不動産用語解説 入居時に加入する『火災保険』とは?

火災保険とは?

火災保険とは、火災などが発生した場合に、住宅などの建物や家財などが被害を受けた際に補償される保険です。

借りているお部屋でも、補償を受けることができます。“火災保険”という名前がついているものの、火災だけに限らず、

・雷が落ちて、電化製品などが使えなくなった

・台風で屋根やベランダの庇(ひさし)が飛ばされてしまった

・ゴミや髪の毛が排水管に詰まり床を水浸しにしてしまった、下のお部屋に漏れさせてしまった

なども対象です。

たとえば、スマートフォンをコンセントで充電していて、近くで落雷があると瞬間的に強い電流がきてスマートフォンが壊れることなどがあります。こうしたときも、火災保険に入っておくと安心です(補償内容は確認が必要です)。

最近の火災保険は、保険会社によって、火災・落雷・風災など原因となるケースの範囲ごとに保険を組み立てるものも出ています。

一方で、気をつけないといけないのが、地震による火災です。

一般的に、地震が原因の火事は火災保険の補償対象とならないので、別途地震保険に加入が必要です。最近は、大規模な地震が多く、また、思わぬ地域で発生することも多いので、掛け金は増えますが、「備えあれば憂いなし」掛けておいたほうが安心かと思います。

賃貸マンションの場合は、マンションそのものには貸主側が火災保険を掛けます。入居者は、家財などご自身が所有するものに対して、火災保険を掛けることがパターンとして多いです。

都内の賃貸マンションの場合、お部屋の契約時に火災保険の加入が条件になっているものも多いので、契約前に保険内容などを確認しておいたほうがいいでしょう。

火災保険など契約時にわからないことがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

担当:馬場

あなたの大切な人生と平穏が守られますように、これからも私たちは引っ越しの失敗談をベースに、賃貸の専門家集団として、地域や建物の情報を中心に提供、検証していきます。

今回もサクッと読み切れるように、私たちなりにポイントを整理して記載しました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
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相樂 喜一郎

この記事を書いた人

相樂 喜一郎

事例を基にトラブルの少ない取引を目指し、2011年以降130件以上の不動産取引を経験。現在はこれまでの経験を活かし、地域の金融機関と一緒に相続に伴う実家の再生や売却、住み替えに注力。不動産鑑定士補、宅地建物取引士、相続アドバイザー、住宅診断士。 >>その他詳しい実績はこちら

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