1.オープンスペースとは?
マンションや大規模なビルなどの敷地内につくられた建物のない『空地(くうち)』のことをいいます。マンションのオープンスペースは、公園や遊歩道、住民のための憩いの場として活用されることが多いです。空き地が少ない都市部に住む場合、オープンスペースの有無は憩いの場として、とても重要になってきます。オープンスペースがあることで、
・近隣建物と距離がとれるため、ゆとりが生まれ、生活の快適性が高まる
・公園などに植えられた樹木や植栽は、『ヒートアイランド現象』の緩和に貢献するだけでなく、夏場のお部屋の快適性を高める
・お子さんやペットがいる場合、走り回ったり、自然と触れ合ったりなど、のびのびと生活することができる
このようにオープスペースの広さや充実は、住まいの快適性を高めることから、マンションの資産価値やブランドを高めるものとして注目を集めています。特に歩行用道路や樹木、植栽、庭園、水路などを整備することが流行りになっています。また、オープンスペースが広いことで、隣地の建築物との距離が保たれて、ゆとりや解放感が生まれまるメリットもあります。
2.ヒートアイランド現象について
「都市部の高温化現象」のことで、コンクリートが露出しているとどうしても日中は熱吸収が多く、熱の拡散が促進するため、建築物の屋上に設けた緑地などは大きな効果を発揮します。
できるだけコンクリートやアスファルトを無くして快適な環境を提供するためにあえて水を流したり芝生を敷いてみたりと色々な工夫がなされます。
もし、あなたがマンションの購入を検討する場合は、資産価値をより高める、もしくは落とさないポイントとして、オープスペースをチェックするのも大切になります。なお、オープンスペースのうち、外部の一般の人々が自由に出入りできるものは『公開空地』と呼ばれます。
六本木や麻布界隈には、オープンスペースが充実したマンションや、公開空地のあるマンションが多いです。引っ越し先の物件を探す際、判断材料の一つとして加えてみてください。
担当 馬場
▶関連用語:空地、公開空地、ヒートアイランド現象
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