空き家になる実家をどうするか、悩んでいる方へ、
実家の売却後も1年近く住み続け、施設へ入所した事例をご紹介します。
こんにちは、住まいのお悩み無料相談、アリネットで住まいのお悩み相談を受けている不動産鑑定士補兼宅地建物取引士の相樂です。
2022年5月、ホームページから成功事例を見て、千葉県松戸市、矢切駅近くにある中古戸建の売却相談を受けました。
ご両親が高齢で今の家では生活が不自由になり、介護型のケアハウスに入るため、ご実家の売却を検討したいとのことでした。
この家は7年前の2015年に住友不動産の新築そっくりさんで全面改修しており、バリアフリー化がされていました。
母親はこれまで問題なかったのですが、去年から膝や体調がよくない為、病院が近くにあるケアハウスで介護も一緒にお願いしたいと思い、残った実家をどうするか、1年近く、妹と話していました。
地元の不動産会社にも相談し、色々と調べていく中で今回のような難しい問題も相談できると思い、相樂さんに電話しました。
以下、今回のご売却の概要です。
1.実家の売却を相談したきっかけは?
インターネットで調べ、たまたま実家の売却に関する事例を見て、連絡しました。
写真がたくさんあり、信用できそうだと思いました。
当初、近くの不動産会社に相談しました。
でも、そこは「空き家にした方が高く売れるから、ケアハウスに入ってから連絡ください」と、ハッキリ言われちゃいました。
相楽さん達だけ、コロナウイルスの影響がまだ残っている状態でしたが、わざわざ実家にまで来てくれ、母親とも話してもらい、事前にちゃんと相談できました。
2.実家の売却を任せるにあたって条件や希望は?
妹と話していたものの、初めて、家の売却を考えたので、何より信用できる所が良いと思いました。
相樂さんや馬場さんはキチンとしていたし、母親の話をなにより、よく聞いてくれた。
当時、妹と一緒に考えていた条件は以下の通りです。
- 母親が施設に入るため、必要な物のみ持って行き、残りはそのまま買主に引き継ぎたい。
- 施設への入所時期がまだ分からないので、売却後は住み続け、タイミングが来たら、引っ越しを行う。
- 隣地との境界や建物の故障など、売却後の責任は一切取りたくない。
3.売却を依頼するにあたって、心配や不安は?
なにもかも初めてだったので、相楽さんと馬場さんに任せる事にしました。
3-1.ちゃんとやってくれるのか?
不動産会社があまり信用できなかったので、電話してみて、対応が良かった相樂さんに相談しました。
ただ、どのようにやるのか?いつまでかかるのか?いくら掛かるのか等は本当に心配でした。
3-2.買主は現れるのか?家は売却できるのか?
実家は親のためにほぼ新築まで改装し、奇麗になった家でした。
それでも条件を満たす、買主がいるのか、心配していました。
相楽さん達が奇麗なCGでイメージや購入希望者のリストを見せてくれ、妹と話し、一先ず、任せてみようと言う気になりました。
4.内見、契約、決済へ
ここから実際に売り出しから契約し、決済までの流れを説明していきます。
4-1.相場を踏まえ、ちょっと高い値段で
周辺の中古戸建ての相場から1,000万円ぐらいが相場なのではと思っていました。
ただ、なるべく高く売りたい、条件に合う買主を見つけたいとのことだったので、入所するまで家賃は月7万円で7年前のフルリフォームを踏まえ、1,400万円で動いていきました。
すぐに、物件説明のための資料を作り、売却を開始しました。
週末、東京の不動産会社経由で個人の家族から内見の申し込みが入りました。
しかし、内見後、話しを進める段階で、住宅ローンを使う関係で売主が住み続ける期間が分からない為、売買をすることが出来ませんでした。
4-2.住宅ローンより、投資用に考えてくれる購入希望者を探す
次に、私たちのリストを使って、千葉県だけでなく、首都圏にある収益戸建てという切り口で買主を探す事にしました。
他にも、これまで取引をしてくれた不動産会社や知り合いに資料を配布し、購入希望者を探していってもらいました。
4-3.買付が入り、契約へ
楽待や健美屋、アットホーム等の不動産投資用ポータルサイトだけでなく、9,000人を超える個人投資家のリストを使い、毎週末物件紹介の営業メールを続けていきました。
その結果、千葉県にお住まいで30代の若いサラリーマンの方が家から近いと言う理由で、1,300万円で購入を決めてくれました。
お母様が退去後はリフォームして、賃貸するか、売却するか、悩んでいたようですが、このエリアなら、投資をしても目論みから外れる事はないと確信を持っていました。
5.案件担当のコメント
5-1.大切な実家の売却、より高い値段を狙って、良かったです(相樂)
今回のように、ホームページを見てくれ、ご相談頂けるケースが去年より、増えています。
実際に現物を見せてもらい、お話も聞けるので、私たちも取り組みやすくなっています。
今回のご相談はご希望の条件から、投資用の不動産として、売却する事になりました。
ただ、空室や契約後退去にして、買主が住む為の自宅として、売却することが出来たら、もっと高い値段で売れたかもしれません。
でも、売り出しから契約、決済まで無事に進み、本当に良かったです。
5-2.対面できちんと話しを聞け、良かったです(馬場)
2022年に相樂と一緒に現地を見に行って、すごく綺麗な家だったので、なぜだろうと思いました。
私たちに相談があるのは、改修を行わず、見るからに古くなっていたり、土地の形状がおかしい物件が多かったため。
今回のようなケースは、丁寧に資料を作成し、購入希望者に紹介することで決まることが多いと思います。
ともかく、無事に終わり、相談者様の心配する顔が消え、良かったです。
5-3.最後に、自分にあった物件をキチンと紹介してほしい方へ
私たちアリネットはこれまでの地方RC一棟を長期保有すればいい的、誰でもなんとかなったアベノミクスが終わったと思っています。
次の五年、十年は『投資するストーリーが大切になる』と信じ、活動しています。
2010年代の一年で数億の資産を作る!などのアベノミクスのブームに乗ったやり方ではありません。
東京の再開発や新駅・延伸、道路拡張の好影響を利用し、5年、10年と時間が掛かります。
しかし、再現性の高い投資手法をいち早く取り入れ、私たちに関わった方には着実な成長と確実性の高い不動産投資をやって頂きたいと思っています。
ちなみに、以前「相談すると、売却する以外、自宅を守る方法を教えてくれなかった」という方がいました。
ご相談頂いた方にともかく怒られ、迷惑を掛けたくないので、相談内容に合わせ、大切な資産の相場だけでなく、状況を踏まえ、どのような対応が取れるのか?
私たちなりのやり方をご説明するようにしています。
その為、オンラインを含めた面談を行い、あなたの状況や希望にあった不動産を一つ一つ丁寧に紹介するオーダーメイドなスタイルを取っています。
特に、ここ5年間、不動産をただ紹介し、管理するだけでなく、投資ストーリーを作り、積極的に共同で投資も行っています。
2012年以降、北海道の釧路から熊本の水俣まで全国対応で600件を超える住まいのお悩み相談を行ってきました。
もし、不動産の事でどうしたらいいか、悩んでいる場合には『LINE公式の無料相談』や『電話相談』からお気軽にお問い合わせ下さい。
*私たちはたらい回しなく、実務担当が直接対応いたします。
>>これまでうまく行った解決事例はこちらのページにまとめてあります。
また、同様に、私たち、アリネットのgoogleでの口コミはこちらのページにまとめてあります。
高齢による住み替えでご自宅を売却した事例は以下の通りです。
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