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電車通勤を避け、勤務先への徒歩でのアクセスを重視したら、家の周りにコンビニすらない所って
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2019年10月16日昇進と共にはじめての本社勤務、これまで一人暮らしの経験はあったものの不動産屋が周辺施設を何も知らず・・・
このページの主な内容
東京芸術大学を卒業し、東京大学大学院を卒業後、建築家として、自由に色々な作品を作ってきた宮脇檀さんが40年近く前に書いたエッセイ集、日曜日の住居学(住まいのことを考えてみよう)で今でも刺激を受けるところがあり、まとめました。
特に、コロナ禍の今だからこそ、もっと考えたい密集して都市に住むについても書かれていました。都市を選ぶことで集合住宅に住む結果、日当たりがどうしても悪くなる、部屋そのものも狭くなる。部屋が狭くなり、ほしい物も置けなくなる。
それでも、通勤を含め、都心へのアクセスは良好で、周りにはスーパーやコンビニ、そしておしゃれなレストランや病院、公園がある。ちょっとした息抜きにはちょうどいいものが全て揃ってる。イベントは毎日どこかしらで行われており、お店の出退店が日々行われ、人生の幅を広げてくれる。
インターネットがこれだけ普及し、自宅でも世界中、宇宙の今さえも除くことが出来る。でも、やっぱり、都市で味わう体験とはどこか違う。都市に来て、自分をさらに磨き、成長することを一度してみることがとても大切だと思います。
・・・前置きが今日も長くなってしまいました。すみません、引越しの失敗例スタートです。
第2132回目の今回は、サービス業に勤めている20代の男性会社員の方にお話を聞きました。2012年3月の転勤を機に、中部地方から関東地方へ、1Kでの一人暮らしに向け、4回目の引っ越しを行った時のエピソードを詳しく教えてくれました。
引っ越し経験者から部屋探しの失敗やトラブル、良かった点を聞き、自分の今後に生かす。効率よく、満足度の高い部屋探しをして下さい。
【今回のポイント】
中部地方から関東地方へ、転勤を理由に引っ越しされた方で引っ越しの経験は何度もあるものの引っ越し先の情報に関して、詳しく教えてもらっていなかったため、ずっと強い不安を感じていたようです。
実際、どのような 部屋探しだったのでしょうか?事前のトラブル対策や事後対応は可能なんでしょうか?
1.引っ越しの理由と生活
1-1.引っ越しの理由を教えて下さい。
愛知県名古屋市から千葉県の本社への異動による引っ越しでした。同時期に本社自体の移転もあったので引越し先の情報がまったく無い状況での引っ越しでした。
1-2.引っ越し後はどんな生活をイメージしていましたか?
本社勤務になったことと首都圏に初めて住むことになったので、ドラマに出てくるような都会的なビジネスマンのような生活を送りたかったです。
2.引っ越しまでの期間とその理由
二週間程度掛かりました。異動の内示は1ヶ月前にあったが業務の繁忙期中だったので、部屋探しをする時間がなかったためです。また、地域的にも遠かったので、なんども往復の時間を取る余裕がありませんでした。
3.引っ越しの不安
3-1.どんな不安がありましたか?
引越し業者は予め会社から決められた業者から相見積もりをとって、一番条件が良いものを選択する形でしたので、不安はありませんでした。
ただ、部屋選びに関しては引越し先(異動先)の情報を会社内でも共有できておらず、よく分からないまま部屋を選ぶことになったことが不安でした。
3-2.不安になった理由を教えて下さい。
社内共有が全くできていなかったため、ギリギリまで自分のところに降りてきませんでした。
4.部屋探しの失敗
4-1.失敗を教えて下さい。
本社での勤務が激務であることは知っていましたので通勤時間の短縮のため、会社からの距離と家賃を条件に部屋選びをしました。しかし、買い物等にはとても不便でした。特にコンビニエンスストアが家の周りになかったので当時の生活状況から考えると大きな失敗でした。
4-2.失敗の理由を教えて下さい。
まず、千葉県の地理的状況を把握していなかったこと。次に、当時まで電車通勤をしたことがなく、いわゆる都会のラッシュを恐れて、徒歩圏内の部屋を探すことを優先したこと。最後に、当時は不動産業者の情報でコンビニエンスストア他周辺施設の情報がなかった(自分もそこまで思い当たらなかった)こと。
遠方でインターネットで探して、問い合わせたため、その不動産屋が現地にはあまり詳しくなかったため。また、自分もないとは思っていませんでした。
4-3.失敗再発への対応は?
まず、引越し先の地理的情報(鉄道沿線情報等)をしっかりと把握することは大切だと思います。特にこれまで通勤・通学で鉄道を使っていない人の場合は、鉄道の情報を自分でしっかり把握してから住む地域(引越し先)を決めることが必要だと思います。住む地域を決めてから家賃等の条件を考えるほうがいいと思います。
4-4.その他何かあれば、教えて下さい。
特にありません。
5.引っ越し後のトラブル
現地でゴミの出し方、分別方法の案内がまったくなく、ご近所の方に何度も注意されたこと。自治体や不動産業者、マンション管理会社からも特に案内がなく、困りました。
6.引っ越しして、良かった事
6-1.部屋探しの良かった点
うちの会社では仕事に関しては異動をするたびに昇進する慣例でしたので、引っ越しをすることは評価の証でした。また、新しい地域での人間関係を構築していくことは毎回楽しいものでした。
6-2.そう思った理由は?
先輩の動きを参考に判断しました。
6-3.他に頭の片隅に入れておいた方がいい事はありますか?
これまでも一人暮らしだったので、特に新しい事はありません。
7.部屋探しのアドバイス
引越し業者も不動産業者もビジネスです。できるだけ利益を最大化しようとしますし、甘い言葉もあることは知っておくべきです。ただ、引越し業者や不動産業者は引越し後、部屋選びのあとは関係ありません。しかし、管理会社やオーナーさんはそこに住んでいる限り付き合うことになるので、自分にあわないと思ったら、その部屋がどれだけ良くても選ばないほうが良いです。
部屋選びは日中にすることが多いと思いますが、日中と夜間で全く表情が違う場所が首都圏には多いので、特に女性の場合は夜間の雰囲気を事前に知っておいたほうが良いと思います。
8.仕事絡みの部屋探しの失敗
時間的に余裕がない状況での引っ越しが多いので結論を急いで判断をしてしまいました。事前に引越し先の情報をしっかりと把握していなかったことが原因です。
9.不動産会社の選び方
9-1.選んだ理由を可能であれば、教えて下さい。
正直に言うと全ての不動産屋が信じられなかったのが実情です。ですので、不動産屋を選んだというより、部屋が良ければ契約するという感じでした。
9-2.不動産会社に期待する事は?
実際の部屋の状況をインターネットで見ることができること。遠方から(その地域を知らない)の顧客を「カモ」と思わずに、しっかりを情報を提供すること。特に年齢が若く、地方から上京するような場合には詐欺まがいの売り込みをしていることを自覚してほしいと思います。
>>大手ポータルサイトの情報や失敗談、口コミを基にみんながどこを見て、お部屋を決めているかまとめました。参考程度ですが見てみて下さい。
10.部屋探しの失敗を聞いての考察について
転勤を機に4回目のお引っ越しをされたとのことで不安も多かったかも思います。今回は、時間に余裕がなく、結論を急いでお部屋を判断してしまったことを後悔されていました。今回のポイントは二つあると思います。
10-1.知らない土地へのお引越しは信頼できる営業マン探しを
今回はバタバタでお引越しだったということも相まって良い物件探しが十分になされていないことが原因かと思われます。確かに営業マンの言葉って利益を重視しているというか、自分の都合のいいことだけを言って契約をさせてくるイメージあります。
私も職業柄、営業マンと相対すると、構えてしまいます。しかし、時間があるときにはたくさん不動産会社を選び、自分に合う営業マンを探してみて下さい。しっかり悪い点も教えてくれたり、思いがけない発見があったりと損することはなくなります。
10-2.引っ越し先では地理を頭にインプットしよう
なかなか足を運んだことのないエリアは頭に入りにいのですが、せめて自分が住みたいエリアの土地は事前に情報収集をしておきましょう。また、住みたいエリアが決まったら次は自宅から職場までの通勤経路を確認することが大切です。
Yahoo!の乗り換え案内は、距離順や乗り換え数順、時間順で並べ替えることが出来るので自分に合った通勤経路をイメージしておきましょう。また、東京に住んだ経験が無い人が驚かれるのは駅の広さです。単に乗り換えと言っても駅のホームにたどり着くことさえ困難な場合があるので注意しましょう。 今回の失敗を糧に、次回のお部屋探しでは成功して欲しいと思います。
沢山の部屋探しの失敗例を分析していく中でいつも思うのが、いつの時代も情報弱者は引っ越しだけでなく、仕事でも、私生活でも、損をする可能性が非常に高いと言うことです。その為、時間がない人は別ですが、せっかく何十万円もの大金をかけて、引っ越すなら、将来後悔しないために、正しい情報を身に付け、部屋探しをするようにして下さい。
私たちはこれまでの経験やセンスを先行させ、お客様の満足度を下げたり、上げたり、サービスの質をブラさないように、先ずは経験者のデータを使ってゴミや地雷部屋を除去する方が自分に合った部屋を探し、充実した毎日を過ごすというゴールに圧倒的に早く、近づく事が出来ると思っています。もう何も武器を持たず、竹やりやこん棒ぐらい??で圧倒的な物件数と戦う時代はもう終わったのでは?と個人的には思っています。
もし、それでもなんか、ダメな感じがする場合には、メール✉で連絡をもらえれば、何かアドバイスできると思います。特に、これまでの引っ越しの失敗インタビューを生かし、事件・事故に遭わない部屋探しの手順を基に回答や対応していきたいと思っています。最後に、他にも同じような部屋探しの失敗エピソードがあります。部屋探しで失敗して、損をする前に読んでみませんか?
* 現在、診断を受けて頂いた方優先で毎月5名様まで対応させて頂いています。今後もサポートの質を高め、お部屋を提案していきます。
*頂いたコメントを参考に、今後の活動を改善していきます。
過去に頂いたトラブル相談やコメントは参考の為、こちらのページにまとめています。
国立大学卒業後、外資系証券と日系総合不動産会社を経て、独立。2013年より、個人顧客との折衝を中心に賃貸・売買仲介やその管理を開始。
自身も8回の引っ越しを経験し、部屋探しの難しさを痛感。現在は、『取引の安心を失敗で』をモットーに、日々不動産取引のデータ分析を基にサービスを行っている。サービス開始以来、これまで300室の部屋探しをサポート。
保有資格:不動産鑑定士補、宅地建物取引士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士
相樂 喜一郎
株式会社リビングイン 代表取締役
電話でのご連絡は毎日8時~23時
☎ 03-6809-1804
✉ info@livingin.co.jp
*24時間以内に確認し、返信致します。
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