前家賃とは、入居を始める前に、前払いしておく家賃のことを言います。
通常は契約日または入居日以降の家賃1ヶ月分の金額で、敷金や仲介手数料などとともに、初期費用1つとして一括で支払う必要があります。
お部屋や契約会社によって異なりますが、入居申し込みをしてから10日以内に、前家賃を支払うことが多いです。
注意したいのは、入居日が月初めの場合は前家賃1ヶ月分なのに対し、月途中の場合は日割り家賃と前家賃を先払いする必要があります。
たとえば、3月15日に入居する場合は、3月末までの16日分の日割り家賃と、翌月にあたる4月分の家賃を支払います。 後にかかるはずの費用を先に支払うだけですので、トータルコストは同じです。 損をすることはありません。
しかし、前家賃の他に、敷金、礼金、管理費、仲介手数料、火災保険料、鍵交換費など、費用がかさむのが初期費用です。
一般的に、家賃の5ヶ月分ほどの金額になるといわれています。
さらに、生活をするための家具や家電、日用品、雑貨などの購入、前の家から荷物を運ぶための引越し費用など、お部屋を借りる以外にも、たくさんのお金がかかりますよね。
もしも、「最初に支払うお金の負担を、少しでも減らしたい…」という場合は、月初めの1〜10日のうちに入居することをおすすめします。
ただ、大家さんや不動産仲介会社によっては、5日入居でも月末までの日割り家賃と翌月の家賃を請求するなどルールが違いますので、事前に確認しておくとよいでしょう。
覚えておいていただきたいのは、入居日によって初期費用が変わるということです。
もし、わからないことがございましたら、お気軽にご相談ください。
担当:相楽
▶︎関連用語:火災保険料、鍵交換費、管理費、敷金、初期費用、仲介手数料、礼金
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