結構年配の方なんですが、話がとても上手で僕も参考にさせてもらってるくらいです。
6-2.そう思った理由は?
実際にお店に行ったりしています。
6-3.他に頭の片隅に入れておいた方がいい事はありますか?
特にありません。
7.部屋探しのアドバイス
先ず、この部屋にした決め手は、まず職場が近かったので通勤時間がかなり短縮されました。あと周りにはコンビニやスーパーはもちろん、ショッピングモールや家電量販店などもあってとても助かっています。また、自分が住んでいるアパートの人がみんなKOKOROYASASII人でよかったですね。
これから引っ越す人へのアドバイスとしては、家の間取りや家賃など自分でよく考えて借りたり買ったりしたほうがいいですね。あとは大家さんや他の部屋の方などとのコミュニケーションも大切にした方がいいと思います。
8.仕事絡みの部屋探しの失敗
自力で初めての引っ越し&就職ということで当時は色々緊張していましたね。ですが、一生懸命やれば大体はうまくいきますよ。
一生懸命やってもうまくいかなかったり、自分の力じゃどうしようもない壁にぶつかったときは周りの人に助けてもらいましょう。
9.不動産会社の選び方
9-1.選んだ理由を可能であれば、教えて下さい。
友達にお勧めされたのと職場に近かったからですね。中でも職場に近いというのは自分の中でかなりデカかったです。そのおかげで交通費がかなり浮いて助かっていますね(笑)。
9-2.不動産会社に期待する事は?
引越の手続きと引越センターの手続きとで二回手続きをしないといけないので、不動産屋さんには引越センターの手続きもやってもらいたいですね。とは言っても、僕がめんどくさがりなだけですが(笑)
>>弊社では一都三県内での単身・一人暮らしのお引っ越しであれば、提携しているファミリー引越センターを通常価格から30%オフの値段でご紹介できます。このサービスを使って、賢くお引っ越してください。きっと最適なプランを紹介してくれます。もちろん、養生をしっかりして、お部屋に傷付けませんし、追加の費用請求もありません。万が一、キズを付けてしまった場合にも相応の対応・保証が付保されています。
ただ、群雄割拠で競争が激しい引っ越し業界では他社に負けないため、30%もの広告費がお見積りに載っていると思うのと、怖いですね。多くの人が使っている相見積もりの引っ越しサイトとか、実際は相見積もりサイト運営者や間に入っている代理店にいくら払っているのか、気になります・・・。
自力で引っ越しを行い、物を壊したり、部屋や建物に傷をつけて、修理代を取られるくらいなら、引っ越し業者さんにお願いした方が早いし、安心だと個人的には思います。その他、大手引っ越し業者のサカイ引越センターやアート引越センターだけでなく、忙しくて、見積もりに来てもらう時間が無い方向けにWEB完結で予約できるアップル引越センターさん等ご紹介しています。
10.部屋探しの失敗を聞いての考察について
就職を機に2回目のお引っ越しをされたとのことでまだまだ不安も多かったと思います。今回は、両親や友達に引っ越しを手伝ってもらい、もっと自立しないといけないと感じて後悔されているようです。今後の為にポイントは二つあると思います。
10-1.初めてのお引越しはこそ、業者に頼もう
初めてのお引越しの場合はできる限り、業者を手配するようにしましょう。これは自分で荷物を搬入する時の事故を防ぐことはもちろん、引っ越しのことだけに気を取られていると他にやらねばならない準備が疎かになることです。
段ボールに荷物を詰め込む作業も思ったより時間を要するので、早め早めに取り掛かることをお勧めします。決して、学生時代のアルバムが出てきても手を止めることのないようにしましょうね!(片付けあるあるです)
10-2.契約事は先延ばしにせずに早め早めに行動を
契約事は早めに済ませて身軽になっておきましょう。賃貸を借りる場合に必要な書類は物件によって様々ですが、住民票や保証人の印鑑証明書などが必要です。これらは市役所や区役所で取得する必要はあるため、申込時に必ず必要書類を聞いておくようにしましょう。
また、不動産関係の書類は他の業界に比べてペーパーレス化が進んでいないことから、記入する書類も多い為、契約書類は早めに提出するようにしましょう。 以上の点を踏まえ、次回のお部屋探しでは良い物件に巡り合われることを願っています。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。あなたの部屋探しに今回の失敗を参考にしてもらえると嬉しいです。ただ、自分で色々と確認するのが面倒な場合には、その担当者に色々な確認をお願いする方が効率的だと思います。
もし、それでもなんか、ダメな感じがする場合には、メール✉で連絡をもらえれば、何かアドバイスできると思います。特に、これまでの引っ越しの失敗インタビューを生かし、事件・事故に遭わない部屋探しの手順を基に回答や対応していきたいと思っています。最後に、他にも同じような部屋探しの失敗エピソードがあるんですが、失敗する前に読んでみませんか?
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あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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