大学を卒業し、東京に上京。某赤い日系航空会社で働くことが決まった女性の一人暮らし向けのお部屋を探していた時に、お客様から女性専用のマンションについて聞かれました。
その時の説明内容を少しブラッシュアップして、今回の記事を作成しました。最近人気がある女性専用マンションのメリットとデメリットを解説していきます。
1.女性専用マンションとは?
女性専用マンション(女性限定マンション)とは、その名の通り、女性しか住むことができないマンションのことです。
女性に安心して住んでもらえるよう、大抵、オートロックや防犯カメラといったセキュリティ設備が充実しています。
更に、24時間管理人が常駐している物件や、警備会社と契約している物件もあります。
ルールは厳しいことが多く、男性の立ち入りに関しては、
・例外なく絶対にNG
・家族や親族以外はNG
・業者以外はNG
・ここまでのエリアはOK、ここから先のエリアはNG
・管理人による承認制
など、マンションごとに独自のルールが定められています。細かいルールについては、インターネットの物件情報には記載されていないことがあります。もしかしたら、セキュリティを高めるために、あえて情報を公開していないケースもあるでしょう。
もし、あなたがより条件に適したお部屋を見つけるために、気になる物件を見つけたら、担当者経由で、ルールの内容を問い合わせてみてください。
女性専用マンションは、若い女性の一人暮らしが多い都市部で増えてきています。社員寮を改めて、持つ会社も増えてきています。
そこに住む本人はもちろん、親御さんにも安心してもらえる物件ということから、今、注目を浴びてきています。
2.女性専用マンションのメリット3選
メリット1:セキュリティがしっかりしている
前述のとおり、女性専用マンションは、一般的なマンションよりも、セキュリティがしっかりしています。
たとえば、
・オートロック
・モニター付きインターホン
・ディンプルキーや1ドア2ロックなど
・ダブルロック
・防犯カメラ
・管理人が24時間常駐
・警備会社と契約
など。セキュリティ設備が充実していたり、サポートしてくれる人がいたりすると、安心して過ごせますね。
メリット2:住人が女性のみ
言うまでもないことですが、女性専用マンションに住んでいるのは、女性だけです。
たとえば、
・宅配ボックスに荷物を取りに行く
・ゴミを捨てに行く
といったとき、男性がいるとなると多少警戒するものですが、女性だけであればそれだけで気持ちが楽になりますよね。リラックスした格好で色々と出来ます。
メリット3:女性向けの設備が充実
女性専用マンションは、女性とって嬉しい設備が充実している傾向にあります。
たとえば、
・本格的な料理ができるようコンロが3口付いている
・洗面や洗髪がしやすいよう洗面台の鏡や洗面ボウルが大きくなっている
・収納部分が女性の身長に合わせて作られている
など。お部屋探しの際、セキュリティ面に加えて、こちらもチェックするとよいでしょう。
3.女性専用マンションのデメリット3選
デメリット1:うっかりルールを破ってしまう
男性の立ち入りに関して、独自にルールを定めている女性専用マンション。うっかりルール破ってしまうということがあるようです。
例1:男性は絶対立ち入り禁止”の物件に、たまたま近くに寄った兄弟が訪ねてきてしまう
「親にはルールを説明していたけど、兄弟には説明しておかなかった・・・」といったことがないようにしたいですね。
例2:男性の居住エリア立ち入りは事前連絡が必要”の物件に、事前連絡をしないまま男性業者さんを呼んでしまう
配送業者さんに重い物を集荷に来てもらうときなどにやってしまいそうですね。意識づけが大事です。他の居住者に配慮して、女性スタッフに来てもらうプランにする、という対応の仕方もあります。
デメリット2:家賃が比較的高い場合がある
女性専用マンションは、セキュリティがしっかりしている分、維持費や人件費がかかるため、家賃は高めになります。
その為、「安心はお金には変えられない」、「それで仕事に専念できるなら」と考える方にはよい物件だと思います。
ただ、せっかくいい物件を見つけたのに「家賃が支払えずに退去することに・・・。」なんてことがないよう、注意をしてください。
デメリット3:犯罪者にスキを狙われる
女性専用マンションということがバレると、かえって犯罪者の標的になることがあります。
実際、玄関や窓の施錠をしない人が多いことから、オートロックマンションばかりを狙う泥棒などもいるので、女性マンションマンションでも戸締りはしっかりとしましょう。
4.女性専用のマンションまとめ
・女性専用マンションとは、女性しか住むことができないマンションのこと
・女性専用マンションのメリット 防犯面で安心&女性向け設備が充実
・女性限定マンションのデメリット 独自のルールがある&家賃が高め
・より適した物件を見つけるために細かいルールなどは直接問い合わせてみる
あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
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