実家の住み替え

C.解決事例(お客様の声)

住み替えで練馬区の実家を7ヶ月掛け、3,600万円で住みながら売却した事例

こんにちは、住まいのお悩み無料相談、アリネットで住まいのお悩み相談を受けている不動産鑑定士補兼宅地建物取引士の相樂です。

2020年に東京、練馬区にある最寄駅から徒歩12分の所にある戸建てを売却いたしました。

相樂個別面談

当時、コロナ禍でも通っていたヘッドスパの店長さんからご両親の住み替えで空き家になる実家の売却相談を受けました。

後述しますが、10年以上、今のご自宅に住んだ方が自宅の売却を検討する場合、税金の特例や控除を併せて、利用することができます。

はじめての不動産の売却でしたが、細かい所まで確認でき、安心しました。

相楽さんには一年近く、うちの施術に通ってもらう中で、キチンとしていそうな方だったので、両親の住み替えで不要になった実家の売却を相談しました。

毎回20時以降の来店で施術を受けていたので、本当に忙しそうにしていたので、お願いするのをずっと躊躇していました。

ただ、結果的にはお願いして、本当に良かったと思います。希望の価格で売ってくれたのに、手数料まで調整してもらいました。

ちょっと前の案件になりますが、毎月ヘッドスパのお店で会っているので、色々と教えてもらいました。

>>10年以上今の自宅に住んでいる方は売却前に読んでほしい、税金の控除や特例について、具体例と共にまとめました。

1.実家の売却を考えた理由は?

実家の売却

結婚し、子供が生まれ、共働きだったため、親に家事など助けてもらっていました。

毎度毎度自宅まで来てもらうのも面倒なので、親が自宅の近くに引っ越す事を予定していました。

そうなると、実家が要らなくなるので空き家の管理などを考え、どうしたら良いか、相楽さんに相談しました。

始め、相楽さんから「都内であれば、賃貸ニーズもあるし、売却し現金を得るか?それとも賃料を毎月もらって、年金代わりにして、生活費として使うのもいいのでは?」を教えてもらいました。

他にも、急いでないなら、査定価格を無視して、希望価格から売り出した方が良いとか、路線価の二倍の値段からなど、色々と教えてもらいました。

最終的に、両親の生活費に使うため、実家の売却を決めました。

>>練馬駅周辺の人口や年収、再開発の状況はこちらのページにまとめました。

としまえん跡地の再開発と大江戸線の延伸、再開発促進地区を代表する練馬駅の今

2.実家の売却に当たって希望は?

両親の生活費に充てるつもりでしたが、そこまで焦っていなかったため、相楽さんには「時間は掛かってもいいので、今のまま両親の荷物などそのままで住みながら、なるべく高い値段で売りたい」と伝えました。

ただ、引っ越しは売却後と思っていたので、荷物などあるので、住みながら実家の売却したいとも伝えました。

うちの親も地元の不動産屋に相談したようですが、担当してくれた人があまりいい人ではなく、やる気がなく、上から目線が嫌だったようです。

母親に「絶対、あそこには頼まない」と話していたらしいです・・・。

相楽さんには、自宅に来てもらい、昼から4時間近く、ゆっくり質問も出来て、喜んでいました。

>>少し状況は異なりますが、不動産会社による自宅の買取に関して、その流れやメリット・デメリットをこちらのページにまとめています。

3.売却を検討する際の不安や悩みは?

リビングのCGイメージ

実家なので両親の持ち物で僕自身も不動産を持っているわけでは無く、初めての不動産売却だったので、相楽さんに実家まで2度来てもらい、親にもどう進めていくか説明してもらいました。

うちの母親は相楽さんが良い声だったので、信用できると話していて、父親も進め方や価格帯など納得いったようで一先ず、進めてもらいました。

実家の調査で境界や建物や設備の故障を馬場さんと相楽さんが調べて、写真など撮っていく中で汚いというか、個人的な部分は流石に恥ずかしいので隠してもらう等にお願いしました。

家に人が住みながらの売却で、荷物がある中でどうしていくか、聞いた所、CGイメージを使って、資料を作るとのことだったので、みんなで安心しました。

>>税金の事を心配される方が多いので、10年以上今の自宅に住んでいる方に売却前に読んでほしい、税金の控除や特例について、具体例と共にまとめました。

4.お風呂が古い・・・

建ってから30年以上経っている為、正直設備が古く、壁や床は日焼けが目立っていました。

募集を開始して、先ず、不動産業者の人が買取の為、家を見に来ました。その際に、設備や床材など古くなっていたので、改修が必要な事を言っていました。

ちなみに、最近はマンションだけでなく、戸建もリノベーションを楽しみたいと考える買い手も増えています。

そのため、築古の戸建てをそのままの状態で売りに出すのもおすすめです。

敢えて、お金をかける必要はないと思います。

中古住宅が一般化しつつあり、「自分のライフスタイルに合った家に住みたい」というニーズがあるため、あえてリフォームせず、現状のまま売ることが魅力になるケースもあります。

結局、3社見てもらいましたが、不動産会社の買取では僕らが満足する価格は出なかったので、相楽さん達は個人の購入者を探すため、メーリングリストや大手不動産会社に紹介しててくれました。

購入検討者リスト_169

同時に、私たちも色々な人に見られるのは嫌でしたが、インターネットに掲載しても良いと相楽さんに伝えました。

その週末から3組の家族が内覧に来て、家族で行けるのでは?と俄然盛り上がりました。

>>同じ様に、平屋に住みたいと2階建ての自宅を売って、エレベーター付きのマンションに引っ越した親子の事例もあります。

5.個人の方から買いたいと連絡が!

実家の内見

結局、相談から5ヶ月して、実家を内見した個人の方から3,600万円の満額で買付を貰い、相楽さん達が条件を交渉してくれました。

先ず、古い建物なので、売却後は建物も地中も責任を持たない(契約不適合責任の免責)を入れました。

次に、お隣さんとは仲良くやっていましたが、境界はそのまま引き渡す事を条件に入れてもらいました。

買主さんは全ての条件をのんでくれ、手付金200万円で契約しました。その後、2ヶ月近く経って、残りの支払いも無事に終わり、実家の売却は完了しました。

本当に偶然の相談でしたが、最後までキチンとやってくれた相楽さん達には本当に感謝しています。

6.担当のコメント

住みながら自宅の売却まとめ

今回はお父様、お母様が住んでいる実家の売却でしたが、都内の戸建ては今、本当に希少です。

都心であるほど、立地次第では空き家のリノベーション及び賃貸運営が十分にできます。

私たちが提案しているのは『金利等条件のいい制度融資』を使って、しっかり作り、ゆっくり長く儲け、将来的な売却益も手に入れる事です。

と言うのも、都心であるほど、アパートやマンションになってしまう事が多く、1階が広い戸建ては使い道が多く、シェアハウスやグルーピングホームなどで結構いい家賃を取る事も出来るからです。

過去の事例では、戸建てをそのまま家族に貸すと16万円でしたが、シェアハウスだと24万円、グループホームに貸すと28万円になりました。

1.5倍以上です!

ただ、賃貸に出して、ストレスを感じるよりは現金にして、生活費にしたいとのことだったので、一生懸命売却活動をさせて頂きました。

  • 購入希望者のリストへ定期的な紹介
  • 地元の不動産会社への買取・紹介
  • 大手仲介会社への客付け営業
  • SUUMOやホームズなどホームページへの掲載

この案件は2020年に成立したものですが、今思うと、コロナバブルの初期の段階でまだまだ不動産の取得競争が激しくない時期でもっと高く売れたかもしれないと思っています。。。

周辺相場や過去の成約事例などを見て、かなり高値で出したつもりでしたが、最終的には個人の方に買って頂いたので、東京都内であれば、物件がない状況を踏まえ、本当に希望価格で出すのが正解かもしれません。

ともかく、この案件はいくつかの幸運が重なって、売却がうまく出来た案件だと思います。

最後に、下のグラフの通り、戸建てはマンションと比べ、個別性が強く、査定価格が全く当てにならないと分かっているので、古くても立地が良い戸建ては強気で売却を開始してみて下さい。

売出乖離_戸建て

*首都圏不動産流通市場の動向(公益財団法人東日本不動産流通機構)参照

売却し、ローンを返済したり、生活費にするにしても、その後の生活をよくするためにはともかく高く売り出す事が大切だと思います。

地方だけでなく、東京においても高齢化や相続が増えており、今後も私たちの強みを生かせる案件を丁寧に実行していきたいと思います。

これから不動産の売却をお考えの方は、地域の特性を踏まえ、本当に売却で良いのか?賃貸は出来ないか等も考え、進めた方が良いと思います。

コロナウイルスの影響を受け、値段が上がる事もあったので・・・。

もし、今、どうするか、悩んでいる場合には、『LINE公式の無料相談』や『電話相談』からお気軽にお問い合わせ下さい。

私たちの場合、たらい回しなく、実務担当が直接対応いたします。

>>これまでうまく行った解決事例はこちらのページにまとめてあります。

また、同様に、私たち、アリネットのgoogleでの口コミはこちらのページにまとめてあります。

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相樂 喜一郎

この記事を書いた人

相樂 喜一郎

事例を基にトラブルの少ない取引を目指し、2011年以降130件以上の不動産取引を経験。現在はこれまでの経験を活かし、地域の金融機関と一緒に相続に伴う実家の再生や売却、住み替えに注力。不動産鑑定士補、宅地建物取引士、相続アドバイザー、住宅診断士。 >>その他詳しい実績はこちら

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