1.そもそも間口とは?
間口とは、賃貸住宅の場合、一般的にお部屋の1番大きな開口部であるバルコニー側の横の長さのことをいいます。間口が広いと、採光や風通しがよく、換気もしやすいため、個人的にはお部屋を選ぶときにチェックしておきたいポイントだと思います。
一般的に、間口が広いお部屋を“フロンテージワイド型”、間口が狭いお部屋を“フロンテージセーブ型”といいます。マンションのお部屋は、玄関ドアを開けると、廊下の左右に水回りの生活スペース、つきあたりにリビングといった、奥行きのあるフロンテージセーブ型が多いです。
日本の気候を考えると、世界的に見ても湿気が多いことで有名な国ですので、外気に触れることが多いフロンテージワイド型の方が快適に過ごせると思います。
次に、メリットとデメリットをまとめてみましたので、ご自身はどちらのタイプに属しているかをチェックされてみてください。デメリットにある項目でも、貴方が我慢できるというポイントがあれば、問題ないかと思われます。
2.ワイド型?セーブ型?選ぶ基準は?
2-1.フロンテージセーブ型
2-1-1.メリット
・外から覗かれにくいので、プライバシーが確保される
2-1-2.デメリット
・照明をつけていないと薄暗い部屋がある
・ワイド型に比べると採光・風通しがよくない
2-2.フロンテージワイド型
2-2-1.メリット
・日差しや風通しがいい
・換気しやすく室内の空気がきれい
2-2-2.デメリット
・近くの建物から覗かれやすい
・奥行きがない小さいお部屋の場合、真夏日はカーテンを閉めないと暑すぎる
3.間口で判断する部屋探しまとめ
どちらにもメリット・デメリットはありますが、女性の1人暮らしでプライバシーが気になる場合は、プライバシーを確保できるフロンテージセーブ型のお部屋を選ぶのがよいかもしれません。 採光や風通しも程よくありますので、気持ちよく生活できると思います。
また、高層階で広いお部屋の場合は、ワイド型の他の建物から覗かれるというデメリットは気にならないと思います。 あなたの理想のライフスタイルに合わせてお部屋をご紹介しますので、お気軽にお声がけください。
担当:相楽
▶︎関連用語:フロンテージセーブ型、フロンテージワイド型
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