目次
不動産取引の不安をゼロを目指す株式会社リビングイン、宅地建物取引士の大和田です。
コロナ禍の影響でリモートワークが急激に増え、自宅にいる事が多くなりました。その為、これまでの帰って寝れればいい部屋探しからもっと基本的な部分、例えば、日当たりや風通し、騒音トラブルについてこれまで説明してきました。
今回は、最近、ブームになりつつあるアドレスホッパーや旅するように暮らす、インスタントに短気な引っ越しを繰り返す事が長期的に見ても良い事なのか?それとも…をしっかり考えてみたいと思います。
ちなみに、気軽でインスタントな引っ越しを前提に考えるとオンライン部屋探しを使ったり、隣人騒音トラブルを無視して部屋を決めがちなのでこちらも参考にして下さい。
>>しくじれない東京への引っ越しにオンライン部屋探しを使うのはアリ?
>>30万円掛けて、損したくない?マンションの構造を意識して、騒音トラブルを避けては?
就職や進学を機に、地方から上京して一人暮らしを始める時、まずしなければならないのは部屋探しですよね。でも…どんな部屋が良いのか、イマイチ分からない…、とりあえず学校や会社に近い安い部屋で契約して、不満が出てきたら引っ越せば良いか…。どうせ更新費用とかかかっちゃうから、そのタイミングでいつでも家は変えられるし…そう思っていませんか?
部屋探しはお金も時間も掛かり、正直大変です。そして、こだわれば、こだわるほど、本当に大変です。
星の数ほどある物件から色々と条件をつけて、絞り込んで、内覧に行って、気になる点を不動産会社に確認して、契約して…その大変な部屋探しに嫌気がさして、「とりあえずここでいいや」と決めて、また引っ越せば良い、というのはハッキリ言って後々損を見ます!!
なぜなら、失敗例を分析していく中で住居をインスタントに転々とするだけでは、経済的にも人間関係的にも大きな損失が出てしまい、時間もお金も気力も体力もやっぱり無駄にしてしまうからです!
今回は、何度も引っ越しすることによって経済的にどのくらい損失が出るのか?そして、金銭面以外の引っ越しのメリットやデメリットなどについて解説していきます。あなたが部屋探しで着実に成功するために、今回の内容、参考にしてくださいね。
1.平均の引っ越し回数は3、4回
人は一生のうちに、どのくらい引っ越しするのでしょうか?上記のような国立社会保障・人口問題研究所の資料をも基に国土交通省の統計では、一生の平均引っ越し回数は3,4回と言われています。
全年齢での平均移動回数は、男性3.21回、女性3.03回、男女合わせた全体としては、3.12回と報告査定る。生涯の平均移動回数は年齢が高くなるほど、多くなる傾向がある。
ただ、青年期が高度経済成長期と重なった50歳代が最も移動回数が多く、それより上の世代では移動回数がやや少なくなっている。
大学進学、あるいは就職などのタイミングで1回、結婚などのタイミングで1回、あとは戸建てを買うとか、子どもが生まれて広い家に、とか、そんな理由で1~2回…ぐらいかな。もちろん1回も引っ越ししない人もいますし、転勤族で何度も引っ越しする人もいますので、あくまでも「平均」ですが、まぁ…頷ける数字なんじゃないでしょうか?
2.主な引っ越しの理由
引っ越しの理由について、もう少し深堀りしてみましょう。代表的な引っ越しの理由を挙げていきます。
2-1.進学・就職・転職・転勤など
実家から離れた高校や大学へ進学することになったり、今住んでいるところから遠い会社に就職や転職が決まったりしたら、引っ越します。中には、新幹線で通学、通勤しているという人もいますが、大半の人は引っ越して通いやすいところで暮らすようになります。
2-2.結婚・同棲・同居・離婚など
一緒に暮らす人が変わることも引っ越しの理由になります。結婚や同棲はもちろん、離婚によって引っ越す人もいます。
2-3.一人暮らしするため
「実家から出る」という目的のために引っ越す人もいます。大学や会社へ通うのに実家からでも問題なくても、自立したい、一人で暮らしたい、という理由で引っ越すケースです。
2-4.より良い住環境を求めて
住んでいる家に何らかの不満や不都合を感じて新しい住まいを探すケースと、特に不満は無かったけれど、より良い条件の住居を見つけたというケースがあります。収入が上がって住まいをグレードアップさせるという人も多いです。
2-5.家賃が払えなくなって…
「2-4」とは逆に、グレードを落とさざるを得ない引っ越しになります。何らかの理由で家賃を払うことが困難になり、より安い家賃の部屋を探したり、実家へ帰ったり、誰かのもとへ転がりこんだり…というパターンです。
2-6.トラブルに巻き込まれて
ご近所トラブルや、ストーカー被害、恋人や配偶者のDVから逃れるため、など、なんらかのトラブルを回避するために引っ越すケースもあります。
2-7.気分を変える
なんとなく気分を変えたくて引っ越しする人もいます。もともと住んでいた部屋に不満があるわけでもなく、転勤や転職があったわけでもなく、何か環境が変わったわけでもなく、「飽きてきた」といったような理由での引っ越しです。
心理学的には、飽きっぽい人や、新しいもの好きな人によく見られます。
3.引っ越しのメリット・デメリット
ここまで、様々な引っ越しの理由を紹介しましたが、引っ越すことのメリットとデメリットを整理してみました。
3-1.引っ越しのメリット
3-1-1.気分が変わる
新しい住まいで暮らすことにより気分がガラッと変わります。引っ越したばかりのうちは、朝目が覚めると不思議な気持ちになるという話をよく聞きますが、住み慣れた家から離れて新たな環境で寝起きするのは、それだけ大きな心的影響やストレスを与えるということになります。
3-1-2.条件次第で生活や通勤通学の利便性が上がる
大学や会社の近くへ引っ越せば、当然、通学や通勤の時間が短くなります。朝の時間に余裕が出て、帰宅後の時間もたっぷり使えることから、充実感を得やすくなりますし、満員電車に長時間揺られるというストレスからも解放されます。
また、大きな駅や主要都市に引っ越せば、非常に便利な住環境で暮らせるようになり、生活しやすくなるということも期待できます。
3-1-3.家賃を下げれば出費を抑えられる
さきほど「家賃を下げる」という引っ越し理由をご紹介しましたが、家賃が払えなくなりやむを得ず引っ越すだけでなく、お金に余裕が無いわけではないけれど家賃が安い物件に引っ越すことにより、出費を抑えるというメリットを享受することもできます。
これにより、貯金できるお金が増えて資産を増やすことができたり、結婚資金や子育て資金、あるいは自分の夢のための資金を増やしていくことができるようになります。この辺り、あとでシミュレーションしてみます。
3-2.引っ越しのデメリット
3-2-1.お金がかかる
引っ越しの最大のデメリットはお金がかかることです。初期費用として必要になる金額は、借りようとしている部屋の家賃の4~6ヵ月分ほどに相当することもあります。何にそんなにお金がかかるのか!?一覧でザッと見てみましょう。
- 2ヵ月分の家賃(入居月と翌月分まで先払いするのが一般的)
- 仲介手数料(家賃の半月~1ヵ月分が相場)
- 保証会社利用料(家賃の半月ぐらいが相場)
- 火災保険料(1~2万円程度)
- 敷金、礼金(東京なら、家賃の1~2ヵ月分が相場)
*一部、最近価格破壊が起きてるところもありますが、大体こんな感じだと思ってください。
この他に、クリーニング代の前払いや鍵交換代がかかることもあります。立地など相場にかなり幅があり、敷金・礼金は0円としている物件もありますので、必ずしも4~6ヵ月分の家賃に相当するわけではありませんが、一般的にこのくらいかかると思っておくのが良さそうです。例えば、7万円の家賃の部屋の場合、30~40万円ぐらい引っ越し完了までに掛かる計算です。これに加えて、引っ越し業者を手配し、支払う引っ越し代や家具家電を新調したり、なんだかんだお金がかかるのが引っ越しなのです。
一点、鍵交換に関して、個人的には入居時に鍵を交換した方が良いと思っています。なぜなら、ディンプルキーの場合には別ですが、大抵合い鍵を作ることが出来てしまうため、前の入居者がどのような人であってもあなたが今の部屋に入居した時に気持ちが悪いからです。
特に、普通の鍵であった場合にはなおさら簡単に出来てしまうので交換した方が良いと思います。特殊な鍵であり、安全性の高いディンプルキーに関してはこちらにまとめておきました。
3-2-2.時間がかかる
引っ越しするということは、新しい物件を探すということになります。誰かの紹介などで、新居探しせずに引っ越し先が決まっている場合は別ですが、「引っ越ししよう」が先にきている場合は部屋探しをしなければなりません。この部屋探しには結構時間がかかるのです。不動産屋へ行ったり、内覧したり、気になる点を確認してもらったり…、やるべきことが沢山です。
また、引っ越しそのものにも時間がかかります。家の片付けや荷造り、掃除、必要に応じてクリーニング、家の明け渡しなど、もともと住んでいた家を引き払うのにも時間がかかりますし、引っ越し作業には丸1日かかります。
最後に、引っ越した後も荷ほどき、家具家電の設置、電気やガスや水道などの契約、その他の諸手続きなど、やるべきことがいっぱいあります。
3-2-3.体力が要る
新居探し、もともと住んでいた部屋の引き払い、引っ越しの手配、引っ越しそのもの、引っ越し後の新居での荷ほどきや生活の準備、諸手続き、新しい土地の開拓など、引っ越しするには沢山のことをやらなければなりません。
お金も時間もかかりますが、体力も必要なのです。
また、働いている方であれば仕事の合間を縫ってこれらのことをやらなければならないため、いつもならゆっくりと休息を取れていた土日が引っ越し関係の用事で埋まってしまいます。休んだ気がしないまま、また月曜日から会社へ行って…という生活がしばらく続く事を覚悟した方が良いでしょう。
3-2-4.気持ち的に落ち着かない
新しい家、新しい土地での生活は、慣れるまではなかなか気持ちの面で落ち着きません。どこかソワソワしてしまったり、心からほっとできなかったり、ふと、前住んでいたところへ帰りたくなってしまったり、そんな気持ちの変化と向き合わなければなりません。東京への上京時など知人がいない土地への遠方引っ越しならば、なおさらです。
3-2-5.電気ガス水道、住所変更の手続きが面倒
引っ越しをするということは、当然住所が変わるということです。これに伴い、住民票の変更や会社への住所変更届、定期券の変更、クレジットカードなどの変更、など色々なもので住所変更手続きをしなければならなくなります。何が必要で何は不要なのか、急いで変更手続きをしなければならないのは何か、など、自分で調べて手続きをおこなうのは正直かなり面倒です。電気ガス水道などの生活インフラに関しても自分名義で契約することになるので、手続きが必要です。
4.更新料は引っ越しにかかる費用よりも遥かに安い
引っ越しのデメリットで「お金がかかる」というものを挙げましたが、賃貸物件の場合は「更新」というものがありますよね。更新の時期が近づいてくると、更新のお知らせが届きます。その案内には「更新するなら更新料を払ってね」ということが書かれていますが、更新料の相場は更新後の家賃の約1ヵ月分と言われています。ここに更新手数料やら火災保険料(家賃保証も)やらがプラスされて、結構な額になっていて驚いた…という声をよく聞きます。
「うお~~~!!更新料高ぇ!!勿体ない!引っ越してやる!」
と思ってしまいそうですが…チョット待って!!先ほど解説した通り、引っ越しするにはかなりのお金がかかります。ざっくり4~6ヵ月分の家賃に相当する、と解説しましたが、正確には2ヵ月分の家賃が含まれているので2~4ヵ月分の家賃に相当する「プラス」のお金が必要になるということ!
更新料は更新後の家賃1ヵ月分に手数料や火災保険(1~2万)が上乗せされた金額で、家賃1~2ヵ月分ほどになるため、引っ越しするよりも安いんです。ただ、場合によっては更新するよりも引っ越した方がお得になることもあります。相場はあくまでも相場なので、自分の場合はいくらになるのか計算してみてください。
また、更新のタイミングは引っ越しについて考える良い機会であることは間違いないです。「更新料がもったいないから引っ越す」というのは、個人的にはあまり良くない動機だと思いますが、「更新の時期がきたので、今一度住まいを見直してみる」というのは良いと思います。ただ、更新料の方が引越料よりも圧倒的に安くなることが多いので、更新のたびに転々と引っ越すよりも、少なくとも3~4年、1回や2回更新を挟むぐらいの期間は同じ住居に留まるのが賢いです。今回は、数字で賢さの見える化をしてみました。よく理解できるように3パターン作り、検証していきます。
Aさん、更新せず、2年おきに引っ越し
Bさん、一回更新し、4年おきに引っ越し
Cさん、二回更新し、6年おきに引っ越し
3人の共有の事項として、毎月2万円の投資信託を積み立て投資し、年3%で運用した場合で、12年間経ったときの総資産を考えてみました。
このグラフで分かるように、短期間で引っ越しを繰り返している人は長期間で約100万円前後の違いが出来てきます。100万円あったら、なにしますか?海外、ヨーロッパ旅行?ロレックスなど高級腕時計?など夢は広がります。
一方で、一回更新と二回更新後に引っ越す場合は、それほど大きな違いはありません。これは、引っ越しのマイナスのインパクトが更新によって、薄れているのかもしれません。
5.無理に同じ住まいに留まる必要はない
引っ越しするのにはお金も時間も体力も必要で、メリットよりもデメリットの方が目立ちますが、だからといって無理に同じ住まいに留まるという必要はありません。
5-1.トラブルが原因で引っ越す場合は、失敗から学んで次の物件探しに生かす
騒音や悪臭などのご近所トラブル、あるいは治安などの住環境トラブル、日当たりやカビなど住居そのもののトラブルで引っ越す場合は、その失敗から得られるものが大きいです。同じ失敗は繰り返さないように気を付けて新しい住居を探しましょう。
数々のトラブルを「我慢」して同じ部屋に住み続けることは精神衛生上おすすめしません。ストレスとは早く離れた方が良いので日当たりが良い部屋とか、風通しがよく、爽やかな部屋へ引っ越すのが良いでしょう。南向き、3階や4階ぐらい角部屋でしょうか?このぐらいの高さであれば、壁式構造で騒音トラブルも防げられそうです。
5-2.前向きな理由であれば積極的に引っ越してOK
引っ越しには勿論メリットもあります。特に部屋のグレード上げたり、立地条件のより良いところに引っ越したりするなど、「より良い」物件に引っ越すことは生活レベルを上げることに繋がり、人生に良い影響を与えてくれる可能性が高いです。
引っ越しはお金も時間も体力も必要ですが、それでも前向きな理由があれば、積極的に「より良い」住環境に身を置けるように引っ越しを検討しましょう。
- 収入が上がり家賃を引き上げられるようになったため、より良い部屋を探す
- 会社や大学に近い家に引っ越して通いやすくする
- 料理が好きなのでキッチンスペースが充実した家に引っ越す
- 家族が増えるので部屋数の多い家に引っ越す
など、明るくなれるような理由で引っ越しできれば幸せですよね。
6.働く女性から見て、引っ越しを沢山する男性の印象は良い?悪い?
引っ越しのメリットやデメリット、そして更新するのと引っ越しするのと、どちらが経済的なのかなど、解説してきましたが、最後にもうひとつ…男性には気になる情報を…!それは、引っ越しを沢山する男性って女性から見たらどーなの??ということです。
よく引っ越しをする男性は、女性から良い印象を受けるのか、悪い印象を受けるのか、どっちだと思います?
正解は…
どっちの側面もある!それでは良い印象の例、そして悪い印象の例を見てみましょう。
6-1.良い印象の例
良い印象としては、「行動力・決断力がある」というものが挙げられます。ここまで解説してきた通り、引っ越しにはお金も時間も体力も必要です。そして正直かなり面倒です。
無精者は「めんどくせぇ」が先に立って、住んでいる部屋の不満をグチグチ言うわりにちっとも引っ越しする気がない…という状況に陥ります。その姿は女性から見たら、「文句言うぐらいならさっさと引っ越せば?」と思わせてしまうようなものです。
逆に、金、時間、体力が必要な引っ越しを積極的にする男性は「行動力や決断力がある!」、「頼りになるかも!」という印象を与えられます。
最後に、頻繁に引っ越していてもこだわりがある場合には好印象なようです。例えば、部屋のセンスやリノベ物件のみに暮らしている。目黒駅周辺や港区など良い印象があるエリアがいくつかあるようです。
6-2.悪い印象の例
悪い印象としては「飽きっぽい」や「浪費家」や「考え無し」などが挙げられます。また「トラブルメーカーなのかな…」という不安も与えてしまいます。特に理由も無いのに、転々と引っ越しを繰り返す男性は、女性から見ると「飽きっぽいのかな…」や「この人と結婚したらこうやって引っ越しに何度も付き合うことになるのかな…」などと勘繰ってしまいます。
また、男性と比較して、女性の方がお金にシビアな人が多いため、引っ越しにどれだけ費用がかかるかということに思いを馳せて「無駄遣い…」と思われてしまうことも。そして、引っ越ししてはその部屋に何かしらの不満や不都合を感じて、またすぐに引っ越す、ということを繰り返すと「なんでこの人最初からよく確認しないで引っ越すんだろう…」と思われます・・・、考え無しに生きている、という印象を与えてしまいます。
さらに、引っ越しを繰り返す=何かトラブルを起こしてその部屋にいられなくなった、と思う女性もいます。「この人、トラブルメーカーなんじゃ…」と不安に思う女性も多いです。良い印象とは逆に、こだわりがない、センスが悪いと不審がられるようです。例えば、部屋のセンス・インテリアがダサいなど。そして、足立区や江戸川区等という意見がありました。
6-3.結論:理由次第
引っ越しを沢山する男性の印象は、その引っ越し理由によって変わります。前向きな引っ越しであったり、きちんとした理由のある引っ越しであれば、それはプラスの印象に働きます。逆に、しっかりしない理由やネガティブな理由、よくわからない理由で引っ越しを繰り返すと、マイナスな印象を与えてしまいます。一貫性やこだわりが大切なそうです。ああいう人、こういう人と何かと括りたがるようです。
7.きちんと考えずに住居を決め、短期で引っ越しを繰り返すのは、デメリットの方が遥かに大きい
ここまで引っ越しについて色々な視点で紐解いてきました。前向きな理由で引っ越しをすることはとても良いことです。住環境を変えることにより、気分も変わりますし、良い環境で暮らせればストレスが軽減したり健康的になったりして、結果的に仕事での成果を上げることにも繋がります。
ただ、東京まで来て、使い捨てにはなりたくないですよね?
きちんと考えずにこだわりが見えない、インスタントに引っ越しを短期間で繰り返してしまうと、経済的な損失も大きく、時間も体力も削られて、多くの「無駄」を生み出してしまいます。旅するように…シリーズは今後本当に根付くのか?一部のそういう暮らしができる人にはいいと思いますが、大多数の人には無理なのではと私は思っています。なぜなら、大ヒットしたサピエンス全史を読んでみても「人間は安心のために狩猟民族から農耕民族になり、土着型の生活を始めた」ので。
その為、何十万円と言うお金と時間をかけて、部屋探しをするのであれば、最初から快適に暮らせる「自分が納得のいく」住居を選ぶことにより、少なくとも1回は更新して長く住み続けながら、余裕をもってステップアップのために次の住まいを探す、というのが最適な住まいとの付き合い方と言えます。
後悔しないように、しっかりとお部屋探ししましょう!騒音トラブルを事前に予知してお部屋を探すことで、あなたが安心して、長く住める部屋を見つけ、ストレスとは無縁の生活をエンジョイしましょう!
私たちは騒音や日当たり、風通しというお部屋の基本的な事だけじゃなく、4,000件を超える失敗例を基にした失敗診断を行いました。あなたが陥りがちな失敗を判断し、事前にどんなことに気をつけたら良いか、どんな部屋なら安心して住めるか、お部屋をただ紹介するだけでなく、部屋選びのポイントを統計的に有意な条件などと共に詳しくアドバイスしています。先ずは、無料のオンラインであなたがハマる失敗診断ためしてみて下さい。
最後に、気軽でインスタントな引っ越しを前提に考えるとオンライン部屋探しを使ったり、隣人騒音トラブルを無視して部屋を決めがちなのでこちらも参考にして下さい。
>>しくじれない東京への引っ越しにオンライン部屋探しを使うのはアリ?
>>30万円掛けて、損したくない?マンションの構造を意識して、騒音トラブルを避けては?
今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
※なお、これまで聞かれることが多かった質問に関して、サイト移動を機に、もっと参考になるよう一部内容を修正・追記し、投稿しています。
この記事へのコメントはありません。