リストラでやる気がなくなり

C.解決事例(お客様の声)

リストラで自宅の任意売却を行い、返済を月1万円にして、そのまま住み続けた事例

こんにちは、住まいのお悩み無料相談、アリネットで住まいのお悩み相談を受けている宅地建物取引士兼住宅ローンアドバイザーの大和田です。

1996年、お子様が生まれるのを機に奈良県大和高田市に戸建て住宅を4,900万円住宅ローンを組んで購入されたS様(60代男性)の事例をご紹介します。

大和田面談男性

S様は20年以上地道に会社勤めをされており、後数年で定年退職と思っていた矢先、2018年にリストラに遭ってしまいました。

会社の業績が良くないことはなんとなく分かっていました。

しかし、まさか自分がリストラに遭うとは想像だにしておらず、寝耳に水だったと言います。

実は、S様は借入額が大きかったこともあり、住宅ローンの返済もかなり残っていました。

そのため、定年まで返済を続けつつ、退職金で完済か厳しければ、定年後も再雇用やアルバイトをして返済するつもりでした。

ところが、予想外のリストラで年金だけでは返済できず、日々の生活もギリギリの状態に陥ってしまったのです。

どうしたらいいか分からず、パニック状態のまま滞納を放置していると、ついに競売の申し立て通知が自宅に届き、自宅を追い出されたくないと動かれ、2019年、ホームページの成功事例を見て、私たちに連絡をくださいました。

収入がなく、経済的な問題で引っ越し先が見つからないので住みながら売却し、その後も住み続けたいとのことで、競売にならないよう債権者への連絡などスピード感も持ちつつ、丁寧に進めていきました。

結果的に、相談から4ヶ月で任意売却が成功し、毎月の返済額も23.4万円から一気に1万円まで減らすことができました。

高齢であること、そして、生活がままならない状態であるため、返済額は低く、抑えられたのかもしれません。

このため、競売にならず、リースバックという形で今も住み慣れた家に住み続けることができています。

ようやく、この先の老後のことも考えられるようになってきたとのことで、現在、ローン返済に悩んでいる方の参考になると思い、メンバーとともにS様にお話を聞いてきました。

以下、S様のコメントを掲載します。

1.原因:60代、リストラに遭い、年金から住宅ローンを返済できず

室内のCGイメージ

家は1996年に買いました。長男が生まれるのに合わせて、家内とマンションではなく、広い家が欲しいと思ったのがきっかけです。

頭金400万円、借入額4,900万円、月々の返済額は諸々併せ、23万4,000円と、今考えれば身の丈をわきまえていなかった部分もあるかもしれません。

ただ、当時は家庭を持ち、子供が生まれる喜びや責任感の方が借金の不安を大きく上回っていました。

何より会社も仕事も順調だったので、定年退職までには普通に返せると思っていました。

しかし、いざ子供が生まれると子育てや教育に何かとお金がかかり、予定していた繰り上げ返済も全くできずにきてしまいました。

住宅ローン契約当時の金利4%も、借金がなかなか減らなかった原因かもしれません。

ともかく、元金が減らないので、途中で機会を見て、借り換えをしておけば良かったです。

そうこうしているうちに会社の経営状況も怪しくなり、昔のようなボーナスも期待できなくなっていきました。

そして、あと4年で定年というタイミングでまさかのリストラ・・・。

年金を繰り上げてもらうことにしましたが、23万4,000円という返済額をとてもまかなえるものではなく、あっという間に滞納してしまいました。

最初はどうしたらいいかわからず、現実逃避するように銀行からの電話を無視し、手紙も見ないふりをしていました。

滞納から半年くらい経った頃、ついに競売の申し立ての通知が届いて、このままだと執行官が来て、家を追い出されると思って、ようやく目が覚めたんです。

>>念のため、2011年以降の主な取引実績はこちらのページにまとめてあります。

2.希望:競売を避け、住みながら売却し、住み続けたい(リースバック)

対象物件の外観

近くの人に知られるんじゃないかと思ったんですが、まずは地元の不動産会社に相談してみました。

そんなことよりも、任意売却の経験があまりないのか、担当と話していても噛み合わず、こちらは家を追い出されるかもしれないというのもあって、焦りが募っていきました。

見切りをつけてインターネットで検索し、見つけた会社の何人かの担当者とやりとりをしました。

まずエリアが奈良県ということもあって、首都圏の不動産会社はあまり積極的に話を聞いてくれなかったところが多かったです。

後は、『すでに競売申し立ての通知が届いていると言うと間に合わない、難しい』といった対応をされるか、異様に媒介契約への捺印を迫られたりして、ちょっと信頼できませんでした。

動き始めて1ヶ月近く経って行き着いたのが大和田さん達で、大和田さんと馬場さんが最初にこちらの不安や希望を本当に丁寧に聞いてくれました。

  • 年齢的にも引っ越し先が簡単に見つけるのが難しいので、住みながら売却し、住み続けたいこと。
  • 家の中が散らかっていて見られたくなかったので、たくさんの人が内見とかに来て中を見られるようなことを避けたかったこと。
  • とにかく、競売になって自宅から追い出されたくなかったので本当に間に合うのか?売れるのか、最後まで心配で心配でたまらないこと。

その気持ちに寄り添いながら、一つ一つ具体的な解決方法を提案してくれました。

>>念のため、2011年以降の主な取引実績はこちらのページにまとめてあります。

3.期間:相談から4カ月かけ、任意売却を実行

リストラ後、呆然とする相談者

まず、『住みながら売却し、住み続けるなら業者買取や投資家に売るのが良い』と大和田さんが教えてくれました。

売却後は賃貸契約を結んで、家に住み続けることができる(リースバック)という方法を初めて知りました。

大和田さんの方で、物件に興味を持ちそうな業者や投資家リストにまず情報を流してくれるとのことで、これなら近所にもバレないし、内見も減ると思いました。

さらに、内見を避ける方法については、家の中のイメージをCGでキレイに作ってくれるとのことでした。

出来上がったCGは想像以上の出来で、本当に我が家なのかと驚いたくらいです。

競売についても知識が豊富で、債権者との交渉などもやってくれて、ありがたかったです。

最終的に、大和田さんに最初に相談してから4ヶ月くらいで任意売却が決まりました。

個人投資家への売却かつキレイなCGのイメージがあったおかげか、心配だった内見もなく、ストレスが本当に少なかったです。

当時、建物や設備は特に問題なかったのですが、念のため、売買後のトラブルを避けるため、そのあたりの責任は取らない形にしてもらいました。

ただ、エアコンや給湯器が将来壊れた時にはこちらで対応すると伝えました。

途中、困ったことがあったらすぐに電話やLINEで答えてくれましたし、資料の説明が必要な際はオンラインでやってくれたりして、本当に助かりました。

当時は必死でしたが、今思うと大和田さんや馬場さんの優しい語り口は、私にとって一種の癒しだったと思います。

4.返済金額:毎月の返済が23万4,000円から1万円に

家は2,800万円で売れ、200万円の残債が残ってしまいましたが、毎月の返済は1万円になりました。

後で大和田さんに聞いたら、年齢や生活が困窮している面も考慮されていると思うと言われました。

住宅ローンや税金、車のローンなどなんやかんやと、毎月の返済額が23万4,000円もあったのでかなり楽になりました。

今回の件で、若いうちによくわからないまま入りすぎていた生命保険なども見直しました。

子供が独立したり、自分らが年を重ねた時点で見直しておくべきものがいくつもあり、多くを解約してそれも節約になりました。

任意売却が決まってからは本当にあっという間で、売買契約したり、賃貸契約を結んだり、バタバタとではありますが、一つずつ解決していくことができました。

この度は本当にありがとうございました。

>>売却後の自宅に住み続けるリースバックのメリット・デメリットはこちらのページにまとめておきました。

90年代後半や2000年の前半の建物は、高齢化と人口減少で、依然と比較すると大きく家賃を抑えることが出来ています。

念のため、あなたの状況や希望により、これからできる対策が異なります。

5.任意売却後の生活:毎月1万円の返済で堅実な年金生活

大和田連絡

相談した時はお先真っ暗で、もうどうしたらいいか分からない状態でした。

増えていく滞納額と、競売になって家族全員、自宅から追い出されてしまうかもしれないプレッシャーで、眠れない日々が続きました。

>>奥様の浮気で離婚する事になり、自宅の任意売却を行った事例はこちらのページにまとめてあります。

先方の実家近くに買った自宅を奥様の浮気による離婚で売却した事例

5-1.返済が月1万円なら、やっていける

今回、大和田さんや馬場さんのサポートのおかげで毎月1万円の返済になり、年金生活なので贅沢はできませんが、以前のような生活を取り戻しつつあります。

多分、近所の人にもバレてないので、気まずいということもありません。

もう少し落ち着いたら、バイトでも良いので少しでも働いて収入を増やして、繰り上げでもらって支給額が減ってしまった年金の分を賄えたらと考えています。

後、賃貸契約までキチンとしてくれ、新しい生活をスッキリと迎えることができました。

大和田さん、馬場さん、この度は本当に丁寧なサポートをありがとうございました。

住宅ローンの返済で悩んでいる方へ、念のため、あなたの状況や希望により、これからできる対策が異なります。

5-2.住宅ローン滞納、セルフチェック

個別相談の前に、今直ぐに確認が出来るセルフチェックをやってみませんか?
2015年以降、実際にあった200件超の住宅ローンの相談を受け、チェックリストを作成しました。

  • 毎月の返済が少し厳しく、貯金がなかなか出来ない
  • 銀行・裁判所から手紙が届き、対策を考えている
  • ペアローンを含め、ローン総額が総収入の8倍以上
  • 転職や病気で、収入が減って、返済に悩んでいる
  • 借り入れや返済など、毎月の収支管理が出来ない
  • 養育費や学費など生活費が増え、やや苦しい
  • ボーナス等一時金が減った又は無くなった
  • 離婚や出産で共働きが出来ず、返済が苦しい
  • 自宅の買い取りチラシがポストに頻繁に入っている
  • 年金だけでは、家賃や毎月の生活が厳しい

2つ以上当てはまる場合、直ぐにローン整理を得意とする専門家に相談するか、近くに相談できる先がない場合、LINE公式から住まいを守る無料の簡易診断も試して下さい。

無料のオンライン個別面談も行っています。状況が悪化する前にご相談下さい。

LINE公式からご相談頂いた方には15の成功事例を無料でプレゼントしています。

ご存知の通り、滞納が続くと利子による負担が日々大きくなり、競売による強制的な追い出しなど、今の生活を失いかねません。

そのため、自宅に関するトラブルを解決してきた経験や専門的な知識があります。
あなたの満足のいく解決に導くことが出来ると思います。

どうするか、悩んでいる場合、『LINE公式の無料相談』や『電話相談』からお気軽にお問い合わせ下さい。
*私たちの場合、たらい回しなく、実務担当が直接対応いたします。

>>これまでうまく行った解決事例はこちらのページにまとめてあります。
また、私たち、アリネットのgoogleでの口コミはこちらのページにまとめてあります。

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大和田 豊

この記事を書いた人

大和田 豊

事例を参考に失敗の少ない不動産取引を目指し、2012年以降90件以上の不動産取引を経験。現在はコロナウイルスの影響を受け、ローン返済に悩んでいる方向けに、生活の早期の改善に向け、債務整理に注力。宅地建物取引士、任意売却取扱主任者、住宅ローンアドバイザー。>>その他詳しい実績はこちら

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