担当者に建物やお部屋の状況を確認しつつ、内見時に見るべきところを聞いて、理想のお部屋を見つけて下さい
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2020年2月13日失敗例に見る部屋探しの注意点はどこ?女性が初めての内見で見るべきところ4つ
失敗で安心をつくる不動産会社の大和田です。これまで部屋探しの失敗例を参考に、内見時に確認してほしいチェックリストや実際の現場でのその修正方法に関して、説明してきました。結構、アクセスがあったので喜んでます。で、この記事ではこれまでのおさらいも一部ありますが、初めての部屋探し、初めて内見する方向けに、失敗例でよく見た順に内見で確認してほしいポイントをまとめました。
正直、夏の暑い日や真冬の午前中等寒くて、内見は面倒だと思うかもしれません。そんな方に失敗談と口コミを基に内見の意義やメリット・デメリットをこちらにまとめました。内見の意義をちゃんと理解して頂いた上で、後で揉めないように手っ取り早く、不動産会社の担当などにこれらお部屋や建物、周辺のみるところをあらかじめメールを送り、リストアップして、スマートに内見に向かいましょう。
1.間取り図と実際の違い
不動産広告として掲載されている間取り図は実物とは異なっている場合があります。たとえば、このような違いを確認して下さい。
- 間取り図の記載の広さ
- 実際の居室の広さ
- 窓の有無やその大きさ、段差
- 扉の大きさ、高さ
特に、間取りには書いてあるものの、お部屋の広さやサイズが書かれていない間取り図は要注意です。たとえば、3畳というように異様に狭い数値を書いてしまうと見込み客が来なくなるため、わざと面積を書いていないケースがあります。
また、窓の有無も間取り図からは確認できないこともあります。扉の大きさなども書かれていないことがほとんどなので、換気時の風の通り道としてだけでなく、引っ越し時に荷物が通るかなどきちんと測っておきましょう。
2.特に、女性は収納スペース
内見時に見るべきところとして、欠かせないのが収納スペースです。
- 収納スペースの数
- 収納スペースの横幅、高さ、奥行き
荷物が多く、たんすやパイプハンガーなどの家具を置かないのであれば、収納スペースは必須です。自分が持っている洋服、コートや雑貨を収納できるか、きちんと確認しておきましょう。収納スペースは、1つよりも2つと、あればあるほど、室内をシンプルに保つことができるため。
室内に収納が全部でいくつあるのかを数えておくのもいいと思います。
部屋探しの失敗例でも引っ越した後に思ったより収納が小さく、荷物が入り切らず、実家に保管したというケースがありました。それはそれでもいいんですが、出来れば、収納に収まるようにした方が便利だと思います。
また、洋服以外にトイレットペーパーなどストックの為、場所をとる日用品は多いものです。これらがきちんと収納できるのか、収納スペースの横幅や高さ、奥行きは最低限測っておきましょう。
3.日当たり
間取り図では分からないため、日当たりは意外と見落としやすいところです。内見時には簡易照明が置かれてあるところもあり、実際に引っ越してみたら、室内が暗かったというケースもあります。ちなみに、日当たりはSUUMOが行ったアンケートでも、部屋探しの時は気にしなかっけど住んでみて、大切だと思った物の2位に入るくらい、忘れられてます・・・。
- 昼と夜、晴れた日と雨の日など違ったタイミングで内見する
- 陰にならない様、近隣の建物の有無を確認する
- 近くに高層ビルやマンションなどの建設予定がないか聞く
- 西日は強くないかを確認する(聞いてみる)
日当たりを気にするなら、東から南向きのお部屋が人気です。東側に窓があれば、朝日を浴び、スッキリ起きることができますし、南向きのベランダは洗濯物がよく乾き、家に居ることが多い週末でも室内が明るく、気分が滅入りません。
ただし、同じ日当たりでも西側からの日差しがよく入る場合、つまり夕方の日差しは要注意です。 たとえ、窓がなくても西日が壁に照らしつけることで夜になっても室内が高温になってしまいます。夏場であれば、西日によって室温が上がるため、エアコンなどの電気代がかかってしまいます。水道光熱費の節約を考えるのであれば、西日が入るお部屋は避けましょう。
この辺りは、日当たりに関する考察のところでまとめています。ご確認ください。日当たりがいい部屋って、電気代が安く、自身も健康に過ごせるので、結果的に費用が安く、コストパフォーマンスも良いんで冷え性の女性だけでなく、多くの一人暮らしを始める方におすすめしています。
※無理をしない範囲で内見時に隣人のベランダ状況もしっかり確認しておくと、どんな人が住んで居るのかイメージでき、部屋選びの参考になると思います。以前、契約後にお部屋に行って見たら、ゴミの山と言う方がいました。虫、ニオイ以外に何かトラブルが発生しそうな予感です。
4.共用スペース
急いでいてても、共用スペースも絶対に見ておくべきところの一つです。
- エントランス
- ポスト
- 廊下
- エレベーター
- 駐輪場
- ゴミ捨て場
まず、エントランスはマンションの顔ともいえる場所です。人が気づかれずに、入り込めるような暗がりになっていないか、防犯カメラはついているかを確認しましょう。
次に、ポストは外部から手が入って中身を取り出されない構造か、カギはかけられるか、かけられるとしたら暗証番号か物理的に鍵を持ち歩かなくてはならないのかなども検討材料です。
また、廊下やゴミ捨て場、エレベーターなどにゴミが散乱していないか、落書きがされていないかも重要です。落書きやゴミがそのままの場合、管理がされていない可能性があるため、住んでいて不安を感じるかもしれません。
もし、自転車を使う場合は駐輪場の確認も忘れずにしましょう。マンションによっては、駐輪場がない物件や、駐輪場があっても屋根がなく雨ざらしになるところもあります。 玄関近くまで乗り入れることができる物件もあるので、使いやすいところを選びましょう。
5.賢い部屋探しのための効果的な内見まとめ
今回ははじめての部屋探し、そして、初めて内見する方向けに、現地で見てほしいポイントを失敗例でよく見た順にまとめました。
- 内見では間取り図と実際との違いを必ず確認する。チラシに掲載されている間取り図は100%現実と一致しているとは限らないので要注意。
- 収納スペースの有無や大きさを測っておく。内見にはメジャーを持参しておくと、引っ越し後のイメージがしやすい。
- 日当たりは時間や天気などタイミングをずらして確認を。直近で近隣に建物の建設予定がないか確認しておくとよい。
- エントランスや廊下などの共用スペースが汚れている物件は、管理が行き届いていない可能性が高く、住人の民度も低いことがあり、出来れば避けた方がいい。
私たちは日当たりだけじゃなく、4,000件を超える失敗事例を基にした失敗診断を行い、陥りがちな失敗を判断し、事前にどんなことに気をつけたら良いか、どんな部屋なら安心して住めるか、お部屋をただ紹介するだけでなく、部屋選びのポイントまで詳しくアドバイスしています。
先ずは、無料のオンラインであなたがハマる失敗を診断してみて下さい。ちなみに、なぜ日当たりが東京上京時の一人暮らしになぜ必要なのかはこちらにまとめています。その他、コロナ禍だけじゃなく、換気や風通しを確認する理由もまとめています。
* 現在、診断を受けて頂いた方優先で毎月5名様まで対応させて頂いています。今後もサポートの質を高め、お部屋を提案していきます。
*頂いたコメントを参考に、今後の活動を改善していきます。
海外留学を経て、2011年より、不動産投資会社にて物件仕入れからファイナンス、物件販売、物件管理を一通り経験し、2017年より、相樂や馬場と共に働く。
2019年は青森県の収益物件から港区の戸建て、豊島区の区分マンション等全国各地の不動産を扱う。2020年は巣鴨や恵比寿、広尾、西麻布などにある賃貸マンションの紹介と引っ越しをサポートし、現在に至る。
保有資格:宅地建物取引士、任意売却取扱主任者
大和田 豊
株式会社リビングイン 常務取締役
電話でのご連絡は毎日8時~23時
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